
新学期・新年度になり、定期券を新規で購入したり、更新したりする人も多いのではないだろうか。先日、筆者も定期券の更新をしてきたばかりだ。定期券は、日常の買い物と比較しても高額となるケースが多いので、クレジットカードを使ってできるだけお得に購入したいものだろう。
そこで今回取り上げるのが、「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」だ。「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」は、西武線沿線に住む人なら持っておいて損をしない1枚と言っていいだろう。
■SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン | ||
還元率 | 0.5% | |
発行元 | クレディセゾン | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB | |
年会費(税抜) | 無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、PASMO | |
「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」をおすすめする理由は、次の4つだ。
(1)西武線の定期券購入で2種類のポイントが貯まる
(2)「西友」や「PePe」で、毎月決まった日に5%オフ
(3)ポイントが付与されるだけでなく、割引価格で旅行にも行ける!
(4)買い物以外でもポイントが貯まり、西武グループの様々な商品に交換可能
(5)駅ナカの「TOMONY」で買い物するとポイントが貯まる
それぞれの理由をくわしく解説していこう。
【理由その1】
西武線の定期券購入で2種類のポイントが貯まる
「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」で西武線の定期券を購入すると、「プリンスポイント」が100円(税抜)ごとに1ポイント、有効期限のない「永久不滅ポイント」が1000円(税込)ごとに1ポイント貯まる。西武線とその他の路線を使っている場合、西武線区間の定期だけでも、「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」で支払うといいだろう。
「プリンスポイント」には有効期限があり、当年中に取得したポイントは翌年12月末まで利用できる。また、「永久不滅ポイント」は、以前の記事で触れたように、自分名義の他の「セゾンカード」とポイントの合算が可能なので、ポイントが貯まりやすいというメリットがある。
(関連記事⇒「クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン」は西武百貨店やそごうを使わない人にもおすすめ! 永久不滅ポイントを高レートでnanacoポイントへ!)
【理由その2】
「西友」や「PePe」で、毎月決まった日に5%オフ
「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」は「セゾンカード」の一種なので、原則毎月5日と20日に西友で開催される「5%OFF」の対象となっている。
さらに、同じ西武グループである「西武プロパティーズ」運営の「PePe(ペペ)」でも、毎月20日に「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」で支払うと、引き落とし時に5%割引される。そのため、「PePe」の店舗がある西武新宿、本川越、飯能、入間市を利用する西武線ユーザーには、特にメリットの大きいカードとなっている。
【理由その3】
「西武トラベル」のツアーなら、
ポイントの付与だけでなく割引価格で旅行に行ける!
以前の記事でも触れたように、この「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」は、「西武トラベル」を利用する際にもお得なカードだ。「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」を提示して「西武トラベル」にパックツアーを申し込むと、「プリンスポイント」が付与されるのに加え、旅行代金も3~5%の割引となる。
(関連記事⇒クレジットカードと旅行系サイトをフル活用し、旅行で効率的にポイントを貯める裏ワザとは?)
なお、オプショナルプランの場合は割引されないが、「プリンスポイント」はそのまま付与される。
【理由その4】
買い物以外でもポイントが貯まり、
西武グループの様々な商品に交換可能
筆者は、定期券購入で貯めた「プリンスポイント」を、ポイント紹介交換機「プリポチェッカー」を使って、500円分の「プリンスポイント商品お引換券」に交換している。しかし「プリンスポイント」は、「プリンスポイント商品お引換券」以外にも、ライオンズグッズやプリンスホテルの宿泊券など様々な商品に交換できる。
また、「プリンスポイント」は、「永久不滅ポイント」からの交換はもちろん、「ネットマイル」や埼玉りそな銀行で集めたポイントからも交換できる。筆者も数年前、「ネットマイル」が「プリンスポイント」との交換開始の際に行ったキャンペーンに応募し、「ネットマイルポイント」を多く付与された思い出がある。
それ以外にも、「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」には、買い物をしなくてもポイントが貯まる、というメリットがある。
例えば、毎月25日には、「プリポチェッカー」に「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」を通すことで10ポイントが付与される。また、プロ野球のシーズン期間中に埼玉西武ライオンズが勝利すると、試合翌日に「プリポチェッカー」で1ポイントが付与される。さらに、連勝すると連勝した数のポイントが付与されるのもお得だ。なお、「プリポチェッカー」は、10~21時の間しか利用できないので注意しよう。
【理由その5】
紐づけされたPASMOを使うと
駅ナカの「TOMONY」でポイントが貯まる
西武線の駅ナカのコンビニとしてファミリーマートとの共同展開により運営されている「TOMONY(トモニー)」では、支払方法に関わらず「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」を提示すれば、100円(税抜)ごとに「プリンスポイント」が1ポイント付与される。筆者もSuicaで支払い、「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」を提示して「プリンスポイント」を獲得していた。
しかし、2015年4月以降は、「スマイルリンク」といって「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」に紐づけした「PASMO」で支払いした場合のみ「プリンスポイント」が付与されることに条件が変更になったので注意しよう。ただし、ファミリーマートとの共同展開なので、「プリンスポイント」以外にも「Tカード」を提示すれば「Tポイント」が付与される。
また、「PASUMOオートチャージサービス」を利用すれば、「PASMO」へのチャージでも「永久不滅ポイント」付与される。
これら5つの理由から、定期券の購入はもちろんのこと、買い物や旅行まで様々な場面で西武線ユーザーの生活を幅広くサポートし、その上、2種類のポイントまで貯まる「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」を、今回の定期券の購入の際に検討するのをおすすめしたい。
以上、今回は西武線ユーザーにおすすめのクレジットカード「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」を紹介した。
■SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン | ||
還元率 | 0.5% | |
発行元 | クレディセゾン | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB | |
年会費(税抜) | 無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、PASMO | |
※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2023年の最強カードは?
