枝久保達也

鉄道ジャーナリスト

1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx

「地下鉄か否か」論争も紛糾!中小私鉄“長野電鉄”の歴史と魅力とは
枝久保達也
長野市に「地下鉄」があることをご存じだろうか。地下化されているのは長野駅から善光寺下駅の少し先までの約2キロの区間だ。人口40万人に満たない長野市で、なぜ地下鉄が運行されるようになったのか。その歴史とともに長野電鉄の魅力をお伝えする。
「地下鉄か否か」論争も紛糾!中小私鉄“長野電鉄”の歴史と魅力とは
ディズニーが日本を「世界一のモノレール大国」にした?意外な接点とは
枝久保達也
モノレールの魅力を発信する「第1回モノレールサミット」が1月21、22の2日間、神奈川県藤沢市の湘南モノレール湘南江の島駅ビルで開催された。モノレールはヨーロッパで発明されたものの、今や日本は営業路線長の合計が世界一のモノレール大国である。なぜ日本でこれほど普及したのか、その歴史を解説する。
ディズニーが日本を「世界一のモノレール大国」にした?意外な接点とは
JR常磐線・千代田線に賠償求め「2万6980円訴訟」、利用者が訴える理不尽
枝久保達也
JR常磐線各駅停車の亀有・金町駅を使う住民は昨年10月、東京メトロ千代田線の乗り入れにより「不当運賃」を取られているとして、JR東日本、東京メトロ、国に対して2万6980円の損害賠償を求めた。その第一回口頭弁論が1月13日、東京地裁で行われた。この問題の背景にある2つの思想対立とは。
JR常磐線・千代田線に賠償求め「2万6980円訴訟」、利用者が訴える理不尽
初詣客が急回復でも、鉄道「終夜運転」が大幅縮小された背景とは
枝久保達也
新年を迎えて、はや半月が過ぎた。コロナ感染者数が積極的に報じられなくなって以降、コロナは終わりつつあるという意識が広がりつつあるように思える。だが足元では「第8波」が到来し、国内感染者数は20万人を超える日が続き、死者数は過去最多を更新し続けている。そんな中、3年ぶりに迎えた行動制限のない年末年始を、鉄道事業者はどのように迎えたのだろうか。各社の発表などを元に振り返ってみたい。
初詣客が急回復でも、鉄道「終夜運転」が大幅縮小された背景とは
列車遅延で乗客が暴徒化、戦後ストの転機「上尾事件」はなぜ起きた?
枝久保達也
50年前の1973年3月、連日の列車遅延に不満を爆発させた乗客が国鉄高崎線上尾駅で暴動を起こす「上尾事件」が発生した。その背景にあったのが、国鉄の労働組合である国鉄労働組合(国労)と国鉄動力車労働組合(動労)による「順法闘争(順法スト)」だ。戦後のスト観を変えるほどの事件はなぜ起きたのか。
列車遅延で乗客が暴徒化、戦後ストの転機「上尾事件」はなぜ起きた?
JR・私鉄「3月ダイヤ改正」でどう変わる?新幹線と首都圏在来線を解説
枝久保達也
JR各社と東急電鉄、東武鉄道、西武鉄道など大手私鉄は昨年12月、2023年3月18日に実施する春のダイヤ改正の概要を発表した。新幹線と首都圏在来線を中心に見ていきたい。
JR・私鉄「3月ダイヤ改正」でどう変わる?新幹線と首都圏在来線を解説
JR新幹線・特急「年末年始の予約」が回復、コロナ前超えの好調な路線も
枝久保達也
JR各社は12月15日、年末年始(12月28日から1月5日までの9日間)の予約状況(いずれも12月14日時点のデータ)を発表した。新型コロナの感染は10月頃から増加傾向にあり、2020年、2021年と冬に感染拡大があっただけに、今年の年末年始もコロナ第8波が懸念されている中ではあるが、好調な結果となった。
JR新幹線・特急「年末年始の予約」が回復、コロナ前超えの好調な路線も
JR「うめきた新駅」来春開業、世界初の2つの設備が見せる“20年後の未来”
枝久保達也
JR西日本は12月9日、2023年春に開業予定の大阪駅の新ホーム、通称「うめきた新駅」を中心とする運行概要を発表した。世界初となる二つの設備を導入した新駅の技術的進化とは。
JR「うめきた新駅」来春開業、世界初の2つの設備が見せる“20年後の未来”
東京に「14番目の地下鉄」実現?東京駅と有明を結ぶ新路線計画の全容と課題
枝久保達也
小池百合子東京都知事は11月25日の定例会見で、2040年までに東京駅と有明を結ぶ「都心部・臨海地域地下鉄」を整備する方針を表明した。その全容と課題について解説する。
東京に「14番目の地下鉄」実現?東京駅と有明を結ぶ新路線計画の全容と課題
相鉄・東急直通「新横浜線」が来春開業、都心アクセスはどう変わるのか
枝久保達也
東急電鉄と相模鉄道は11月24日、2023年3月開業を予定している東急新横浜線・相鉄新横浜線の運行計画概要を発表した。これにより東京へのアクセスはどう変わるのか。また、約半世紀にわたる計画実現までの紆余(うよ)曲折とは。
