先日は、祖母の出身地である富山、金沢を、母と一緒に旅行をしてきた。旅行に行くのは楽しいし、気持ちもリフレッシュすることができるので、大好きだ。しかし、旅行に行くにはお金が必要となる。だからこそ、できるだけ節約しながら旅行をしたいものだ。
旅行の手段には、大きく分けて以下の2つがある。
(1)フリープランで、ホテルや交通手段などすべての予約を自分で取る方法
(2)旅行会社のパックツアーを利用する方法
2つの手段のどちらを選ぶかで、お得なやり方は違ってくる。今回は、それぞれの手段におけるポイント獲得方法とおすすめのクレジットカードを解説しよう。
フリープランの旅行では
ポイントの2重取りが必須
■ホテルの予約
フリープランで宿の予約をする場合、筆者は旅行サイトの「じゃらん」を使っている。
このとき大切なのは、直接「じゃらん」のサイトを訪問するのではなく、ポイントサイトの「ネットマイル」を経由して予約をすること。そうすることで、「じゃらん」で獲得できる「リクルートポイント」と「ネットマイル」のポイントの両方を得ることができる。
筆者は現在7サイトほどのポイントサイトに登録しているが、「ネットマイル」は一番還元率が高く、1回の予約で300円分のポイントを獲得できるのでおすすめ。また、「ネットマイル」のポイントは、「住信SBIネット銀行」で現金に換金ができるのも魅力だ。
■列車の予約
新幹線や特急電車の指定席券は、JR東日本が運営する「えきねっと」で予約しよう。
指定券1枚につき、普通車なら20ポイント、グリーン車なら40ポイント、グランクラスなら50ポイントの「えきねっとポイント」が獲得可能だ。
また、「えきねっと会員」に登録すると、指定席の予約が1か月と1週間前から可能となる。通常は1か月前からのため、それより1週間も早く予約をすることができるのは大きなメリットだ。
ただし、JR東日本の株主優待を使って支払う場合には、注意が必要だ。「えきねっと」で事前に指定席を予約することはできるが、有人の窓口で支払いを行うため、「えきねっとポイント」は獲得できない。
パック旅行をするときは、「西武トラベル」がおすすめ
「JTB」、「赤い風船」、「近畿日本ツーリスト」などのパック旅行をする際には、「西武トラベル」がお得だ。
「西武トラベル」で申し込み、ポイントカードの「SEIBU PRINCE CLUBカード」を提示すると、「プリンスポイント」のみの獲得となる。しかし、クレジット機能付きの「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」で支払うと、「永久不滅ポイント」と「プリンスポイント」の2重取りが可能になるのに加え、旅行代金が3~5%オフになる特典が利用できる。
■SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン | ||
還元率 | 0.5% | |
発行元 | クレディセゾン | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB | |
年会費 | 無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、PASMO | |
なお、旅行会社のパンフレットには、フリープランでも申し込むことができるプランも掲載されている。例えば、「JTB」の旅行の赤いパンフレットに「オプショナルプラン」というものが載っているが、その中にある「単品可」という商品がそれに該当する。
筆者も今回の金沢での旅行の際に、金沢市内の半日の観光バスツアーを「西武トラベル」で申し込んだ。その際は、「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」は使わなかったが、クレジットカードからチャージした「au WALLETカード」で支払い、「SEIBU PRINCE CLUBカード」を提示することで、「au WALLETポイント」と「プリンスポイント」の両方を獲得した。
「SBIレギュラーカード」なら
同行の家族まで旅行保険でカバーできる
旅行に行ったとき万が一事故に遭ってケガをしてしまうのが心配、という声をよく聞く。筆者はそのようなときには、「SBIレギュラーカード」で旅行代金を支払うことにしている。
(※「SBIレギュラーカード」の還元率や年会費などのスペックが、2015年10月1日より変更(ポイント制度は改悪)されています。詳しくはこちらの記事を参照してください⇒「SBIカード」がポイントサービスを大幅改悪?新たに追加されたボーナスポイントを計算に入れると「SBIカード」ユーザーの最もお得な選択とは?)
■SBIレギュラーカード | ||
還元率 | 1% | |
発行元 | SBIカード | |
国際ブランド | MasterCard | |
年会費 | 無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA |
「SBIレギュラーカード」は、最高2000万円までの国内・海外旅行傷害保険が付帯しており、しかもカードを保有しない同行の家族の分まで補償する家族特約が付いている。
ただし、旅行保険は「自動付帯」ではなく、旅行代金を「SBIレギュラーカード」で支払うことがが条件となる「利用付帯」なので注意しよう。
(関連記事⇒海外旅行保険はクレジットカードで十分か!? あまり知られていない補償内容の仕組みや「自動付帯」と「利用付帯」の違いを徹底解説!)
「SBIレギュラーカード」は、1000円あたり10ポイントと、通常の買い物でも1%のポイントが付与されるが、1万ポイント(100万円利用)貯めてからポイント交換すると、なんと還元率は1.2%に上昇する。
また、一般的なクレジットカードの場合、最低単位未満の端数ポイントは切り捨てられる。しかし、「SBIレギュラーカード」の場合、1000円未満の金額は翌月に繰り越されるため、1円も無駄にならないのだ。
ただし、JRの切符については、還元率が1.5%になる「ビューカード」の方がおすすめ。「ビューカード」は、「モバイルSuica」へのチャージや「Suica」へのオートチャージでも還元率1.5%のポイントが付与されるので、お得だ。
(関連記事⇒【「ビュー・スイカ」カード】「モバイルSuica」へのチャージで1.5%還元!年間利用額によってボーナスポイントも貯まる! )
■「ビュー・スイカ」カード | ||
還元率 | 0.5% ※「モバイルSuica」へのチャージなどは還元率1.5%。 ポイント付与およびサービスの詳細は「ビューカード」「モバイルSuica」「JRE POINT」「えきねっと」のWebサイトをご確認ください。 |
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発行元 | ビューカード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB | |
年会費(税込) | 524円 | |
家族カード(税込) | あり(年会費524円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
Suica、モバイルSuica | |
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◆定期券つきでお得な「ビューカード」の選び方とは?定期券+Suica+クレジットカードの一枚三役で、JR東日本の定期券利用者におすすめのカードはコレ! ◆「JRE BANK」で得するには「50万円以上の残高」と「ビューカードの保有」が必須!新幹線などの片道運賃が4割引になる「優待割引券」や「Suicaグリーン券」を解説! |
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今回は、旅行でより効率的にポイントを貯めるお得な裏ワザを紹介した。旅行は、それなりのお金を使うビッグイベント。だからこそ、少しでも多くのポイントを効率的に収集できるよう、普段から考えておくことが大切だ。
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⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】
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※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年10月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門) ◆「楽天ポイント」が改悪続きでも“最強のポイント”である理由を専門家が解説!「楽天カード」などだけでなく、無料でポイントを獲得できるサービスが魅力! ◆「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分! |
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◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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【関連記事】 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは“プラチナ”を超える“ゴールド”! 日本初のゴールドカードを受け継ぐ「新生ゴールド」を解説! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する15枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう! ◆アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう! |
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◆au PAY カード |
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1.0~2.0% |
永年無料 | VISA Master |
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【au PAY カードのおすすめポイント】 通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! 貯まるPontaポイントは「1ポイント=1円相当」としてカードの利用代金に充当できるほか、ローソンなどのPontaポイント加盟店でも現金同様に利用できて使い勝手も抜群。しかも、2024年6月から年会費が“永年無料”になってさらにお得になった! |
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