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2023年12月1日時点・最新情報】
|
||||
還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆楽天カード |
||||
1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
![]() |
【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
||||
【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門) ◆「楽天ポイント」が改悪続きでも“最強のポイント”である理由を専門家が解説!「楽天カード」などだけでなく、無料でポイントを獲得できるサービスが魅力! ◆「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分! |
||||
◆三井住友カード(NL) |
||||
0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD |
![]() |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、Tポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。 |
||||
【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
||||
◆ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード |
||||
1.0~1.5% (※1) |
1万6500円 | AMEX | - |
![]() |
【ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カードのおすすめポイント】 2021年3月から発行が始まった、高級ホテル「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」との提携カード。ヒルトンの上級会員資格「ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス」が無条件で付帯し、レイトチェックアウトや部屋のアップグレード(最高でエグゼクティブ)、朝食無料サービスなどを利用できるのが最大の魅力! さらに、年間150万円以上を利用すると「ウィークエンド無料宿泊特典(金・土・日のみ利用可)」がもらえて、ヒルトンやコンラッドなどの1泊3万円以上するような高級ホテルに無料で宿泊できる! また、通常100円につき2ポイント、ヒルトン系列では100円につき3ポイントの「ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント」を獲得でき、貯めたポイントでヒルトン系列のホテルに宿泊することも可能! ※1 ヒルトン系列ホテルの宿泊にポイントを利用した場合。1ポイント=0.5円換算。 |
||||
【関連記事】 ◆ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード登場! ヒルトンホテルで朝食無料になる「ゴールド」会員になれるほか、カード利用で無料宿泊も可能に! ◆「ヒルトン・オナーズ・アメックス」のメリットを解説!1泊9万円強の高級ホテルへの無料宿泊特典や朝食無料サービスなど、高額な年会費以上にお得な特典が付帯 ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する13枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう!(ヒルトン・オナーズ アメックスの解説へ) |
||||
還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
||||
0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD |
![]() |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。 |
||||
【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
||||
◆JCB CARD W(ダブル) |
||||
1.0~5.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay |
![]() |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」または「nanacoポイント」に交換した場合の還元率。 |
||||
【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~5.5%のJCBの入門用カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
||||
◆au PAY カード |
||||
1.0~2.0% |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※) |
VISA Master |
- |
![]() |
【au PAY カードのおすすめポイント】 通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! しかも、初年度は年会費無料、2年目以降は年会費1375円(税込)だが、年に1回でもカード決済、もしくは携帯電話などのauのサービスを利用していれば次年度以降の年会費も無料に! ※ 2年目以降1375円。ただし、年一回でも利用した場合、もしくは「au ID」に「au PAY カード」を紐付けて、携帯電話などのauサービスを利用している場合は次年度無料。 |
||||
【関連記事】 ◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると1%分のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! |
||||
◆セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital |
||||
0.5~2.0% | 初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※1) |
AMEX | Suica |
![]() |
【セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalのおすすめポイント】 通常還元率は0.5%だが、QUICPay決済を利用した場合は還元率2%に大幅アップ!(※2)セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといったコンビニはもちろん、マツモトキヨシやツルハグループなどのドラッグストア、ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店など、QUICPayを利用できる店舗ではいつでもどこでも還元率2%になるので非常にお得! 貯まるポイントは、有効期限のない「永久不滅ポイント」なので、ポイントの失効を気にする必要がないのもメリット! ※1 2年目以降1100円。ただし、年一回でもクレジットカードの利用があれば次年度以降も無料。※2 年間合計30万円までの利用分が対象。以降は還元率0.5%。 |
||||
【関連記事】 ◆「セゾンパール・アメックス・カード Digital」は、QUICPayで2%還元と超お得! 最短5分で発行できる「SAISON CARD Digital」の申し込み方法も解説! ◆還元率が高い、おすすめのクレジットカードを紹介!クイックペイを利用すれば還元率2%になる「セゾンパール」など、年会費が実質無料で注目の3枚をチェック |
||||