家計再生コンサルティング
【第9回】 2012年8月31日 横山光昭

「その車、本当に必要ですか?」
“金食い虫”の自家用車の維持コストを考えよう!

週末ドライバーなら、タクシーを利用するほうがいい場合も

 車はお金がかかるものなので、なくても暮らしていけるのであれば、(いま貯金を頑張りたい人は)持たないほうがベターです。

 でも、車が生き甲斐で、がんばって車を買いたいという人には、やめろとはいいません。むしろ車を買うことが貯金のモチベーションになるなら◎です。

 ただ、そこまでの思い入れも必然性もないなら、車への執着は捨てたほうが家計がラクになることはたしかです。

 以前に家計相談でお会いしたある方は、小さいお子さんを抱えた20代のご夫婦で、年収は200万円台。少し前にファミリーカーを購入しており、ローンを支払っているということでした。

 ですが、原油価格がまた高くなってきているいま、ガソリン代もバカになりません。そこで、その方は「普段は極力車に乗らず、週末に1回乗るだけにして、ガソリン代を浮かしています」と話していました。

 それだけ聞くと、すごく節約をがんばっているみたいですが(たしかに、使わなければガソリン代はかからないですからね)、一つ疑問が生じます。

週に1回しか乗らないですんでいるのに、そもそも車は必要だったのか? ということです。

 世の中、週末しか車に乗らないという人は少なくありません。それでも、週末のたびに大きなゴルフバッグを積みこんで、遠征しているような場合は、まだ"元が取れている"とは思います。

 逆に、"元が取れていない"と思うのは、先ほどのご夫婦のように、週末近所のスーパーに行くときくらいしか、普段は車に乗らないという場合。たくさん買い物をするし、子どもがいるから、車があると便利なのだというのはわかります。でも、それならタクシーで行ったほうがまだマシだという場合も多いのです。