中学受験塾「合格者数上位校」ランキング&「学校別合格者数比較表」【首都圏13塾を大調査・2026年入試版】Photo:PIXTA

中学受験塾を選ぶ際、各塾のウェブサイトなどでは難関校の合格実績ばかりが強調され、中堅校の合格者数や、その塾の実際のボリュームゾーンである合格校、ましてや他塾との差を知ることは困難だ。そこで、特集『わが子がぐんぐん伸びる!中高一貫校&塾&小学校』の#10では、首都圏の主要13塾について、各塾が具体的にどの中高一貫校に何人の合格者を出しているのかをランキング。さらに、首都圏(1都3県)と茨城県における最難関校から中堅校、偏差値40台の一般校までの各中高一貫校について、主要塾の合格者数を比較できる一覧表を作成し、一挙掲載する。(ダイヤモンド編集部 宮原啓彰)

御三家・新御三家・付属校から人気の中堅校まで
志望校の塾別合格者数が一目で比較できる

 本特集の#7『中学受験塾「合格力」ランキング【首都圏28塾・2026年入試版】6位早稲アカ、ベスト5は?合格校の平均偏差値が高い塾はどこか』では、首都圏の主な中学受験塾の合格校の平均偏差値を求めた「『合格力』ランキング」をはじめ、各塾がどの偏差値レベルの中高一貫校にどれだけの合格者を出しているかの割合を算出した「学校偏差値ランク別合格者ウエート」などによる分析を行った。

 そこからは各塾の真の実力は測れるものの、具体的な志望校がある程度決まっている場合、より具体的な合格校別の合格者数の分析と、その塾同士の比較が必要だろう。そんな受験生と保護者のために、まず首都圏の四大塾はもちろん、少数精鋭型塾を含めた主要13塾について、直近2025年入試における各塾の個別の中高一貫校の合格者数をランキング形式で掲載する。

 また各中高一貫校の合格者数について、塾同士を横比較するのは膨大な手間暇がかかるだろう。そこで開成や桜蔭など男女御三家や筑波大学附属駒場(筑駒)をはじめとする「最難関校」から、近年人気が高まっている「中堅校」や偏差値40~45の「一般校」までの各中高一貫校を偏差値順に並べた上で、24~25年の過去2年の入試における各塾の合格者数が一目で比較できる一覧表を作成した。

 次ページから一挙掲載するので、塾選びに役立ててほしい。