日本郵船
岩崎弥太郎が率いる「日本郵船」の前身「郵便汽船三菱会社」は、「日本国郵便蒸気船会社」と「三菱商会」が合併して設立され、日本初の外航航路(横浜・上海定期航路)を開設した。その後「共同運輸会社」との熾烈な運賃競争の中、政府仲介で両社が合併し、1885(明治18)年、「日本郵船」が設立された。船の煙突部分に付ける会社のマークは、白地に2本の赤の線で「二引き」と呼ばれ、両社の対等合併のほか、航路の地球横断と前途無限の発展を意味している。
関連ニュース
#5
経営陣による買収で株価上昇も!?「MBOしやすい会社」ランキング!23位DeNA、14位ノジマ、1位は?
ダイヤモンド編集部,清水理裕
上場会社を非公開化するMBOの動きが活発化している。直近では大正製薬ホールディングスやベネッセホールディングスといった大企業が踏み切るケースが出てきた。その際、買い付け価格は時価に数十パーセントのプレミアム(上乗せ幅)が加えられるため、株価が大きく上昇することも多い。「MBOしやすい会社ランキング」を作成して次の大正製薬、ベネッセとなる上場企業はどこかを探った。

#24
JR東&東海・ANA・郵船の年収、恵まれた世代は?ANAはOB世代が勝ち逃げか【5世代20年間の推移を初試算】
ダイヤモンド編集部,清水理裕
コロナ禍で陸海空運の業績は明暗を分けた。鉄道・空運が大打撃を受けた一方、海運は需給逼迫(ひっぱく)による運賃高騰で史上空前の利益を上げた。今回はJR東日本とJR東海、ANAホールディングス、日本郵船の4社を取り上げる。各社の中で、それぞれ年齢別に年収を比べた場合、団塊・バブル期・就職氷河期・ゆとり世代のうち、どの世代が恵まれていたか?20年間を10年刻みにして、5世代の年収と主要64社内のランクの推移を初試算。ANAはOB世代が勝ち逃げなのかを検証。一方、残り3社で優勢だった世代はどこか。

予告
徹底取材!「年収実額・リアル待遇・会社実名」で社内の残酷な世代間格差を忖度なしで検証
ダイヤモンド編集部
団塊、バブル、就職氷河期、ゆとり――。どの世代が恵まれていて、どの世代が割を食っているのか?現在、課長や部長として企業を支えるのは、就職難の憂き目に遭った氷河期世代。上のバブル入社組にはポストの多くを牛耳られ、下の世代に対してはハラスメントや働き方改革の面で細心の注意を払わなければならない。一方、団塊の世代は「勝ち逃げ」とやゆされることが多いが、実際にはどうだろうか。内情が分かりにくい役職定年にも切り込みつつ、実額&実年齢の独自データと徹底取材で実態に迫った。

【無料公開】慶應「評議員継続」ランキング【76人】サントリー、三井不の首脳ら23人が在任20年超!
ダイヤモンド編集部
慶應義塾大学の「最高幹部」である評議員はOBにとって最高のステータスである。今回は教職員などを除いた評議員76人の在任期間を集計したランキングを紹介する。最長はなんと44年。サントリーホールディングスや三井不動産、大正製薬ホールディングスの首脳ら23人が在任20年以上となった。

伊藤ハム御曹司の元ZOZO首脳が「アパレルから電力」へキャリアを大転換した理由
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
衣料品通販大手ZOZOの元COO(最高執行責任者)で伊藤ハム創業家出身でもある伊藤正裕氏が2021年に立ち上げたパワーエックス。伊藤忠商事など数々の大手企業が出資や提携に乗り出している電力業界の風雲児だ。特集『EV充電ゴールドラッシュ』の#4『EV充電インフラ市場に元ZOZOの伊藤ハム御曹司が電撃参戦!伊藤忠、東急不と手を組む風雲児の正体』に収載しきれなかった伊藤氏のインタビューをお届けする。

