選ばれるクスリ#予告Photo:Schedivy Pictures Inc./gettyimages

武田薬品工業が繰り返すリストラ、次期社長レースの不透明さは、本当に効く大型新薬を生み出せない老舗製薬メーカーの「今」を象徴している。世の中が製薬業界に求めるものは常に一点、「本当に効くクスリ」である。製薬企業が生き残るのに必要なものも同じ。主役に成り上がる治療薬はどんどん入れ替わり、医療現場の常識は変化し、企業は浮沈する。特集『選ばれるクスリ』は、2月20日(月)から3月30日(木)までの全36回(予定)にわたり、主役となる治療薬を明らかにするとともに、取り巻く業界の激変に迫る。

 本特集は「本当に効く治療」「人気薬ランキング」「製薬業界の激変」「薬学部ランキング」の四つのテーマに切り込む。

 一つ目の「本当に効く治療」では、「薄毛」「肥満」「腰痛」「認知症」「がん」といった多くの人が抱える悩みに対し、時にこれまでの常識を覆す最新の治療を伝える。

 二つ目の「人気薬ランキング」は病院や診療所におけるクスリの処方患者数ランキングで、医師が何を選んでいるかが一目瞭然。取り上げるのは、「糖尿病」「高血圧」「脂質異常症」「痛風・高尿酸血症」「アレルギー性鼻炎」「認知症」「片頭痛」「うつ」「睡眠障害」「ADHD(注意欠如多動性障害)」「アトピー性皮膚炎」「更年期障害」「肺がん」「胃がん」「大腸がん」「肝がん」「乳がん」「前立腺がん」の18疾患だ。

 三つ目の「製薬業界の激変」で追うのは、製薬各社で続くリストラ、そして次期社長レース。新薬開発の成果と各社トップ人事のつながりを、大手各社の次期社長の予想も絡めて浮き彫りにする。

 四つ目の「薬学部ランキング」は、増殖し過ぎて淘汰必至になっている薬学部の課題に迫るもの。全国大学薬学部の「淘汰危険度」に加えて、「退学率」「卒業率」「定員充足率」「定員充足率悪化度」「国家試験合格率」もランキング。受験に役立つ薬学部の「おトク度」格付けも行った。

#1 2月20日(月)配信
武田薬品に続き製薬業界で大量リストラ続々!人員半減では済まない「MR絶滅」の仰天計画

選ばれるクスリ#1Photo:RUNSTUDIO/gettyimages

 米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の医薬品部門であるヤンセンファーマの日本法人が目下、大量リストラを遂行中。2023年も製薬業界ではリストラの嵐が吹き荒れるが、すでにリストラが済んだ大手の社員は、社員MR(医薬情報担当者)がほぼ絶滅へと向かう社内計画が水面下で進むことに気付いた。

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#2 2月21日(火)配信
薬学部「淘汰危険度」ランキング2023【56私大57薬学部】ワースト3位青森大、2位千葉科学大、1位は?

選ばれるクスリ#2Photo:Catherine Falls Commercial/gettyimages

 節操なき薬学部新設ラッシュに、ついに大なたが振るわれる。文部科学省は、薬学部の新設・定員増を抑制する方針を固めた。定員割れ、国家試験合格率の低迷、留年や退学率の高い大学には助成金減額や不交付もあり得る。独自の「薬学部淘汰ランキング」で、淘汰リスクの高い薬学部、生き残る薬学部を明らかにした。

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#3 2月22日(水)配信
薄毛に効く治療薬ランキング下位の「非推奨薬」が、日本で一転「大プッシュ」される裏事情

選ばれるクスリ#3Photo:Image Source/gettyimages

 脱毛症治療薬で最もよく効くのはどれか。カナダ・トロント大学の研究者がその疑問に答える論文を昨年発表した。ただ、国内で治療に携わる医師は、論文のランキングで下位になった薬を高く評価した。自ら作成に携わった診療ガイドラインで「非推奨」に位置付けたにもかかわらずだ。

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#4 2月23日(木)配信
発達障害のADHDで処方患者数の多い「人気薬」ランキング!3位インチュニブ、1位は?

