猪熊建夫
第162回
神奈川県横浜市にある私立男子高校だ。通称「塾高」で、慶応義塾大学の1、2年生が通う日吉キャンパスと同じ敷地にある。ほとんどの生徒が慶応大に進学できるため、人気がすこぶる高い。

第161回
山形県の県庁所在地である山形市にある県立高校だ。全国の県庁所在地にある「旧制一中」のひとつに数えられる。この10月29日には創立140周年記念式典を開く。

第160回
福岡市早良区にあるキリスト教系の私立中高一貫校だ。100余年の校歴があり、福岡県を代表する伝統校の一つだ。男女共学で、略称は「西南」(せいなん)だ。

第159回
「あの歌手も、この俳優も青山」といわれるくらいに文化人や芸能界で著名な人物を多数、輩出している。青山学院高等部の、その華やかなイメージを作りだしている卒業生たちを紹介しよう。

第158回
東京・渋谷区の青山といえばおしゃれで、トレンディーな街として知られる。その青山通りに面して、高等部は青山学院大と同じキャンパスの中にある。受験勉強にとらわれない自由な高校生活を満喫できるため、趣味も豊かな生徒が多い。「柔和で素直」なのが、青山学院高等部(以下、青学高等部)の校風だ。

第157回
「しゃくじい」高校という。東京・練馬区にある。東京府立第十四中学校を前身とする都立の伝統校だ。「文武二道」を掲げ、「スポーツの石神井」と呼ばれている。

第156回
「文武両道」を体現している高校だ。北海道のほぼ真ん中に位置し、札幌に次ぐ第2の都市・旭川。ここに前身の北海道庁立上川中学校が設立され、戦後の学制改革によって道立北海道旭川東高校となった。通称は「旭東(きょくとう)」、あるいは「東高(とうこう)」だ。

第155回
「文武両道」を体現している高校だ。北海道のほぼ真ん中に位置し、札幌に次ぐ第2の都市・旭川。ここに前身の北海道庁立上川中学校が設立され、戦後の学制改革によって道立北海道旭川東高校となった。通称は「旭東(きょくとう)」、あるいは「東高(とうこう)」だ。

第154回
東京都港区で、女子だけの12年間の一貫教育を続けている聖心女子学院。文化人、学者・研究者、スポーツ選手などとして活躍しているOGに焦点を絞ってみよう。

第153回
東京港区の閑静な住宅街の一角に、ひっそりとたたずんでいるのが、聖心女子学院だ。初等科(小学校)から高等科(高校)までの12年一貫教育を基本とした、カトリック系の伝統校だ。

第152回
千葉市中央区の県庁近くにある県立高校だ。前身の旧制中学の創立以来、140余年の伝統を誇る。2008年度から中学校を併設し、中高一貫教育になっている。

第151回
宮城県北西部の大崎市(旧古川市)は、日本有数の穀倉地帯だ。その真ん中近くにある県立古川高校は、旧制第三中学を前身とする伝統校だ。創設以来男子校だったが、2005年に男女共学になった。

第150回
神戸市東灘区にあり、阪神間で人気の高い女子校の一つだ。1920年に5年制の私立甲南高等女学校(旧制)として設立された。現在は、高校入試を行わない完全6年制の中高一貫校だ。

第149回
江戸時代に徳島藩25万7000石の城下町として栄えた徳島。徳島商業高校は明治時代に設立された徳島県立の学校だ。各種スポーツや音楽が盛んだが、総理大臣も送り出すなど、個性あふれた老舗だ。略称は「徳商」。

第148回
東京にある師範学校の附属校として、明治以来の歴史を刻んできた筑波大学附属高校。文化人や学者・研究者として個性と才能を発揮した卒業生が、たくさんいる。略称は「附属」だ。

第147回
東京都心の文京区にある国立の高校だ。明治以来の伝統を誇る。大企業のサラリーマン、学校の教師、公務員などの息子・娘が多く、自由闊達(かったつ)な校風を貫いてきた。略称は「附属」だ。

第146回
「沖縄慰霊の日」(6月23日)が、今年もめぐってくる。県立那覇高校は、那覇市にある沖縄県庁から徒歩10分の中心部に立地する。戦前、戦後を通じ、時代をリードする卒業生をたくさん送り出してきた。

第145回
東京・文京区にあり、国立大の附属高校で唯一の女子校だ。旧制の高等女学校としても日本最初の創立で、女子教育の草分けだ。多分野にわたり個性ある人材を送り出してきた。略称は「お茶高」だ。

第144回
香川県庁と高松市役所のすぐ近く、高松市内の一等地に県立高松高校の校地がある。学歴とか伝統、権威を重視する県民性があるが、それを象徴するような場所だ。公立高校としては四国一の進学実績を誇っている。

第143回
現在は私立だが、戦前は華族の官立学校だった学習院。名門の子弟が集まり、裕福で趣味もハイソだったので後年、作家、文化人、学者などとして名を成した人物をたくさん輩出した。