年収が高い陸運・海運会社ランキング2022最新版【トップ5】1位、2位は1000万円超え!
ダイヤモンド編集部,加藤桃子
今回は、上場する陸運会社・海運会社を対象に平均年収のデータを使って、「年収が高い陸運・海運会社ランキング2022最新版」を作成した。本社所在地はダイヤモンド社企業情報部調べ。単体の従業員数が100人未満の会社は除外している。対象期間は、2021年4月期~22年3月期。

年収が高い陸運・海運会社ランキング2022最新版【全35社完全版】陸運で年収の高い会社はどこ?
ダイヤモンド編集部,加藤桃子
今回は、上場する陸運会社・海運会社を対象に平均年収のデータを使って、「年収が高い陸運・海運会社ランキング2022最新版」を作成した。本社所在地はダイヤモンド社企業情報部調べ。単体の従業員数が100人未満の会社は除外している。対象期間は、2021年4月期~22年3月期。

ANAは日本貨物航空買収、JALはヤマトと提携!「真逆の貨物戦略」どちらに軍配?
ダイヤモンド編集部,梅野 悠
ANAホールディングス(HD)は10月、海運最大手の日本郵船から日本貨物航空の全株式を取得する。また、一方のJALは2010年の経営破綻以来、“禁じ手”としてきた貨物機の再導入を発表した。両社は今期から貨物事業にテコ入れするが、実はその戦略は対極ともいえる。両社の収益のカギを握る貨物戦略の成否を占う。

#8
川崎汽船が大盤振る舞い?海運バブルで財務改善でも「株主還元重視」で将来性に不安
ダイヤモンド編集部,梅野 悠
新型コロナウイルスの感染拡大を背景にしたコンテナ運賃の高騰で、2期連続の最高益を達成した海運大手3社。青息吐息だった業界3位の川崎汽船も大復活を遂げた。だが、記録的に積み上がった同社のキャッシュの“使い道”を競合と比べると、成長よりも株主還元重視の姿勢が浮かび上がる。

【無料公開】JR3社が最高益回復?海運はバブル崩壊をしのげるか?コロナで揺れた運輸業界の「5年後」(元記事へリダイレクト処理済み)
ダイヤモンド編集部
コロナ禍でわが世の春を謳歌した海運、巨額赤字に転落した鉄道や空運。明暗分かれた運輸セクターだが、今後5年間を考えると海運大手3社はバブル崩壊後の軟着陸、鉄道JR3社は最高益への挑戦がテーマとなる。隠れた重要テーマであるトラックドライバー不足を追い風とする意外な中堅企業も紹介する。

日経平均「3万8915円超え」は必然!その先に迫る上場企業の“大・不安時代”とは?
鈴木貴博
日経平均は、年内にバブル期の最高値3万8915円を抜く――。私はそう確信しています。日経平均を押し上げる「三大要因」が強力に作用しているからです。しかし、「そのあとの世界」はどうなるのでしょうか。実は、上場企業の過半数が足をすくわれる「大・不安時代」がやってくるかもしれません。3メガバンクやオリックス、三井不動産や野村不動産ホールディングス(HD)、日本郵船や商船三井、鹿島建設や大林組、東レや旭化成、日本製鉄やJFEHD、ホンダにSUBARUなど……日本を代表する上場企業も例外ではないのです。

国谷裕子、小谷真生子、酒井美紀…タレント社外取の「報酬」大公開【全32人・前編〈トップ4〉】年俸5099万円の女子アナは?
ダイヤモンド編集部,清水理裕
上場企業の社外取締役に、アナウンサーやスポーツ選手、芸能人らが就くケースが目立っている。そのたびにニュースとなり、耳目を引くが、実際に彼らは報酬を幾らもらっているのか。ダイヤモンド編集部が主なタレント社外取をピックアップし、32人の実名と報酬リストを初めてまとめた。今回の前編〈トップ4〉では、報酬額の高い4人の顔触れを見ていこう。彼らは「お飾り」なのか、経営の識見があるのか。