選ばれるクスリ#4Photo:©Eggy Sayo/gagettyimages

 社会生活や対人関係の構築に困難を抱える「発達障害」。その中の一つであるADHD(注意欠如多動性障害)はクスリで症状が改善する見込みが大きい。ADHD治療薬で医師の評価が高く、処方の際に選ばれているクスリとは?

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#5 2月24日(金)配信
大正製薬「クスリの自販機」コロナ検査キット追加に、薬局が賛成・反対真っ二つに割れた理由

選ばれるクスリ#5

 大正製薬は大衆薬を扱う自動販売機のラインアップに新型コロナウイルス検査キットを加えることを要望している。取り扱い範囲を広げる動きに、厚生労働省、薬剤師団体、薬局、ドラッグストアはどう反応したのか。賛成派、反対派は意外な形で分かれた。

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#6 2月25日(土)配信
コロナ「5類になったら医療費負担で庶民は破産」説は本当か、コロナ治療費を徹底分析

選ばれるクスリ#6

「コロナが5類になると、医療費負担で破産する」――。政府は新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類を5月から季節性インフルエンザと同様の「5類」にすると発表した直後、SNSでこのような言説が飛び交った。医療経済の専門家がコロナ治療費の全貌を明かす。

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#7 2月27日(月)配信
薬学部「退学率が高い大学」ランキング2023【全国74薬学部】ワースト2位は日本薬科大学、1位は?

患者が本当に使っている「選ばれるクスリ」、大リストラの製薬業界が探し求める“特効薬”Photo:Catherine Falls Commercial/gettyimages

 2021年度に初めて公表された薬学部の退学率。22年度の結果では、ワースト3の大学の退学率がいずれも4割を超えた。文部科学省が2023年1月に公表した最新データを基に作成した「全74薬学部退学率ワーストランキング」をお届けする。

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#8 2月28日(火)配信
「薬学部が不人気な大学」ランキング2023【全国79薬学部】2位は九州保健福祉大、1位は?

選ばれるクスリ#8Photo:Catherine Falls Commercial/gettyimages

 入学者数が募集定員に満たない「定員割れ」。大学にとって不名誉なワードである。学生に選ばれない不人気な薬学部はどこか。文部科学省が2023年1月に公表した最新データを基に作成した、全79薬学部「入学定員充足率ワーストランキング」をお届けする。

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#9 3月1日(水)配信
第一三共にあって武田薬品にないものとは?製薬5社の大型品候補と次期社長レースの内情

選ばれるクスリ#9Photo:RunPhoto/gettyimages

 武田薬品工業、第一三共、アステラス製薬、エーザイ、塩野義製薬――。国内主要製薬5社におけるこの十余年の成果で軍配が上がるのはどこか。第一三共にあって武田薬品工業にないものとは何か。製薬5社の大型品候補と次期社長レースの内情から、その実像を明らかにする。

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#10 3月2日(木)配信
肥満治療薬が30年ぶりに2剤登場!不名誉なレッテルを貼られた「本命薬」に医師の評価は?

選ばれるクスリ#10Photo:Image Source/gettyimages

 肥満に向けた薬が約30年ぶりに登場する。しかも2剤だ。一つは大正製薬が2月に承認を取得した市販薬の「アライ」。生活習慣病の治療などで肥満の患者に日々向き合っている医師たちが強い関心を寄せる“本命”はアライではなく、もう一方の薬。ただこの薬、実は不名誉なレッテルを貼られている。レッテルを貼られた“本命の薬”に対する医師のホンネ、薬としての本当の実力を明らかにする。

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#11 3月3日(金)配信
薬学部「6年で卒業できない大学」ランキング2023【全国74薬学部】2位千葉科学大、1位は?

