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「PayPay」を利用するときに、残高にいくら入っているかは気にするだろうが、利用する残高の種類を気にする人は少ないだろう。実は「PayPay残高」は4種類あり、非常に複雑だ。今回は、その4種類の「PayPay残高」について解説しよう。
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PayPay(※2020年6月24日時点) |
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還元率 | クレカ決済 | コンビニ対応 | |
基本 | 特典※1 | ||
▶0.5% |
▶+0.5% (前月の100円以上の決済回数が50回以上/月) ▶+0.5% (前月の決済金額が10万円以上/月) ▶+1% (前月の100円以上の決済回数が50回以上/月、かつ前月の決済金額が10万円以上/月) |
○ ※ポイント付与は「ヤフーカード」のみ |
セブンイレブン ファミマ ローソン ミニストップ |
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※認識しにくいときは、カメラのズーム機能をご利用ください
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1つ目の「PayPay残高」は「PayPayマネー」だ。本人確認後に銀行口座やセブン銀行ATMなどでチャージした残高のことで、出金したり、他の人にPayPay残高を送ったりするときは、この「PayPayマネー」を使うことになる。
2つ目は「PayPayマネーライト」。これは「Yahoo! JAPANカード」や「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」でチャージした残高で、他の人に送金することはできるが、出金できない点が「PayPayマネー」とは異なる。
3つ目は「PayPayボーナス」。PayPayで支払ったときやキャンペーンで獲得できる残高で、こちらは出金や送金、わりかん機能は利用できない。
4つ目は「PayPayボーナスライト」。キャンペーンなどで獲得できるという残高で、こちらも「PayPayボーナス」と同じく、出金や送金、わりかん機能では利用できない。さらに、唯一、有効期限も設定されている。
これら4種類の「PayPay残高」をまとめると下記のとおり。
■「PayPay残高」の種類とそれぞれ利用できるサービス | ||||||
PayPay残高の名称 | 残高の貯まり方 | PayPay 払い |
送る・わりかん | 出金 | 有効期限 | ボーナス運用 |
PayPayマネー | 現金チャージなど | ○ | ○ | ○ | 無期限 | × |
PayPayマネーライト | クレカチャージなど | ○ | ○ | × | 無期限 | × |
PayPayボーナス | 支払いに対するポイント | ○ | × | × | 無期限 | ○ |
PayPayボーナスライト | キャンペーンなどの ポイント |
○ | × | × | 60日 | × |
「PayPay残高」の内訳や有効期限を
アプリで確認する方法を解説!
では、続いて「PayPay残高」の内訳を確認する方法を解説しよう。
その方法は、PayPayを起動して「残高」のメニューをタップし、表示された〇〇円という残高をタップするだけ。すると、下の画像のように「PayPay残高」の内訳が表示される。
上の画像では「PayPay残高」は合計4818円で、その内訳は「PayPayマネー」は0円、「PayPayマネーライト」は1787円、「PayPayボーナス」は2178円、「PayPayボーナスライト」は853円ということがわかる。
■筆者の「PayPay残高」内訳 | |
「PayPay残高」種類 | 残高 |
PayPayマネー | 0円 |
PayPayマネーライト | 1787円 |
PayPayボーナス | 2178円 |
PayPayボーナスライト | 853円 |
合計 | 4818円 |
前述のとおり「PayPayボーナスライト」のみ有効期限がある。有効期限を確認するには、先ほどと同じように「残高」のメニューをタップし、表示された「〇〇円(今回の場合は4818円)」という残高をタップした後、「PayPayボーナスライト」の下にある「有効期限を確認する」をタップすれば有効期限が表示される。
筆者の場合は、上の画像のとおり、853円の「PayPayボーナスライト」のうち、207円は有効期限が2020年6月8日まで、646円は2020年6月15日までであることがわかる。
■筆者の「PayPayボーナスライト残高」有効期限 | ||
残高 | 有効期限 | 獲得日 |
207円 | 2020年6月8日 | 2020年4月9日 |
646円 | 2020年6月15日 | 2020年4月16日 |
「PayPayボーナスライト」の有効期限は獲得日から60日。念のために獲得日を確認したければ、PayPayを起動して「取引履歴」から約2カ月前の履歴を見ればいい。
実際に筆者の「取引履歴」を確認してみると、2020年4月16日に合計646円の「PayPayボーナスライト」を獲得していた。獲得日の60日後は2020年6月15日となるので、先ほど確認した有効期限と金額がそれぞれ一致する。
また、2020年4月9日に合計207円の「PayPayボーナスライト」を獲得しており、獲得日の60日後は2020年6月8日となり、これも先ほど確認した有効期限と金額が一致する。
4種類の「PayPay残高」があるのは前述のとおりだが、では、決済時はどのような順番に消費されるのだろうか。その順番は以下のとおり。
1. PayPayボーナスライト(キャンペーンなどで獲得した残高)
2. PayPayボーナス(支払いで獲得した残高)
3. PayPayマネーライト(クレカなどでチャージした残高)
4. PayPayマネー(現金でチャージした残高)
最初は有効期限がある「PayPayボーナスライト」が消費され、続いて特典などで獲得した「PayPayボーナス」が消費される。そして「PayPayマネー」と「PayPayマネーライト」といった、出金できる残高が消費される。基本的には、利用制限が多い残高から使われて、利用制限の少ない残高は優先度が低くなるというわけだ。
一言で「PayPay残高」と言っても、使えるサービスや消費の順序などが異なるので、PayPayを使いこなすためにも、それぞれの残高の特性を把握しておこう。
以上、今回は「PayPay残高」について解説した。
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PayPay(※2020年6月24日時点) |
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還元率 | クレカ決済 | コンビニ対応 | |
基本 | 特典※1 | ||
▶0.5% |
▶+0.5% (前月の100円以上の決済回数が50回以上/月) ▶+0.5% (前月の決済金額が10万円以上/月) ▶+1% (前月の100円以上の決済回数が50回以上/月、かつ前月の決済金額が10万円以上/月) |
○ ※ポイント付与は「ヤフーカード」のみ |
セブンイレブン ファミマ ローソン ミニストップ |
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※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2023年の最強カードは?
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【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、「イオン銀行Myステージ」が無条件で「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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【関連記事】 ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! ◆【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!普通預金金利などがアップしてさらにお得に使える! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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