莫 邦富

莫 邦富

作家・ジャーナリスト
1953年、上海市生まれ。85年に来日。『蛇頭』、『「中国全省を読む」事典』、翻訳書『ノーと言える中国』がベストセラーに。そのほかにも『日中はなぜわかり合えないのか』、『これは私が愛した日本なのか』、『新華僑』、『鯛と羊』など著書多数。
香港企業が「馬路村」を商標登録出願!?未だ日本に足りない海外ブランド戦略
莫 邦富
先日、香港企業が「馬路村」を商標登録すべく特許庁に出願していることが判明した。高知県馬路村関係者は、対応を検討しているという。しかし、こうした事態は以前から指摘されていたことだ。今回の件で、改めて日本は海外ブランド戦略に対する意識が低いということが露呈した格好だ。
香港企業が「馬路村」を商標登録出願!?未だ日本に足りない海外ブランド戦略
南シナ海で米国が全面対決姿勢、中国が発する「回避のシグナル」
莫 邦富
米中関係は風雲急の状態が続いている。だが7月14日、米国はさらに重大な一歩を踏み出した。南シナ海の領有権をめぐる問題で、初めて米国は中国を全面否定する立場を明確にしたのだ。このままでは正面衝突も危惧されるが、中国は最近になって米国に対してそれを回避するべくシグナルを発している。中国は米国側の圧力をどうかわし、衝突を避けようとしているのか。
南シナ海で米国が全面対決姿勢、中国が発する「回避のシグナル」
対ファーウェイ国産5G連合で蘇る、日本メーカー中国携帯市場「惨敗」の記憶
莫 邦富
東京大学社会科学研究所の丸川知雄教授がフェイスブック上で、NTTがNECに出資して中国のファーウェイに対抗するべく国産5G連合をつくるという構想に対して、痛烈に批判していた。これを見て、私の思い出したのは、中国の携帯電話市場で失敗を続けた、日本の携帯電話メーカーの敗戦史だった。
対ファーウェイ国産5G連合で蘇る、日本メーカー中国携帯市場「惨敗」の記憶
上海市政府が東京をモデルにして「グレーターシャンハイ」を目指す理由
莫 邦富
1年ほど前から、筆者は蘇州市を走る地下鉄S1号線の工事に関する情報に注目している。それは、単なる地下鉄の工事の進捗を超えた内容が隠されているからだ。
上海市政府が東京をモデルにして「グレーターシャンハイ」を目指す理由
中国人カップルと文革世代が思い寄せる「5月20日」に、米国が声明を出した理由
莫 邦富
2014年から5月20日を「520」は「我愛你(あなたを愛する)」と語呂合わせで解釈し、さまざまなイベントが行われるようになった。今や中国社会に習俗として定着している。だが、微笑ましい一光景だと受け止めてきた今年の520は様変わりし、非常に重い苦しい政治的色彩の濃いものとなった。
中国人カップルと文革世代が思い寄せる「5月20日」に、米国が声明を出した理由
中国でコロナ後に訪れた「養豚バブル」、不動産・ネット企業が続々進出
莫 邦富
新型コロナウイルス感染の心配はまだ完全に解消していないが、感染拡大は一応抑えられた中国では、急速に日常的な話題が人々の関心を集めるようになった。その一つは豚肉の供給事情だ。
中国でコロナ後に訪れた「養豚バブル」、不動産・ネット企業が続々進出
中国が経済回復を目指して試行する、常識に囚われない「2つの手」
莫 邦富
緊急事態宣言の延長が決まった日本に対して、いち早く経済回復への取り組みが始まった中国では、現在、前例のない対策が施行されている。コロナ禍がもたらした経済的損失を取り戻すためには、今までにない道を切り拓かざるを得ないのだ。最近、中国が打ち出した「2つの手」が注目されている。
中国が経済回復を目指して試行する、常識に囚われない「2つの手」
中国人の自粛生活を支える「雲会議」事情、Zoomに似たサービスも続々
莫 邦富
コロナ感染を一足先に抑え、武漢の封鎖を解いた中国だが、やはり人々はコロナ感染が再び深刻化することを恐れている。会議や多人数の打ち合わせなどは、現在の日本と同じようにテレワークで対応している。中国では、これを「雲会議」と呼び、「中国版Zomm」も続々と登場している。
中国人の自粛生活を支える「雲会議」事情、Zoomに似たサービスも続々
中国で恐れられる「上場企業の殺し屋」と呼ばれる投資家の正体
莫 邦富
中国でスタバをしのぐほどの勢いで成長していたコーヒーショップ・チェーンが、巨額の偽装取引を暴露され、集中砲火を浴びている。背後には空売りを得意とする「モノ言う投資家」の存在がある。中国企業にとってコロナよりも怖いかもしれない彼らの正体とは。
中国で恐れられる「上場企業の殺し屋」と呼ばれる投資家の正体
コロナで一触即発の米中を和解させた「知られざるキーマン」のツイート
莫 邦富