選ばれるクスリ#11Photo:Catherine Falls Commercial/gettyimages

 受かりそうもない学生を卒業させず、国家試験合格率を底上げする大学の手口を見抜くには6年間での卒業率を見るのが最適だ。文部科学省が2023年1月に公表した最新データを基に作成した、全74薬学部「6年間での卒業率ワーストランキング」をお届けする。

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#12 3月4日(土)配信
「ADHDは薬が効くのに見逃されている」発達障害治療の第一人者が訴える大問題

選ばれるクスリ#12Photo:Image Source/gettyimages

 ここ10数年で世に浸透した「発達障害」。未だに適切な診断・治療が行われているとは言い難く「権威でも誤診するケースは多い」という。昭和大学烏山病院の岩波明院長が、日本における発達障害治療の大問題を説く。

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#13 3月6日(月)配信
アトピー性皮膚炎で処方患者数の多い「人気薬」ランキング!新薬や“第3の抗炎症外用薬”は?

選ばれるクスリ#13Photo:©Eggy Sayo/gagettyimages

 アトピー性皮膚炎治療の処方患者数ランキングでトップ10にステロイド外用薬6剤がランクインした。では1位は?処方患者数ランキングを公開するとともに、“第三の抗炎症外用薬”も登場した開発ラッシュの全貌をお伝えする。

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#14 3月7日(火)配信
片頭痛で処方患者数の多い「人気薬」ランキング!新薬に発作予防の抗体医薬3剤も

選ばれるクスリ#14Photo:©Eggy Sayo/gagettyimages

 片頭痛治療薬の処方患者数ランキングで、トップ10に頭痛発作を鎮めるトリプタン系薬5剤がランクインした。では1位は?処方患者数ランキングを公開するとともに、新たな治療の選択肢をお伝えする。

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#15 3月8日(水)配信
がんの新世代治療薬「エンハーツ」の対象はどこまで広がる?専門医は乳がんの治療範囲拡大に注目

選ばれるクスリ#15Photo:Image Source/gettyimages

 がんの薬物治療は、分子標的薬と免疫チェックポイント阻害薬の登場がそれぞれ第一の波、第二の波を起こした。そして今、抗体薬物複合体(ADC)「エンハーツ」が第三の波を生む。

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#16 3月9日(木)配信
更年期障害で処方患者数の多い「人気薬」ランキング!2位ホルモン補充療法薬、1位は?

選ばれるクスリ#16Photo:©Eggy Sayoga/gettyimages

 女性の更年期障害で使われる薬の処方患者数ランキングでは、他の疾患とは異なる意外な存在が上位に入った。ダイヤモンド編集部が作成した処方患者数トップ10を公開する。

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#17 3月10日(金)配信
睡眠障害で処方患者数の多い「人気薬」ランキング!4位は“非推奨薬”、1位は?

選ばれるクスリ#17Photo:©Eggy Sayoga/gettyimages

 不眠大国・日本における睡眠障害の治療薬のニーズは大きい。近年、旧来よりも依存性が低く副作用の少ない新薬が次々に登場しているが、実際に現場の医師から選ばれている薬は何か。

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#18 3月11日(土)配信
アレルギー性鼻炎で処方患者数の多い「人気薬」ランキング!花粉症で選ばれている薬は?

選ばれるクスリ#18Photo:©Eggy Sayoga/gettyimages

 花粉症などのアレルギー性鼻炎で使われる薬の処方患者数ランキングでトップ3に入ったのは、全て同じタイプの薬だった。ダイヤモンド編集部が作成した処方患者数ランキングを公開する。

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#19 3月13日(月)配信
薬学部「学生離れが進んだ大学」ランキング2023【ワースト50大学】3位は岐阜薬科大、1位は?