#11
国谷裕子、小谷真生子、酒井美紀…タレント社外取の「報酬」大公開【全32人・前編】年俸5099万円の女子アナは?
ダイヤモンド編集部,清水理裕
上場企業の社外取締役に、アナウンサーやスポーツ選手、芸能人らが就くケースが目立っている。そのたびにニュースとなり、耳目を引くが、実際に彼らは報酬を幾らもらっているのか。ダイヤモンド編集部が主なタレント社外取をピックアップし、32人の実名と報酬リストを初めてまとめた。今回の前編では、報酬額の高い16人の顔触れを見ていこう。彼らは「お飾り」なのか、経営の識見があるのか。

番外編
川崎汽船の明珍社長が“逆張り戦略”不安説に反論「多角化より海運集中で収益伸ばせる」
ダイヤモンド編集部,梅野 悠
海運業界が沸き立った空前のコンテナバブルは、青息吐息だった業界3位の川崎汽船を復活させた。ポストバブルの成長戦略で海運2強の日本郵船と商船三井が非海運事業の強化を掲げる一方、川崎汽船は海運集中の”逆張り戦略”を打ち出す。川崎汽船の明珍幸一社長を直撃し、海運一本足打法の勝算を尋ねた。

#7
海運大手の「給料・人事」大公開!日本郵船のボーナスは不況時の4.5カ月からバブルで爆増!
ダイヤモンド編集部,梅野 悠
海運業界は高給で有名だ。歴史的なコンテナバブルで2期連続の最高益をたたき出した日本郵船では、ボーナスが不況時の4.5カ月分から跳ね上がった。日本郵船のボーナスの具体的な水準と併せ、海運大手の役職に応じた給与水準を公開。バブルによって爆増した課長や部長の給与やボーナスの実額を明かす。

#6
川崎汽船が3強から陥落危機!?バブルで復活も「海運一本足打法」の逆張り戦略に不安
ダイヤモンド編集部,梅野 悠
構造改革の遅れによって迷走してきた川崎汽船は、海運バブルで息を吹き返した。バブルが終焉し、次の一手として上位2社が非海運事業の強化などに動く一方、川崎汽船は海運業の「一本足打法」を掲げる。川崎汽船の逆張り戦略に勝算はあるのか。川崎汽船が今後注力する海運3事業に潜むリスクを解き明かす。

#4
日本郵船の曽我社長が純利益1兆円超で“爆買い”宣言「今年度中にも物流事業を買収」
ダイヤモンド編集部,梅野 悠
海運業界が沸いた空前のコンテナバブルは終焉を迎えた。2期連続で純利益1兆円を達成した業界最大手の日本郵船は、ポストバブルの新たな航路をどう描くのか。4月に新社長に就任した曽我貴也氏を直撃し、新リーダーに1兆円の投資の“使い道”に加え、10年先の業界の勢力図について聞いた。

#3
日本郵船、4年後の社長レースに浮上する「最右翼4人」の実名
ダイヤモンド編集部,梅野 悠
日本郵船の新社長に4月1日付で曽我貴也氏が就いた。同社では近年、4~5年で次の社長にバトンが渡されるのが慣例だ。実は、昨今の日本郵船ではかつては重視されてきた「学閥」や「出身畑」といったトップの選定条件が変わってきている。4年後の次期社長候補に浮上する幹部4人の実名を明らかにする。

#2
日本郵船は物流、商船三井は不動産…最高益に沸く2強が「脱・海運」にシフトする理由
ダイヤモンド編集部,梅野 悠
空前のコンテナバブルの終焉を受け、海運2強の日本郵船と商船三井が次の一手として「脱・海運」戦略を加速している。日本郵船は物流事業を、商船三井は不動産などの非海運事業を育てる考えだ。両社が非海運に力を入れるのはなぜか。両社が10年先に見据える海運業界の勢力図とは。

#1
海運大手3社の合弁「日の丸コンテナ船」、バブル終焉で忍び寄るリスクの正体
ダイヤモンド編集部,梅野 悠
新型コロナウイルスの感染拡大による物流混乱で超異例の好業績を叩き出したのが、海運大手3社によるコンテナ合弁会社「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)」だ。海運バブルの終焉で、ONEには今後の成長戦略が問われる。だが、ONEには“内憂外患”ともいうべきリスクが存在する。日の丸コンテナ船が抱えるリスクを明らかにする。
