iDeCo(個人型確定拠出年金)おすすめ比較&徹底解説[2024年]

【大和証券のiDeCo、手数料・メリットは?】口座管理料が誰でも無料! 超低コストの投信信託や「ひふみ年金」など品揃えの魅力が大幅アップ!

2019年6月14日公開(2024年9月10日更新)
ザイ・オンライン編集部
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加入時・企業型からの移換時 他の運営機関からの変更時
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※どの金融機関でiDeCo口座を開設した場合でも、別途、国民年金基金連合会へ支払う加入時手数料2829円、国民年金基金連合会と信託銀行へ支払う手数料が合計171円(毎月)がかかる。受取時は給付手数料440円(1回毎)を信託銀行に支払う。還付時には、国民年金基金連合会と信託銀行への還付時手数料として合計1488円(1回毎)がかかる。運営機関変更時の手数料は「他の金融機関から」変更の場合で、「他の金融機関に」変更する場合は4400円がかかる(すべて税込)。
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大和証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)のおすすめポイント
●口座管理料が誰でも無料!
 iDeCo口座の残高を問わず、誰でも口座管理料がずっと「無料」
投資信託を21本に拡大、内容も充実!
 2018年10月から投資信託6本を追加、計21本のラインナップとなった。インデックス型投資信託の信託報酬(運用コスト)がさらに安くなった。
大和証券のiDeCoで取り扱う、信託報酬が低いおすすめ投資信託
ダイワつみたてインデックス日本株式(信託報酬:0.154%)
ダイワつみたてインデックス外国株式(信託報酬:0.154%)
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「大和証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)」のおすすめポイント

●大手対面型証券会社の中で珍しく、口座管理料が誰でも無料

 大和証券のiDeCo口座は、残高を問わず、誰でも「口座管理料」(運営管理手数料)が無料。無条件で口座管理料が0円なのは、大手の対面型証券会社の中で貴重な存在特にネット証券以外でiDeCo口座を開設したいという人には有力な候補となる。

投資信託のラインナップは計21本に拡充、魅力度が大幅にアップ!

 大和証券のiDeCoでは、2018年10月から新たに投資信託6本の取り扱いを開始。ラインナップは計21本に拡充した。

 インデックス型投資信託では、日本と先進国の株式、債券に、信託報酬(運用コスト)が最安に近い水準の「ダイワつみたてインデックス」シリーズが追加された。同シリーズは、これまであったインデックス型投資信託と運用内容が基本的に同じで、信託報酬がさらに安くなっている。大和証券のiDeCoで新規に購入するなら、これらの投資信託を選ぼう。

 既存のインデックス型投資信託も十分、低コストといえる信託報酬水準だったが、iDeCoは運用商品の入れ替え(スイッチング)が自由なのがメリットの一つ。既存の商品をすでに保有している人も、信託報酬がより安い新しい投資信託に乗り換えるのがおすすめだ。

 アクティブ型投資信託では、「ひふみ年金」など、品揃えが大幅にアップした。

 その他、大和証券のiDeCoの品揃えの特徴として、新興国株式全体に投資する投資信託がなく、代わりにBRICs4カ国個別のアクティブ型投資信託が用意されている。ただし、単一の新興国に投資するのはリスクが高く、信託報酬もかなり高めで、これらは投資初心者にはおすすめできない。さらに惜しいのは低コストのバランス型がないこと。次はこの点の強化を期待したい。

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口座管理料(月額) 手数料 投資信託
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◆大和証券iDeCoの運用商品カテゴリー(クリックすると各カテゴリーへ飛びます)

大和証券iDeCoの「投資信託」「定期預金」一覧
投信の内容とザイ・オンライン編集部の評価も掲載!

