2020.10.21 「妊活クライシス」で伴侶もお金も失わないために絶対必要な2つのこと かさむ費用に、先の見えない治療。平静を保てと言われる方が難しい状況だが、一歩間違えれば金も伴侶も失ってしまう。経験者の体験から、“妊活”クライシスに陥らないためのマネー管理と、パートナーとの適切なコミュニケーションを学ぶ。
2020.10.20 男性不妊の専門医が伝授する「精子力アップ」、妻が若くても安心は禁物 「不妊原因の半分は男性側」というWHO(世界保健機関)の大規模調査や、男性不妊分野の進歩もあり、女性を妊娠させることができる“良い”精子とは何か、その全容が少しずつ分かってきた。精子の質を上げる生活習慣、精子がない「無精子症」へのア…
2020.10.20 不妊治療の保険適用は患者負担が増す「無法地帯化リスク」が大きい理由 新内閣の目玉政策として打ち出された不妊治療の保険適用。「自己負担額が少なくなる」と患者側は歓迎するが、自由診療で荒稼ぎしてきたクリニックは収入減が確実。新型コロナウイルス感染拡大とのダブルパンチで大淘汰と思いきや、これによって日本…
2020.10.19 「卵子の若返り」にだまされるな!不妊治療で本当に信頼できる施設選び 不妊治療の現場で行われている治療や検査には、実は科学的根拠に乏しいものが少なくない。無駄なオプション漬けで雪だるま式に価格をつり上げ、患者から金を巻き上げているところもある。良い施設を選ぶには、不妊治療の実態を知ることが不可欠だ。
2020.10.19 不妊治療の「技術とカネ」最前線と裏側を暴く、保険適用後の意外な未来 16人に1人が体外受精で生まれている日本。その恩恵を受ける夫婦が増える一方、高額な治療費が問題視され、保険適用による自己負担の軽減が叫ばれてきた。その実態と最前線の知見、保険適用がもたらす不妊治療の真の未来像を明らかにする。
2020.10.17 「高齢者はコロナ治療を若者に譲れ」論争の是非、終末医療の医師が語る コロナ禍による経済へのダメージが深刻化する中、重症化リスクの高い高齢者と現役世代、どちらを優先するのか。社会の全体最適のためにどこまでリスクを許容するかは、その国の文化や死生観に大きく左右される。コロナ禍を経て、日本人の死生観と終…
2020.10.16 再生医療の第一人者が語る、「公的保険=医療」を崩し病院が潤う仕組み 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)によって、ヘルスケア領域の国家間競争は激しさを増している。その渦中で日本が存在感を発揮できるのか。鍵を握るものの一つとして期待されているのが、iPS細胞を使った再生医療だ。日本における再…
2020.10.15 薬より開発が格安な「治療用アプリ」の未来、生活習慣病やがんへ展開も 国内初の治療用アプリが承認され、年内にも保険適用される見通しだ。薬より開発コストが安く、医療費削減の救世主としても期待されている。コロナ禍で岩盤が崩れゆき、医療現場におけるデジタルデバイスへの抵抗感が薄れる中、治療用アプリが薬に取…
2020.10.9 ノーベル化学賞のゲノム編集技術めぐる「錬金術」、開発者が内輪もめ 2020年のノーベル化学賞に、エマニュエル・シャルパンティエ氏とジェニファー・ダウドナ氏という2人の女性科学者が選ばれた。生物の遺伝情報を自由に改変できる「ゲノム編集」の新手法を開発したことが評価された。その新手法とは、ゲノム編集が世…
2020.9.27 コロナで43人死亡した永寿総合病院「起死回生策」の成果と評判 3月に大クラスターが発生し、新型コロナウイルスによる院内感染の象徴となってしまった東京都台東区の永寿総合病院。経営破綻、遺族からの医療訴訟などもうわさされたどん底から、大胆な「起死回生策」を打ち出した。
