高島屋
創業者飯田新七(初代)は、1803(享和3)年、越前国(福井県)敦賀の中野宗兵衛の子に生まれ、幼名を鐡次郎といった。12歳で京都の呉服商に奉公に出て、26歳のとき、京都烏丸松原で米穀商「高島屋」を営んでいた飯田儀兵衛(近江国<滋賀県>高島郡出身)の長女、秀と結婚し婿養子となった。その後、新七は分家し、近隣に妻秀と家を借り、1831(天保2)年古着と木綿を扱う店を始めた。屋号は本家と同じ「高島屋」とした。これが、今日に続く「高島屋」の出発点である。
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高島屋、J.フロント…百貨店軒並み増収でも、コロナ苦境が鮮明な根拠
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三越伊勢丹、高島屋も…百貨店の6月業績は「前年超えでも崖っぷち」なワケ
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コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次の業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次の業績データの推移から、6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする。今回は、2021年4~6月度の百貨店編だ。

年収が高い小売会社ランキング2020最新版【全285社・完全版】
ダイヤモンド編集部,松本裕樹
今回は「年収が高い小売会社ランキング2020」を作成した。年収800万円以上が8社となった。

三越伊勢丹・高島屋より丸井の方がコロナ耐性が高い理由、本業は「脱・百貨店」
ダイヤモンド・アナリティクスチーム,笠原里穂
コロナ禍からの企業業績の回復は、勝ち組と負け組の格差が拡大して「K字型」に引き裂かれていくという二極化の議論が強まっている。そこで、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析した。今回は、丸井グループ、三越伊勢丹ホールディングスなど百貨店業界の5社について解説する。

コロナ禍の百貨店、三越伊勢丹の社長交代も「左遷」といえる理由[見逃し配信]
新田義男
新型コロナウイルスの感染拡大で、百貨店の業績が窮地だ。三越伊勢丹ホールディングスの社長交代も事実上の“左遷”といえる。同社でかつて問題化した「追い出し部屋」は、単純業務をさせるなど形を変えて継続中だ。他社も含め、旧知の業界の人事模様を眺めてみよう。
![コロナ禍の百貨店、三越伊勢丹の社長交代も「左遷」といえる理由[見逃し配信]](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/9/6/360wm/img_96bffbf1f8d42cb28dda6e8d5b346f3867537.jpg)
苦境の三越伊勢丹の中長期計画が「原点回帰」で期待を持てる理由
村上達也
3回目の緊急事態宣言で、再び都心での臨時休業を強いられる百貨店。このたび2021年3月期通期決算を公表した三越伊勢丹ホールディングスは、あるべき百貨店の姿に原点回帰する方針を掲げており期待が持てるが、やはり難点も見える。西の雄・阪急阪神百貨店を擁するエイチ・ツー・オー リテイリングも独自の戦略を提示したが、その課題も指摘しておく。

コロナ禍の百貨店、三越伊勢丹の社長交代も「左遷」といえる理由
新田義男
新型コロナウイルスの感染拡大で、百貨店の業績が窮地だ。三越伊勢丹ホールディングスの社長交代も事実上の“左遷”といえる。同社でかつて問題化した「追い出し部屋」は、単純業務をさせるなど形を変えて継続中だ。他社も含め、旧知の業界の人事模様を眺めてみよう。

三越伊勢丹、高島屋も…百貨店の3月業績は「急回復でも崖っぷち」なワケ
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コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次の業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次の業績データの推移から、6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする。今回は、2021年3月度の百貨店編だ。

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ダイヤモンド・アナリティクスチーム,加藤桃子
コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次の業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次の業績データの推移から、6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする。今回は、2021年1~2月度の百貨店編だ。

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三越伊勢丹・高島屋…コロナ禍の百貨店、年末商戦で売れた「あるもの」とは?
ダイヤモンド・アナリティクスチーム,加藤桃子
コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次の業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次の業績データの推移から、6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする。今回は、12月度の百貨店編だ。

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「慶應卒は出世に有利」は本当か?百貨店・不動産業界、慶應パワーの実態
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「石を投げれば慶應出身者に当たる」といわれる百貨店業界。超有力OBがトップに就いた不動産大手。ゼネコンを含め「慶應卒なら出世に有利」は本当なのか。最新の人事動向と各業界の特徴を分析する。

外食・小売業界が緊急事態宣言で迎える正念場、「生き残るために営業」も
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新型コロナウイルスの感染拡大によって、首都圏1都3県に2度目の緊急事態宣言が発令された。政府による時短営業や夜間の外出自粛要請に対して、外食や百貨店などの小売業界はどう動いたのか。感染拡大防止をめぐって、場当たり的な国の対策に事業者が苦慮し不満を募らせる実情を探った。

大丸松坂屋が売上高2割超減、コロナ第3波が百貨店を直撃/百貨店【11月度・業界天気図】
ダイヤモンド・アナリティクスチーム,加藤桃子
コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次の業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次の業績データの推移から、6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする。今回は、11月度の百貨店編だ。