大和証券iDeCo「投資信託」(21本)&「定期預金」ラインナップ
国内株式・インデックス型投信(2本)
名称/特徴 信託報酬
◆ダイワつみたてインデックス日本株式
TOPIXに連動する投資成果を目指して運用するインデックス型。信託報酬が0.2%を切る低水準で、日本株に投資する基本の投資信託としておすすめ。 0.154%
◆DCダイワ日本株式インデックス
TOPIXに連動する投資成果を目指して運用。信託報酬は「ダイワつみたてインデックス日本株式」のほうがさらに安いので、そちらをおすすめする。 0.275%
国内株式・アクティブ型投信(2本)
◆ひふみ年金
小型株を中心とした独自の選別投資を行う人気のアクティブ型ファンド。過去の成績はTOPIXや日経平均を上回るが直近は苦戦が続く。今後の運用状況に要注目 0.836%
◆フィデリティ・日本成長株・ファンド
1998年設定の老舗投信。成長企業を選別して投資する。ただし投資銘柄数が280以上と多く東証1部銘柄がほとんどのため、リスク分散がきいている半面で、直近10年の上昇率はTOPIXとあまり変わらない 1.683%
先進国株式・インデックス型投信(2本)
名称/特徴 信託報酬
◆ダイワつみたてインデックス外国株式
日本を除く主要先進国の株式に投資。先進国株の値動きを示す代表的な指標である、MSCIコクサイ・インデックスに連動する投資成果を目指す。信託報酬も低く、海外株に投資する基本の投信としておすすめ。 0.154%
◆DCダイワ外国株式インデックス
先進国株の値動きを示す指標、MSCIコクサイ・インデックスに連動する投資成果を目指す。運用内容は「ダイワつみたてインデックス外国株式」と同じなので、新規に買うならより信託報酬が低いそちらをおすすめする。 0.275%
世界株式・アクティブ型投信(1本)
◆大和住銀DC外国株式ファンド
日本を除く世界の株式に投資。上位組入銘柄はITや金融関連が多く、直近10年の成績はベンチマークのMSCIコクサイを上回る。ただし中国、インドなどの企業にも投資しており、先進国株型というより世界株型。信託報酬はかなり高め。 2.002%
米国株式・アクティブ型投信(1本)
◆ダイワ米国厳選株ファンド -イーグルアイ- Bコース(為替ヘッジなし)
米国株の中から約20銘柄を厳選し、集中投資する。銘柄選定では割安性を重視。業種は分散されており大きな偏りはない。直近5年の累積リターンは米国株式の指標(S&P500・配当込み)を下回っている。 1.903%
新興国株式・アクティブ型投信(4本)
名称/特徴 信託報酬
◆UBS中国株式ファンド
上海(A株、B株)、深セン(A株、B株)、香港の上場銘柄に投資する。2007年設定と長い運用実績を持ち、直近10年の累積リターンは大きい。ただし当然ながら中国経済動向の影響を強く受ける。 1.9677%(実質)
◆ブラックロック・インド株ファンド
今後の成長期待が高いインドの株式に投資する。2005年設定と長い運用実績を持つ。直近10年の累積リターンは高水準だが、インドの株式指数の上昇率は下回っている。インド株の性質上、値動きは大きい。 1.969%
◆ダイワ・ロシア株ファンド
ロシアの株式に投資。2008年設定。業種別ではエネルギー関連が4~5割を占める。直近10年の累積リターンは大きいが、資源価格動向の影響を強く受け、値動きは激しい。 1.848%
◆ダイワ・ブラジル株式ファンド
ブラジルの株式に投資する。2008年設定と運用実績は長いが、過去の成績はベンチマークのボベスパ指数を下回っている。直近10年の累積リターンは振るわず、ブラジル経済の動向次第で大きなマイナスになることも。 1.848%
国内債券・インデックス型投信(2本)
名称/特徴 信託報酬
◆ダイワつみたてインデックス日本債券
日本の債券市場の値動き(NOMURA-BPI総合指数)に連動する投資成果を目指す。信託報酬が低く、値動きはきわめて安定的だが、そのぶんリターンも低い。 0.132%
◆DCダイワ日本債券インデックス
日本の債券市場の値動き(DBI総合指数)に連動する投資成果を目指す。国内債券インデックス型としては信託報酬は若干高め。 0.275%
先進国債券・インデックス型投信(2本)
◆ダイワつみたてインデックス外国債券
日本を除く主要国の国債の値動き(FTSE世界国債インデックス)への連動を目指す。運用内容は「DCダイワ外国債券インデックス」と同じで、信託報酬がさらに安い。 0.154%
◆DCダイワ外国債券インデックス
日本を除く主要国の国債の値動きに連動する投資成果を目指す。株式よりは値動きが安定的で、国内債券よりは高いリターンが期待できる。 0.253%
国内リート・インデックス型投信(1本)
名称/特徴 信託報酬
◆DC・ダイワJ-REITオープン
日本の不動産投信(Jリート)に投資し、東証REIT指数に連動する投資成果を目指す。Jリートの過去の上昇率は株式型投資信託の次に高いが、経済危機時の下落率も大きい。信託報酬は同種の投信の中では高め。 0.605%
先進国リート・インデックス型投信(1本)
◆DCダイワ・グローバルREITインデックスファンド
日本を除く先進国の不動産投信に投資。S&P先進国REIT指数に連動する投資成果を目指すが、投資先は米国が約7割。 為替の影響を受けるため値動きは国内リートより大きい。海外リートに投資する標準的な内容の投信だが、信託報酬は高め。 0.583%
バランス型投信(3本)
名称/特徴 信託報酬
◆DCダイワ・ワールドアセット(六つの羽/安定コース)
国内と海外の株式・債権・リートに分散投資する。海外株式・リートは新興国も含む。株式とリートの合計比率は50%、国内と海外の比率は5:5。名前は「安定コース」だが、資産配分から言えば中リスク中リターン型にあたる。 0.99%
◆DCダイワ・ワールドアセット(六つの羽/6分散コース)
国内と海外の株式・債権・リートに均等に資金を配分して分散投資を行う。海外株式・リートは新興国も含む。株式とリートの合計比率は67%、国内と海外の比率は5:5で、バランス型投信のなかでは高リスク高リターン型寄り。 1.155%
◆DCダイワ・ワールドアセット(六つの羽/成長コース)