選ばれるクスリ#19Photo:Catherine Falls Commercial/gettyimages

 私立大学薬学部の志願者数が、2022年入試で8年ぶりに増加に転じた。しかし、かつての人数には程遠い。文部科学省の最新データを基に作成した全薬学部「学生離れが進んだ大学」ランキングをお届けする。

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#20 3月14日(火)配信
薬学部「学費×難度×国家試験合格率」格付け【私立57薬学部】コスパ最高の“お得”な大学は?

選ばれるクスリ#20Photo:Catherine Falls Commercial/gettyimages

 難関大学で薬剤師国家試験の結果が良いのは当たり前。では、入試は易しいのに薬剤師国家試験合格率が高くて、さらには学費が安いのはどこか。コスパ最低はどこか。“お得”な薬学部を格付けした。

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#21 3月15日(水)配信
薬学部「6年で薬剤師試験合格率」ランキング2023【全国74薬学部】ワースト3位第一薬科大、1位は?

選ばれるクスリ#21Photo:Catherine Falls Commercial/gettyimages

 留年者・既卒者などを含めない大学在学6年での薬剤師国家試験合格率こそ、薬学部の実力だ。文部科学省が2023年1月に公表した最新データを基に作成した、全74薬学部「6年ストレートでの国試合格率ワーストランキング」をお届けする。

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#22 3月16日(木)配信
認知症薬の絶対王者アリセプトがネットで「危険な薬」扱いされる理由

選ばれるクスリ#22Photo:Image Source/gettyimages

 認知症治療の現場で、不動の人気を誇るエーザイの「アリセプト」(一般名:ドネペジル塩酸塩)。この人気薬が一部で危険視され、「休薬しよう」と医師や施設の職員に勧められることがあるという。

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#23 3月17日(金)配信
腰痛治療の新ガイドラインで「効果に根拠なし」と断じられた人気薬とは?

選ばれるクスリ#23Photo:Image Source/gettyimages

 日本人の約4分の1が苦しんでいるとされる腰痛。原因不明であることが多く、現場の医師たちも手を焼いている。痛み治療で広く使われてきたあの“人気薬”の真の効果、アップデートされた腰痛治療の新常識を解説する。

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#24 3月18日(土)配信
痛み止め市販薬で「最強」なのは?【頭痛・腹痛・筋肉痛】薬剤師が伝授!

選ばれるクスリ#24Photo:Image Source/gettyimages

 忙しい毎日を送る働き盛り世代。体のどこかに痛みを抱えながらも、医師にかかる時間がなかなか取れないものだ。頭痛、腹痛、筋肉痛に強い味方となる“最強”の市販薬を、痛み止めの専門家に聞いた。

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#25 3月19日(日)配信
うつ治療で処方患者数の多い「人気薬」ランキング!2位ミルタザピン、1位は?

選ばれるクスリ#25Photo:©Eggy Sayoga/gettyimages

 ストレスの多い社会において心を病む現代人は後を絶たず、メンタルヘルスに対する治療薬のニーズは大きい。うつの治療薬処方患者数ランキングをお届けする。

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#26 3月20日(月)配信
認知症治療で処方患者数の多い「人気薬」ランキング!2位メマンチン、1位は?

選ばれるクスリ#26Photo:©Eggy Sayoga/gettyimages

 今や65歳以上の6人に1人が罹患していると推定されている認知症。その中でも患者数が最も多いアルツハイマー型認知症の治療薬について、処方患者数ランキングをお届けする。

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#27 3月21日(火)配信
糖尿病治療で処方患者数の多い「人気薬」ランキング!11位と14位に“次なる主役”

選ばれるクスリ#27Photo:©Eggy Sayoga/gettyimages

 糖尿病治療の処方患者数ランキングでトップ20に近年の主役であるDPP-4阻害薬6剤がランクインした。そして11位と14位に入ったのは“次なる主役”だ。処方患者数ランキングを公開するとともに、治療薬選択を転換させる2022年の大異変を追った。

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#28 3月22日(水)配信
高血圧で処方患者数の多い「人気薬」ランキング!トップ10にARBが5剤、1位は?