2020.9.26 消費トレンドがコロナで大転換、自分の内面磨く「素っぴん力」志向へ 外出自粛やテレワークなど、ライフスタイルの大変革を余儀なくされたコロナ禍にあって、当然人々の消費行動も大きく変容し、すでに日常となりつつある。「草食系男子」などの名付け親として知られる、世代・トレンド評論家の牛窪恵氏に、コロナ後の…
2020.9.26 セレブ志向開業医の阿鼻叫喚「医者は食いっぱぐれない」はずなのに… 近年の医学部受験人気は、「医者は絶対に食いっぱぐれることはない」安定した高給取りである点がけん引してきた。しかし、コロナ禍によって、医者も貧することが露呈。セレブ志向の開業医が没落した。
2020.9.23 病院が求人難でビックリ珍採用「筋肉医者来いや!」「プロ野球ファン優遇!」 日本は世界一病院が多い「病院大国」であるが故、病院は医者を集めるのに骨を折る。稼ぎ頭である医者を確保できなければ、病院に未来はない。とりわけ中小病院は医者を集めにくい。そこで、ついには医者を獲得する奇策が飛び出した。
2020.8.24 70年代の私大医学部は「裏口入学率65%」の衝撃!現代医療界の構造問題 1980年代から現在までで、医学部の偏差値は急上昇した。一番低い大学の偏差値40台が、60前後まで上昇したのだ。過熱する医学部人気は、本当に医療界のためになっているのか。高久玲音・一橋大学国際・公共政策大学院准教授が医学部受験の問題点を紐…
2020.8.8 小池百合子都知事がぶち上げた「東京版CDC構想」を阻む岩盤の正体 小池百合子・東京都知事が7月の知事当選時にぶち上げた「東京版CDC(疾病対策センター)構想」。国と東京都がコロナ対策の責任をなすり付け合う泥仕合の末に生まれた東京版CDC構想に現実味はあるのか。徹底検証する。
2020.8.5 大学病院に迫る「真のコロナ危機」とは?看護師の大量退職問題は序章 東京女子医科大学病院の看護師大量退職問題は、コロナによる医療機関の経営難の象徴だ。大学病院の危機は今に始まったことではないが、コロナを機にさらに悪化することが予想され、「白い巨塔」崩壊の足音は近づいている。
2020.8.3 日本でコロナ死者が少ない理由「ファクターX」の諸説を徹底検証 日本にコロナによる死亡者が少ない何らかの理由「ファクターX」。その正体については、にわか専門家たちも次々参戦し、諸説が入り乱れている。「ファクターX」と推測されている諸説の信頼度を検証する。
2020.8.3 コロナ「陰性証明ビジネス」の罪、困窮する演劇界を餌食にする輩の正体 75人もの感染者を出した、東京都新宿区の劇場クラスター(集団感染)。“コロナに感染していない”とする「陰性証明」を免罪符に必要な感染対策を怠っていたことが分かってきたが、その背後では、コロナ禍で困窮する人々を餌食にしようとする輩が暗…
2020.7.24 宝塚ついに再開へ、「密こそ魅力」の世界にソーシャルディスタンスの試練 4カ月ぶりに宝塚歌劇が再開。当分の間はコアなファンで、連日満員になるだろう。しかし、男女間の濃密な芝居や、きらびやかな衣装の出演者たちが所狭しと舞台に居並ぶ華やかなレビューが醍醐味であるにもかかわらず、感染対策により“密”を回避し…
2020.7.22 動物園・水族館のコロナ危機、動物たちの行く末を左右する巨額維持費問題 生き物を扱う動物園と水族館は、休業中も経費を削れない。公立なら赤字を自治体が補填するが、自治体への依存度が高まると、経費削減の圧力がかかり、動物を取り巻く環境が悪化する恐れも。密対策による入場料収入減を何で補うか。そのヒントを探る…