小倉健一
1万人の社員がいる会社では、メールやチャットなどで毎日数十万件のメッセージが飛び交っている。人間がその全てのメッセージを確認して、問題のあるメッセージを探しだすのは物理的に不可能だ。だが最新AIでパワハラなどの不正なメッセージを発見できるようになったという。

国や地方自治体などの公的機関が、その行政業務を行うために必要なコンピューターシステムを共有するための仕組みである「政府(ガバメント)クラウド」。昨年11月、その提供事業者に初めて国内企業が選ばれたが、デジタル庁関係者は「日本企業の参入を妨害する」障壁があるという。

原発火災などなかった…鳩山由紀夫元首相の嘘を暴く!能登地震を巡る「5大原発デマ」を斬る
能登半島地震を巡って、原子力発電所に関するデマがいくつもはびこっている。事実誤認が判明しても撤回・訂正されることは少なく、かつて首相の立場にあった鳩山由紀夫氏まで、そんなデタラメな状況に拍車をかけている。そこで特にひどい五つのデマについて、事実関係を丁寧にひもときたい。

中学受験に対する熱がどんどん高まっていく昨今だが、「名門校に入れば子どもの人生は安泰」というわけではないことは、学術論文でも明らかになっている。また、中学受験に失敗したら「人生オシマイ」というわけでもないことは、「経営の神様」と呼ばれた稲盛和夫氏の人生が物語っている。

仕事上でセクハラ行為を受けても、いちいち会社へ報告するのも面倒だと思い、被害者が諦めたケースもあっただろう。だが、膨大なメールやチャットの中に埋もれているセクハラメッセージを最新AIが発見してくれるようになった。最新技術で見つかったセクハラメールを一挙公開する。

岸田首相の「復興増税」を絶対に許すな!能登復活に必要な“銀の弾丸”とは何か?
能登半島地震からの復興に関する議論が始まっているが、東日本大震災からの復興や新型コロナウイルス禍の対策の際には、政府や自治体が税金をデタラメな使い方をしてしまった。能登半島を復活に導く解決策は何なのか?

日本航空(JAL)が発表した新社長人事が話題だ。客室乗務員(CA)出身で女性の社長というのは、いずれもJALにおいて初めてのことだ。ただ、「経営の神様」と呼ばれた稲盛和夫氏が再建したJALであれば、順当な人事といえる。その理由について、稲盛氏を長年追いかけ続け、JALの再生過程も取材をした私の考察をお伝えしたい。

能登地震「総理視察」は完全失敗!岸田首相のメンツ優先、初動の遅れはもはや“人災”だ
岸田文雄首相による能登半島地震の被災地視察に対して、批判の声が数多く上がっている。なぜこんなことになってしまったのか。

「裏金無罪」を絶対許すな!“黒い政治家”を徹底断罪しないと腐敗を根絶できないワケ
自民党内の裏金疑惑によって、再び「政治とカネ」に対する国民の信頼は地に落ちた。どうすればこの問題を根絶することができるのだろうか?政治腐敗研究の分野で有名な論文の内容を基に考えてみたい。

2024年は、能登半島地震からの復興が大きなテーマとして突如浮上した。そこで「経営の神様」と呼ばれた稲盛和夫氏が、震災などの災害にどう備えたのかをご紹介したい。さらに、震災で経営危機に陥った経営者たちを、稲盛氏がどのように励まし、再起を促したのかについてもお伝えする。

焦る岸田首相、夜10時に「当日消費期限切れおにぎり」到着…能登地震お粗末対応の舞台裏
元日に日本を襲った能登地震に対する政府対応が混乱を来している。官邸や防衛省の関係者、被災現場の声に耳を傾けると、岸田文雄首相が率いる官邸の拙い司令塔ぶりが浮き彫りとなった。

2024年は、何も考えずに「あけましておめでとう」と口にするのがはばかられるような、波乱の年明けとなってしまった。ただ、「一年の計は元旦にあり」と言われる通り、年初は1年の中でも特に重要な時期と考える人は多いだろう。今回は、そんな新年を「経営の神様」と呼ばれた稲盛和夫氏はどのように過ごしていたのかについて、ひもといていこう。

「経営の神様」と呼ばれた稲盛和夫氏も、新年の神社参拝を欠かさず行っていた。しかし、その神社選びやお参りの仕方は独特なものだった。そして、心から神様に祈願するものの、単なる神頼みには警鐘を鳴らしている。稲盛氏の独特な初詣についてご紹介したい。

人は“年末ジャンボ宝くじ”をなぜ買う?「高額当せんで人生狂う」は本当?データで分かったこと
「1等賞金7億円、前後賞と合わせて10億円」という言葉が踊るのが、師走の風物詩である「年末ジャンボ宝くじ」だ。「宝くじは夢を買う」などともいわれるが、意外な要因が人々を宝くじの購入へと向かわせていた。また、当せんした億万長者が悲惨な末路をたどるエピソードを見聞きしたことがある人も多いだろうが、そういう人はどれくらい実際にいるのか。研究・調査のデータから分かったことをお伝えしたい。

“リニア妨害”川勝知事の応援団、静岡新聞に異変 社説で知事批判「無意味なパフォーマンス」
リニア中央新幹線の静岡工区の着工を巡り、静岡県とJR東海の議論が続いている。これまで地元の静岡新聞は川勝平太静岡県知事の主張を支持してきたが、イトモス研究所所長の小倉健一氏は社説に変化が見られると指摘する。

「リニア妨害」川勝知事が議会で激ヅメ…過去に否定した“解決策”を今さら主張する自己矛盾
リニア中央新幹線の着工を認めない川勝平太静岡県知事の出した解決策が、波紋を呼んでいる。かつて本人が否定していた「部分開業」案だったためだ。静岡県議会では川勝知事が激ヅメされるシーンも目立ってきたという。

クリスマスや誕生日の時期には、子どもへ贈るプレゼントを何にしたらいいか悩む親は多いだろう。そこで「経営の神様」と称された稲盛和夫氏が子どもたちに贈っていたクリスマスプレゼントをご紹介したい。「子どもたちに夢を与えたい」と願った“稲盛サンタ”の贈り物とは何だったのか?

日々の通勤時間は、人生を通じて考えると結構な時間が積み重なることになる。「経営の神様」と呼ばれた稲盛和夫氏は若かりし頃、この時間をいかに削るかを考え、ある案を実行に移そうとするが、自ら創業した京セラの役員全員から反対されてしまう。しかし、粘りに粘って交渉し、最終的にはその案を押し通す。いったい稲盛氏は何を始めたのか?

アップルとグーグルが提供するアプリストアを巡って、市場の独占度や手数料の高さなどの論点から規制をかけようという議論が進んでいる。しかし、その最終報告書に対して反論が殺到し、炎上している。

『こち亀』両さんの爆笑知識が教えてくれる!?「私人逮捕系YouTuber」の大問題
人気マンガ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』でジョークの題材になっている、警察官の仕事にまつわる法律。主人公の警察官「両さん」こと両津勘吉が、それに関する爆笑知識を披露することがギャグのオチとなっている。ただ両津の適当発言には、昨今の「私人逮捕系YouTuber」の問題点について、いろいろ考えさせられるところがある。