選ばれるクスリ#28Photo:©Eggy Sayoga/gettyimages

 高血圧治療薬の処方患者数で、トップ10にARBが5剤ランクインした。では1位は?処方患者数ランキングを公開する。

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#29 3月23日(木)配信
脂質異常症で処方患者数の多い「人気薬」ランキング!トップ3の共通点とは?

選ばれるクスリ#29Photo:©Eggy Sayoga/gettyimages

 脂質異常症治療薬の処方患者数ランキングで上位をスタチンが占めた。中でもトップ3には、ある共通点がある。

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#30 3月24日(金)配信
痛風・高尿酸血症で処方患者数の多い「人気薬」ランキング!1位と2位が尿酸生成抑制薬になった理由

選ばれるクスリ#30Photo:©Eggy Sayoga/gettyimages

 痛風・高尿酸血症治療薬の処方患者数ランキングで1位、2位共に尿酸生成抑制薬がランクイン。なぜこのタイプの薬がよく使われたのか。

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#31 3月25日(土)配信
肺がんで処方患者数の多い「人気薬」ランキング!3位タグリッソ、2位は“新世代薬”

選ばれるクスリ#31Photo:©Eggy Sayoga/gettyimages

 国内で患者数が多い肺がん、胃がん、大腸がん、肝がん、乳がん、前立腺がんのうち、肺がんの薬物治療は最も個別化医療が進んでいる。肺がん治療薬の処方患者数ランキングを公開する。

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#32 3月26日(日)配信
胃がんで処方患者数の多い「人気薬」ランキング!化学療法が中心も、5位に“新世代薬”

選ばれるクスリ#32Photo:©Eggy Sayoga/gettyimages

 胃がんの薬物治療は、肺がんほど個別化医療は進んでいない。正常な細胞も攻撃してしまう従来の化学療法が中心だ。そんな中でも正常な細胞への攻撃を避ける“新世代薬”は存在する。胃がん治療薬の処方患者数ランキングを公開する。

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#33 3月27日(月)配信
大腸がんで処方患者数の多い「人気薬」ランキング!3位は分子標的薬アバスチン、1位は?

選ばれるクスリ#33Photo:©Eggy Sayoga/gettyimages

 大腸がんの治療は、個々の患者に合った治療を行う個別化医療が進んできている。病院など医療機関ではどんな薬が選ばれているのか。大腸がん治療薬の処方患者数ランキングを公開する。

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#34 3月28日(火)配信
肝がんで処方患者数の多い「人気薬」ランキング!2位レンビマ、6位に”新世代薬”

選ばれるクスリ#34Photo:©Eggy Sayoga/gettyimages

 肝がんの薬物治療には分子標的薬などの新しいタイプの薬が使われており、近年は治療選択にさらなる変化が起きた。肝がん治療薬の処方患者数ランキングを公開する。

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#35 3月29日(水)配信
乳がんで処方患者数の多い「人気薬」ランキング!上位はホルモン療法薬、“新世代薬”で激変も

選ばれるクスリ#35Photo:©Eggy Sayoga/gettyimages

 乳がんの薬物治療には、ホルモン療法、分子標的療法、化学療法がある。がんのタイプは「ホルモン受容体陽性」「HER2陽性」「トリプルネガティブ」といったタイプに分かれ、このタイプによって治療の選択が検討される。“新世代薬”はそこに大きな変化を起こそうとしている。乳がん治療薬の処方患者数ランキングを公開するとともに、新世代薬台頭の動向を追う。

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#36 3月30日(木)配信
前立腺がんで処方患者数の多い「人気薬」ランキング!5位イクスタンジ、1位は?

選ばれるクスリ#36Photo:©Eggy Sayoga/gettyimages

 前立腺がんの薬物治療は、男性ホルモンであるアンドロゲンの分泌や働きを妨げて進行を抑えるホルモン療法が中心だ。前立腺がん治療薬の処方患者数ランキングを公開する。

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