枝久保達也

鉄道ジャーナリスト

1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx

京王電鉄「28年ぶり」に値上げ、運賃改定が相次ぐ鉄道業界特有の事情とは
枝久保達也
3月18日にJR東日本、関東大手私鉄各社が運賃改定を実施したが、今年度も運賃値上げが相次いで行われる。鉄道各社による運賃改定の状況と、その背景について解説する。
京王電鉄「28年ぶり」に値上げ、運賃改定が相次ぐ鉄道業界特有の事情とは
相鉄・東急新横浜線の開業で「乗る電車に混乱」問題勃発、利用者困惑の実態
枝久保達也
首都圏では2010年開業の成田スカイアクセス線以来13年ぶりの大型新線となる、東急新横浜線の日吉駅~新横浜間と相鉄新横浜線の新横浜駅~羽沢横浜国大駅間が18日、開業した。新線開業で浮上した問題とは。
相鉄・東急新横浜線の開業で「乗る電車に混乱」問題勃発、利用者困惑の実態
「世界の地下鉄の基礎」となったロンドン地下鉄、その160年の歴史とは
枝久保達也
今年1月10日はロンドンに世界初の地下鉄「メトロポリタン鉄道」、現在のハマースミス&シティー線パディントン~ファリンドン間約6キロが開業して160周年だった。日本の鉄道は昨年10月に150周年を迎えたが、本邦に鉄道が開業する10年も前に地下鉄は走り始めていた。日本地下鉄協会が編さんした『世界の地下鉄』によれば世界169都市(2020年時点)で地下鉄が走っており、日本でも北は札幌から南は福岡まで9都市に10の地下鉄事業者が存在する。都市機能を支える地下鉄はどのように誕生し、発展していったのだろうか。
「世界の地下鉄の基礎」となったロンドン地下鉄、その160年の歴史とは
相鉄・東急「新横浜線」開業で何が変わる?“使い勝手”を数字で解説
枝久保達也
相模鉄道と東急電鉄を結ぶ新路線の「新横浜線」が3月18日に開業する。日吉~新横浜~羽沢横浜国大間の約7.9キロを結ぶことで、神奈川県央部と東京都心のアクセスが向上する。その「使い勝手」について、数字で解説する。
相鉄・東急「新横浜線」開業で何が変わる?“使い勝手”を数字で解説
JR西日本「大雪で7000人立ち往生」なぜ起きた、背景に“3つの問題”
枝久保達也
1月24日に大雪の影響で東海道本線(JR京都線・琵琶湖線)が立ち往生し、乗客約7000人が車内に閉じ込められたトラブルについて、JR西日本は2月17日、国土交通省近畿運輸局に対して発生当時の状況と改善策を提出した。今回の問題はなぜ起きたのか。その原因について解説する。
JR西日本「大雪で7000人立ち往生」なぜ起きた、背景に“3つの問題”
JR・大手私鉄の業績なぜ回復?コロナで変わった「経営の形」とは
枝久保達也
JR上場4社と大手私鉄15社の第3四半期決算が出そろった。2022年度に入り、鉄道各社の経営は完全に持ち直しており、第3四半期累計(4~12月)では、第1四半期決算、第2四半期決算に引き続き、全社が営業利益、経常利益、純利益とも黒字となった。第3四半期累計の決算情報は各種媒体が解説しているので、本稿では鉄道各社の業績の回復状況を把握するため、直近の第3四半期(10~12月)の経常利益を中心に見ていきたい。
JR・大手私鉄の業績なぜ回復?コロナで変わった「経営の形」とは
「北陸新幹線の延伸」なぜ難しい?“米原ルート”でも解決できない利害関係
枝久保達也
金沢~敦賀間延伸開業が1年後に迫った北陸新幹線だが、着工のめどが立っていない。環境影響評価(環境アセスメント)の遅れに加え、着工に必要な条件をクリアする見通しも立たず、まるで複雑なパズルを解くかのような厳しい状況に陥っている。
「北陸新幹線の延伸」なぜ難しい?“米原ルート”でも解決できない利害関係
大手私鉄が自転車持ち込み可「サイクルトレイン」に注力、現状と課題とは
枝久保達也
自転車を折りたたまずに電車内に持ち込める「サイクルトレイン」の事業化を模索する動きが、大手私鉄で相次いでいる。コロナ禍で輸送需要が減少する中、観光地の活性化にもつながる新たなサービスは定着するのか。各社の取り組みや課題について解説する。
大手私鉄が自転車持ち込み可「サイクルトレイン」に注力、現状と課題とは
「地下鉄か否か」論争も紛糾!中小私鉄“長野電鉄”の歴史と魅力とは
枝久保達也
長野市に「地下鉄」があることをご存じだろうか。地下化されているのは長野駅から善光寺下駅の少し先までの約2キロの区間だ。人口40万人に満たない長野市で、なぜ地下鉄が運行されるようになったのか。その歴史とともに長野電鉄の魅力をお伝えする。
「地下鉄か否か」論争も紛糾!中小私鉄“長野電鉄”の歴史と魅力とは
ディズニーが日本を「世界一のモノレール大国」にした?意外な接点とは
枝久保達也