新型コロナが発生・蔓延した責任を巡り、米国と中国がお互いを非難し合い、一時は一触即発の深刻な状況に陥った。しかし、9日間続いた対立は一瞬で和解ムードに向かい、終息した。背景には「最後の48時間」に両国の間を取り持ったキーマンの存在があった。
コロナで一触即発の米中を和解させた「知られざるキーマン」のツイート
中国のコロナ「水際作戦」の厳重実態、それでも突破する帰国者も
莫 邦富
新型コロナウイルスの新規感染者数は、このところ中国国内よりも海外の方が多くなる逆転現象が起きている。感染者が海外から中国に入国して感染を広げるケースを厳重に予防するため、中国の空の玄関となっている上海市などの都市では、日本や韓国などからの訪問者を国籍を問わず一律に14日間隔離するとしている。
中国のコロナ「水際作戦」の厳重実態、それでも突破する帰国者も
新型肺炎感染者が増加する日本と韓国を、中国が極度に警戒する理由
莫 邦富
都市封鎖で新型コロナウイルスの感染を阻止する作戦を全土で展開している中国。足もとでは、一部の経済活動を復活させようとしている。そんな中、彼らが極度に警戒し、対策を講じているのが、日本や韓国からの来訪者だという。
新型肺炎感染者が増加する日本と韓国を、中国が極度に警戒する理由
「マスク狂騒曲」を利用して荒稼ぎに走る、在日中国人社会の裏の顔
莫 邦富
新型コロナウイルスの猛威が日本を襲い、「マスク狂騒曲」を生み出している。在日中国人社会にはマスクの買い占めなどに警鐘を鳴らす人々が多い一方、騒動を利用して荒稼ぎをしようとする人も見られる。新型肺炎騒動からは、その「善と悪」の両面が垣間見える。
「マスク狂騒曲」を利用して荒稼ぎに走る、在日中国人社会の裏の顔
新型肺炎に恐怖する武漢市民、「逃げるも戻るも命がけ」のサバイバル事情
莫 邦富
2003年春先、SARSの嵐が吹き荒れていた中国を、今また新型肺炎の嵐が襲っている。激震地は武漢だ。中央政府によって封鎖された現地は、逃げ出したい人、戻りたい人が入り交じり、混沌とした状態だ。我々に何かできることはないのか。
新型肺炎に恐怖する武漢市民、「逃げるも戻るも命がけ」のサバイバル事情
中国ビジネスで勝つために絶対必要な「B級中華料理」の知識とは
莫 邦富
中国人が日本人と仕事をするとき、現地でしか食べられない中華料理を紹介すると、感動されることがある。中国人にとっても、日本人からこうした中華料理で接待されるのは好ましいことだ。ビジネスでも大いに役立つ「B級中華料理」とは、どんなものか。
中国ビジネスで勝つために絶対必要な「B級中華料理」の知識とは
日本人が知る由もない、アルメニアの「超IT先進国」ぶり
莫 邦富
中国が掲げる「一帯一路」の重要拠点でありながら、中国人でさえも日常でほぼ接点がない旧ソ連の小国・アルメニア。まして日本人には、同国の実情など知る由もない。しかしこの国、実はIT分野で世界屈指の実力を持っているのだ。
日本人が知る由もない、アルメニアの「超IT先進国」ぶり
出張族を悩ます、中国航空会社のルーズな運航体制は変わるか
莫 邦富
中国出張が多いビジネスパーソンは、航空会社の運航体制のルーズさに悩まされることが多い。かつて彼らの定時運航は本当にいい加減なものだった。最近は体制が改善されつつあるものの、サービス水準が日本に追いつくのはいつのことか。
出張族を悩ます、中国航空会社のルーズな運航体制は変わるか
中国の驚くべき通信大国ぶり、秘境の少数民族もネットで英語学習
莫 邦富
中国では2000年代以降、広大な国土に電話やインターネットなどの通信網が整備された。それは辺境の地で暮らす人々の生活さえ激変させた。今や行政区における光ファイバーと4Gの開通割合は98%。驚くべき「通信大国」ぶりを見てみよう。
中国の驚くべき通信大国ぶり、秘境の少数民族もネットで英語学習
中国ドラマが海外で爆発的ヒット、ソフトパワーでも日本に肉薄?
莫 邦富
1980年代、改革・開放の波に乗って、中国には日本の映画やドラマがたくさん輸入され、一世を風靡した。今、海外に発信されるソフトパワーでは、中国が日本を凌駕しつつある。中東やアフリカで中国ドラマが爆発的にヒットしているのだ。
中国ドラマが海外で爆発的ヒット、ソフトパワーでも日本に肉薄?
中国の仰天「監視社会」事情、人々は行動規範の再構築や規制とどう付き合うか
莫 邦富
中国は今や監視社会だ。都市部を中心に、監視カメラと顔認証システムのネットワークが網の目のように張り巡らされ、中国人の行動規範を大きく変えつつある。プライバシーを侵害される不安のなかで生きる、中国人の日常をお伝えする。
中国の仰天「監視社会」事情、人々は行動規範の再構築や規制とどう付き合うか
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