2021.2.21
「厚労省の病院つぶしで医療崩壊」説の嘘、コロナで機能不全に陥った真の理由
厚生労働省が進める「地域医療構想」は、将来の人口減による医療需要の減少、税収や健康保険料の減少を見越して、過剰な急性期病床を削減するものだ。この「病院つぶし」がコロナ医療崩壊の元凶なのか。コロナがあぶり出した、日本の医療システムの…
記者
のむら・せいこ/早稲田大学法学部卒業後、編集プロダクション、ゴルフ関連出版社を経て、10年からフリー。主に医学、医療、健康関連の媒体で取材・執筆。16年より週刊ダイヤモンド記者。主な担当特集「不妊治療最前線」「水道クライシス」「美術とおカネ」「医学部・医者で食えるのか?」など。趣味は宝塚とパグ犬鑑賞。
2021.2.21
厚生労働省が進める「地域医療構想」は、将来の人口減による医療需要の減少、税収や健康保険料の減少を見越して、過剰な急性期病床を削減するものだ。この「病院つぶし」がコロナ医療崩壊の元凶なのか。コロナがあぶり出した、日本の医療システムの…
2021.2.20
薬やワクチンを否定する自然派医者、権力闘争に敗れ名誉欲をこじらせた医者、肩書きと権威を使って自説を吹聴する医者。間違った医学情報で人々の健康を脅かす医者たちにだまされないための要注意ポイントを紹介する。
2021.2.20
マスクの選び方、手洗い、うがいなど一般家庭の状況に即した、正しく、そして無理なく続けられる感染対策とは。さらにはかかってしまった場合の対処法、そして自分が感染した場合に子どもはどうなるのか。感染制御コンサルタントが解説する。
2021.2.19
花粉症患者は目や鼻を触りがちなので、新型コロナウイルスの感染リスクが高い。加えて頻繁にくしゃみやせきをするため、コロナにかかれば周囲への感染源になりかねない。コロナ時代における花粉症治療の最前線、ホームケアなどを紹介する。
2021.2.19
「免疫力アップ」をうたう関連記事や書籍は数多い。薬を使わずに自己の免疫で病気を予防、治療したいというニーズが高いことの証左であろう。しかし、免疫力を定量化する指標について、それらの記事や書籍には明確な説明がない。免疫“力”とは一体…
2021.2.17
「ウイルスや菌を除去する」というエビデンスを掲げた「空間除菌」。新型コロナウイルス感染拡大により次亜塩素酸などニューフェースも登場し、業界は百花繚乱だ。しかしメーカーの空間除菌のエビデンス(科学的根拠)にはカラクリがあり、健康被害…
2021.2.17
現状新型コロナウイルスが該当する「指定感染症」の扱いを維持すべきか。今のコロナ対策は過剰だとして、季節性インフルエンザ相当扱いに落とせば医療への負担を軽減できるのか。コロナの法的扱いを変えると、われわれの生活や医療の逼迫度はどう変…
2021.2.16
WHO(世界保健機関)やCDC(米疾病対策センター)も未知のウイルスを前に右往左往。新型コロナウイルスの感染拡大を機に、それまで信じてきた権威や専門家への信頼が揺らぎ始めた。肩書、そして氾濫する情報に惑わされず、真実を見抜くための知恵と…
2021.2.16
『パラサイト・イヴ』などの著作で知られるSF作家・瀬名秀明氏は、ウイルス学者を父に持つ。瀬名氏本人も薬学博士で、科学にも造詣が深く、感染症関連の著作も多いが、新型コロナウイルスに関する発信は極力控えてきたという。
2021.2.15
すでに世界で1億人以上が接種したコロナワクチン。日本では、2月に入りやっと承認の運びとなった。欧米と比較して感染者数、死者数共に少ない日本で、コロナワクチンはどの程度“ゲームチェンジャー”となり得るかを検証する。
2021.2.15
止まらぬコロナ感染拡大に2度目の緊急事態宣言を余儀なくされた日本。有症状者や濃厚接触者(感染対策なしに、検査陽性者と接触した者)に限って検査を行ってきた政府の戦略に、再び批判の目が向けられている。第1波からくすぶってきた「国民全員PC…
2021.2.15
薬などの人工物に頼らず、自分の「免疫力」でコロナを予防したい――。それができれば理想だが、そもそも免疫とは何か。その正体について正確に答えられる人は少ないだろう。免疫を筆頭に、コロナ時代の健康を守る情報武装術についてお届けする。
2021.2.1
円満相続の必須アイテムである遺言書。しかし書き方を誤ると無効になるばかりか、さらなる争族の火種にもなりかねない。特集『夫婦の相続』(全13回)の#10では、正しいルールと、もめないための秘策を伝授する。
2021.1.30
昨年、ほぼ40年ぶりに行われた相続税法の大改正。中でも、配偶者居住権の創設は、相続税対策になると注目を集めているが、その恩恵にあずかるにはどうしたらよいだろうか?
2021.1.29
相続は時間との勝負だ。家族を亡くしてから10カ月以内に全て行う必要がある。そのため事前の知識がないと、スムーズにいかなかったり、余計な相続税を支払う羽目になる。そうした失敗を避けるために「相続の基本」は今からしっかり押さえておこう。
2021.1.28
多様なニーズに合わせた使い方が可能な「家族信託」。遺言書よりも使い勝手が良いとも言われるこの新しい制度は実際にどのような場面で活用されているのだろうか。ここでは、よく使われている事例で詳しく解説する。
2021.1.27
認知症患者の財産を守る手段として一般的な「成年後見制度」だが、家族にとっては使い勝手の良い制度とはいえない。ここでは、遺言書に代わる相続対策の“切り札”としても注目される「家族信託」について詳しく解説する。
2021.1.12
約40年ぶりの民法大改正、税制改正による増税、そして超高齢社会の到来や家族観の変容など、相続を取り巻く環境は激変した。これからは、自分のことだけでなく、「夫婦」単位で相続を考えるのがお得といえそうだ。
2020.10.25
子どもができない夫婦の光となってきた不妊治療。しかし、2年前に中国の科学者がゲノム編集ベビーを生み出したことから、長年はらんできた闇は現実のものとなった。患者のニーズが倫理の壁を崩したことで進歩を遂げてきた生殖医療の未来を予想する…
2020.10.24
子育て支援策が整備されてきたにもかかわらず、少子化は加速の一途だ。不妊治療のハードルをさらに下げれば解決するのか。慶應義塾大学医学部教授や日本産科婦人科学会理事長などを歴任し、日本の生殖医療の第一人者である吉村泰典氏に、これからの…
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