相鉄・東急直通「新横浜線」が来春開業、都心アクセスはどう変わるのか
大手私鉄15社の業績はなぜ「急回復」した?黒字要因と最大の課題とは
枝久保達也
大手私鉄15社の中間決算が出そろった。全社が連結最終黒字となり、コロナ禍からの回復傾向が鮮明となった。主要各社の決算を読み解く。
大手私鉄15社の業績はなぜ「急回復」した?黒字要因と最大の課題とは
上越新幹線はなぜ「異質な存在」なのか、政治が生んだ鉄道の40年史とは
枝久保達也
40年前の1982年11月15日、東海道新幹線、山陽新幹線、東北新幹線に次ぐ第4の新幹線として上越新幹線が開業した。新幹線の中で「異質な存在」が実現した理由と、開業までの困難の歴史とは。
上越新幹線はなぜ「異質な存在」なのか、政治が生んだ鉄道の40年史とは
「北陸トンネル火災事故」の悲劇はなぜ起きた?鉄道の安全対策50年の歴史
枝久保達也
50年前の1972年11月6日、北陸本線敦賀~南今庄駅間の北陸トンネルを走行中の急行列車で火災が発生し、乗客・乗務員30人が死亡、714人が負傷する「北陸トンネル火災事故」が発生した。悲劇はなぜ起きたのか。そして、事故の教訓は現在の安全対策にどう生かされているのか。
「北陸トンネル火災事故」の悲劇はなぜ起きた?鉄道の安全対策50年の歴史
JR上場4社が“黒字転換”でも喜べない、コロナ後の「新たな困難」とは
枝久保達也
JR東日本・西日本・東海・九州の上場4社が中間決算を発表した。7月から9月にかけて過去最大の感染者数を記録したコロナ第7波が直撃した中、全社が最終黒字となった。コロナ禍による業績低下はいよいよ底を打ったとみられる。
JR上場4社が“黒字転換”でも喜べない、コロナ後の「新たな困難」とは
「田園都市線の中古車両」が売り出し中、車両・設置価格いくらかかる?
枝久保達也
自動車や船舶などは個人で購入することも可能だが、鉄道となると購入のハードルは一気に高まる。だが、決して不可能ではない。東急電鉄は現在、田園都市線で用いた車両を売り出し中だ。その価格や設置・維持費用などはいくらかかるのか。購入を決めた社会福祉法人に話を聞いた。
「田園都市線の中古車両」が売り出し中、車両・設置価格いくらかかる?
JR東日本と京急のライバル対決、その「約120年続く歴史」とは
枝久保達也
東急蒲田駅併設の東急プラザ蒲田で10月30日まで「蒲田を走る電車まつり」が開催されている。JR、東急、京急の3社が連携して「オール蒲田」で盛り上げようということで昨年から始まったのがこのイベントだ。ところで、JRと京急は約120年にわたり、ライバル関係にある。今回はその歴史を振り返ってみたい。
JR東日本と京急のライバル対決、その「約120年続く歴史」とは
鉄道「時間との格闘史」、駅の停車時間のわずかな遅れが死活問題な理由
枝久保達也
10月14日、日本の鉄道は開業150周年を迎えた。前回の記事では大正期の輸送需要の急増に対して輸送力不足に悩まされた日本の鉄道が、多くの列車を設定するために定時運転を行わなければならなくなり、それが時間に正確な日本の鉄道を育て上げた経緯を紹介した。これまで特急などが走る幹線鉄道の「時間」にまつわる話を取り上げてきたが、今回は同時期に都市部の鉄道で起きた変化について考えてみたい。
鉄道「時間との格闘史」、駅の停車時間のわずかな遅れが死活問題な理由
日本の鉄道開業150周年の歴史に名を刻む「運転の神様」の功績とは
枝久保達也
10月14日、日本の鉄道は開業150周年を迎えた。前回は時間にルーズな日本人と遅れてばかりの明治の鉄道を取り上げた。ところが1930年代に入ると日本の鉄道の正確さは世界的に評価されるようになった。この30年で日本の鉄道に何が起こったのだろうか。
日本の鉄道開業150周年の歴史に名を刻む「運転の神様」の功績とは
世界一「時間に正確な鉄道」はなぜできた?実はルーズだった日本人を変えたのは…
枝久保達也
10月14日、日本の鉄道は開業150周年を迎えた。世界一正確ともいわれる鉄道はなぜ可能となったのか。そして、鉄道の発展は都市をどう変えたのか。計3回で解説したい。
世界一「時間に正確な鉄道」はなぜできた?実はルーズだった日本人を変えたのは…
東急池上線が開業100年、「天性の詐欺師」が社長の座に就いた過去も
枝久保達也
東急池上線が10月6日に開業100周年を迎えた。東急各路線が時代とともにその姿を大きく変える中、経営危機や詐欺師同然の人物による買い占めなどの苦難を乗り越え、今も「都心のローカル線」として、変わることなく走り続ける100年の歴史とは。
東急池上線が開業100年、「天性の詐欺師」が社長の座に就いた過去も
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養