モノレールの魅力を発信する「第1回モノレールサミット」が1月21、22の2日間、神奈川県藤沢市の湘南モノレール湘南江の島駅ビルで開催された。モノレールはヨーロッパで発明されたものの、今や日本は営業路線長の合計が世界一のモノレール大国である。なぜ日本でこれほど普及したのか、その歴史を解説する。
ディズニーが日本を「世界一のモノレール大国」にした?意外な接点とは
JR常磐線・千代田線に賠償求め「2万6980円訴訟」、利用者が訴える理不尽
枝久保達也
JR常磐線各駅停車の亀有・金町駅を使う住民は昨年10月、東京メトロ千代田線の乗り入れにより「不当運賃」を取られているとして、JR東日本、東京メトロ、国に対して2万6980円の損害賠償を求めた。その第一回口頭弁論が1月13日、東京地裁で行われた。この問題の背景にある2つの思想対立とは。
JR常磐線・千代田線に賠償求め「2万6980円訴訟」、利用者が訴える理不尽
初詣客が急回復でも、鉄道「終夜運転」が大幅縮小された背景とは
枝久保達也
新年を迎えて、はや半月が過ぎた。コロナ感染者数が積極的に報じられなくなって以降、コロナは終わりつつあるという意識が広がりつつあるように思える。だが足元では「第8波」が到来し、国内感染者数は20万人を超える日が続き、死者数は過去最多を更新し続けている。そんな中、3年ぶりに迎えた行動制限のない年末年始を、鉄道事業者はどのように迎えたのだろうか。各社の発表などを元に振り返ってみたい。
初詣客が急回復でも、鉄道「終夜運転」が大幅縮小された背景とは
列車遅延で乗客が暴徒化、戦後ストの転機「上尾事件」はなぜ起きた?
枝久保達也
50年前の1973年3月、連日の列車遅延に不満を爆発させた乗客が国鉄高崎線上尾駅で暴動を起こす「上尾事件」が発生した。その背景にあったのが、国鉄の労働組合である国鉄労働組合(国労)と国鉄動力車労働組合(動労)による「順法闘争(順法スト)」だ。戦後のスト観を変えるほどの事件はなぜ起きたのか。
列車遅延で乗客が暴徒化、戦後ストの転機「上尾事件」はなぜ起きた?
JR・私鉄「3月ダイヤ改正」でどう変わる?新幹線と首都圏在来線を解説
枝久保達也
JR各社と東急電鉄、東武鉄道、西武鉄道など大手私鉄は昨年12月、2023年3月18日に実施する春のダイヤ改正の概要を発表した。新幹線と首都圏在来線を中心に見ていきたい。
JR・私鉄「3月ダイヤ改正」でどう変わる?新幹線と首都圏在来線を解説
JR新幹線・特急「年末年始の予約」が回復、コロナ前超えの好調な路線も
枝久保達也
JR各社は12月15日、年末年始(12月28日から1月5日までの9日間)の予約状況(いずれも12月14日時点のデータ)を発表した。新型コロナの感染は10月頃から増加傾向にあり、2020年、2021年と冬に感染拡大があっただけに、今年の年末年始もコロナ第8波が懸念されている中ではあるが、好調な結果となった。
JR新幹線・特急「年末年始の予約」が回復、コロナ前超えの好調な路線も
JR「うめきた新駅」来春開業、世界初の2つの設備が見せる“20年後の未来”
枝久保達也
JR西日本は12月9日、2023年春に開業予定の大阪駅の新ホーム、通称「うめきた新駅」を中心とする運行概要を発表した。世界初となる二つの設備を導入した新駅の技術的進化とは。
JR「うめきた新駅」来春開業、世界初の2つの設備が見せる“20年後の未来”
東京に「14番目の地下鉄」実現?東京駅と有明を結ぶ新路線計画の全容と課題
枝久保達也
小池百合子東京都知事は11月25日の定例会見で、2040年までに東京駅と有明を結ぶ「都心部・臨海地域地下鉄」を整備する方針を表明した。その全容と課題について解説する。
東京に「14番目の地下鉄」実現?東京駅と有明を結ぶ新路線計画の全容と課題
相鉄・東急直通「新横浜線」が来春開業、都心アクセスはどう変わるのか
枝久保達也
東急電鉄と相模鉄道は11月24日、2023年3月開業を予定している東急新横浜線・相鉄新横浜線の運行計画概要を発表した。これにより東京へのアクセスはどう変わるのか。また、約半世紀にわたる計画実現までの紆余(うよ)曲折とは。
相鉄・東急直通「新横浜線」が来春開業、都心アクセスはどう変わるのか
大手私鉄15社の業績はなぜ「急回復」した?黒字要因と最大の課題とは
枝久保達也
大手私鉄15社の中間決算が出そろった。全社が連結最終黒字となり、コロナ禍からの回復傾向が鮮明となった。主要各社の決算を読み解く。
大手私鉄15社の業績はなぜ「急回復」した?黒字要因と最大の課題とは
上越新幹線はなぜ「異質な存在」なのか、政治が生んだ鉄道の40年史とは
枝久保達也
40年前の1982年11月15日、東海道新幹線、山陽新幹線、東北新幹線に次ぐ第4の新幹線として上越新幹線が開業した。新幹線の中で「異質な存在」が実現した理由と、開業までの困難の歴史とは。
上越新幹線はなぜ「異質な存在」なのか、政治が生んだ鉄道の40年史とは
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