国内と海外の株式・債権・リートに分散投資する。海外株式・リートは新興国も含む。株式とリートの合計比率は90%で、かなりの高リスク高リターン型。国内と海外の比率は5:5。「DCダイワ・ワールドアセット」シリーズに共通だが、iDeCoで扱われるバランス型投信としては信託報酬が高い。 1.32%
定期預金(1本)
名称/特徴 信託報酬
◆あおぞらDC定期(1年)
元本保証型の定期預金。投資信託ではないので信託報酬はかからない。適用金利は0.13%(2024年9月)。
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口座管理料は残高を問わず誰でも0円で、コスト面から最もお得な金融機関の1つ。投資信託のラインナップは35本と豊富。信託報酬の低いインデックス型が揃っている。特に、2024年1月には超低コストで全世界や米国に投資できる「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」「楽天・S&P500インデックス・ファンド」が加わってより魅力が大きくなった。「MHAM日本成長株ファンド」など好成績のアクティブ型も用意。電話で問い合わせができる「個人型確定拠出年金(iDeCo)ダイヤル」は土日も受付を行っている。
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・三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド(信託報酬:0.176%)
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口座管理料は残高を問わず誰でもずっと無料。投資信託は2020年10月に11本から39本へと一気に拡充され、業界最多水準となった。具体的には、低コストで人気のインデックスファンドシリーズ「eMAXIS Slim」がずらりと並ぶほか、ターゲットイヤー型と呼ばれる「三菱UFJターゲット・イヤー・ファンド」、「セレブライフ・ストーリー」などの商品が新たに加わった。低コスト投信を厳選した上で、投資対象が広がった形だ。楽天・全世界株式インデックスファンド楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)楽天・全米株式インデックスファンド楽天・バンガード・ファンド(全米株式)も取り扱う。投資信託の保有でポイントが貯まる「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」に、イデコで所有している投資信託もカウントされることに。ポイント還元を受けながらお得に投資を継続できる。
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口座管理料は誰でも0円。「セレクトプラン」は、ほとんどの投資対象で信託報酬が“最安”のインデックス型投信が揃えられており、バリエーションも豊富と、強力なラインナップになっている。人気のアクティブ型投信「ひふみ年金」や「ジェイリバイブ」も用意。2021年1月から申込み手続きを電子化。WEB申込フォームへの入力、必要書類のアップロードが可能になり、iDeCo口座開設の手続きが簡単になった。シミュレーションツール「DC Doctor」を提供しており、ポートフォリオ提案から将来予測の比較など、長期にわたるiDeCoの資産形成をサポートしてくれる。
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・SBI・全世界株式インデックス・ファンド[雪だるま(全世界株式)](信託報酬:0.1102%)
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2019年4月27日(土)より「カブコムのiDeCo」取扱い開始。KDDIアセットマネジメントが運営管理機関となりサービスが提供される。スマートフォンから操作できるiDeCo専用アプリにより、節税効果のシミュレーションや申し込み、運用商品の選択などが直感的に行える。取扱商品は、信託報酬が業界最低水準となるインデックス投資信託を中心に、株式、債券、不動産(REIT)の投信や定期預金など幅広く27本。若いうちはリスク資産に投資し、老後は安定運用を目指す「ターゲットイヤーファンド」も選択が可能だ。
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◎巻頭企画
植田ショック後の日本株の狙い目!

◎第1特集
「買い」「強気」の高配当株は95!暴落に強い株も判明!
人気の株500+Jリート14激辛診断

●儲かる株の見つけ方<1>旬の3大テーマ
第1四半期の利益が高進捗/株価挽回期待/円高追い風
●儲かる株の見つけ方<2>5大ランキング
通期計画を上方修正した株/“稼ぐ力”が強い高ROEの株/配当利回りが高い株
初心者必見の少額で買える株/理論株価よりも割安な株

●儲かる株の見つけ方<3>セクター別平均
配当利回りトップは海運に!
●2024年秋のイチオシ株
10万円株/高配当株/株主優待株/Jリート
●気になる人気株
大型株/新興株/Jリート


◎第2特集
ITはもちろん高配当株や割安株も上がる!
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●米国株大予測!
S&P500指数の今後を予想!
米国経済&業績はどうなる?/利下げでどんな株が上がる?
●Big8を定点観測
●買いのオススメ株
●人気の124銘柄を徹底診断


【別冊付録】
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◎第3特集
利子で儲ける!
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◎第4特集
攻めと守りで考える!
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●攻めの投信:半導体・AI株/インド株/日本の成長株
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