藤田章夫
#7
時価総額を倍増させると意気込みを示したのは、今年4月に第一生命ホールディングスの社長に就任した菊田徹也氏。資本コストを主体とした財務戦略を基に、“一石二鳥”の策をもって達成する腹積もりだが、その具体的な戦略の中身とは何なのか解き明かしていこう。

#19
あいおいニッセイ同和損害保険の支店の業務を損保代理店に一部移管する「中核代理店制度」。昨年4月からスタートし、ひとまず順調そうに見えたが、昨年末に山口県で大騒動が起こっていた。その様をレポートする。

#15
損保代理店の収入を決める手数料ポイント制度を巡り、損保会社と代理店の確執が深まっている。一方で、損保会社が売り上げの大きい超大型代理店である大手ディーラーに対しては便宜を図るなど、小規模代理店と損保会社の溝は広がるばかりだ。求める代理店像について、損保会社側はどのように考えているのか。大手4社の社長に直撃した。

#9
大手や外資系の生命保険会社に所属する一社専属の営業外務員が、乗り合い代理店に移籍する事例が多発している。そうした中、代理店のリクルート支援に積極的な東京海上日動あんしん生命保険が、新たな「引き抜き」スキームを導入した。その中身を明らかにする。

#1
時代の寵児ともてはやされてきた、来店型保険ショップ最大手のほけんの窓口グループの業績が低迷している。親会社の伊藤忠商事は、少数株主を排除するスクイーズアウトを行い、40社超のフランチャイズ企業にロイヤルティーの大幅アップを迫るなど、強権を発動している。激変する窓口の内側をレポートする。

損保系生保の雄、東京海上日動あんしん生命保険で発覚した4.1億円もの巨額な金銭詐取事件。そこには、完全歩合制のフルコミッション制度や、あんしん生命の組織のありように深い爪痕を刻む事態となっている。

#26
湾岸タワマンの住民といえば、高年収ビジネスパーソンやパワーカップル、医者や弁護士であり、中学受験に最も熱心な層といっても過言ではない。「タワマン×中学受験」の実態を「タワマン文学」の先駆者で、今年『息が詰まるようなこの場所で』(KADOKAWA)を上梓した、「窓際三等兵」改め外山薫氏が激白する。

#22
ここ数年の中学受験は、私立大学の定員厳格化によって大学付属校の人気が高まり、いわば付属校バブルといえる状態だった。ところが2023入試は一転して、付属校バブルがはじけたという声が関係者から漏れ聞こえる。新生・付属校の躍進とともに付属校受験の未来に迫る。

#9
近年、人気が高まっている芸術系大学。東京藝術大学を筆頭に、ムサタマ(武蔵野美術大学、多摩美術大学)などへの合格者数が多い中高一貫校はどこか、ランキング化した。

私立最難関の慶應義塾の出身者でなければ、最強の学閥「三田会」には入れない。だが、諦めるのは早計だ。つぶさに見れば、慶應の中でも名門とされる研究科に入り込むルートが存在する。社会人から慶應三田会に転身できる「穴場」ルートを紹介しよう。

#15
ビジネスの世界では「話し方」一つで大成功を手にすることもあれば、大損失を被ることもあります。ただし、口がうまいからと言って仕事ができるわけではなく、むしろ口下手の方が結果を出すケースも少なくありません。ビジネスで求められる実践的「話し方」とは?この特集ではあなたの「話し方」を劇的にアップデートする厳選書籍をお届けします。

2月24日、生命保険協会にて、業務品質評価の認定を受けた乗り合い代理店が公表され、あわせて授賞式が開催された。初年度の認定代理店数は、申請した54社のうち42代理店となった。認定を受けた代理店側の評価や、生保協会側の取り組みについて詳述する。

2月17日、ほけんの窓口グループの臨時株主総会が開催された。株式併合を行うことで90を超える少数株主を排除し、一時的に伊藤忠商事の完全子会社化となる。招集通知に書かれた伊藤忠の狙いに加え、ほけんの窓口の厳しい状況について詳述する。

大学院といえば縁遠い存在だが、それも昔の話。いまや高卒や専門学校卒、短大卒など非大卒の人々にも門戸が開かれている。いわば大学院卒に「ワープ」できるわけだ。その中でも、非大卒の受け入れに寛容な名門大学大学院を紹介しよう。

#11
ビジネスの世界では「話し方」一つで大成功を手にすることもあれば、大損失を被ることもあります。ただし、口がうまいからと言って仕事ができるわけではなく、むしろ口下手の方が結果を出すケースも少なくありません。ビジネスで求められる実践的「話し方」とは?この特集ではあなたの「話し方」を劇的にアップデートする厳選書籍をお届けします。

2月17日、金融庁は外資系中堅生命保険会社であるエヌエヌ生命保険に業務改善命令を出した。傾注していた節税保険の販売に対し、経営体制の見直しを求めるためだ。その中身について、Q&A形式で解説する。

#5
ビジネスの世界では「話し方」一つで大成功を手にすることもあれば、大損失を被ることもあります。ただし、口がうまいからと言って仕事ができるわけではなく、むしろ口下手の方が結果を出すケースも少なくありません。ビジネスで求められる実践的「話し方」とは?この特集ではあなたの「話し方」を劇的にアップデートする厳選書籍をお届けします。

SOMPOホールディングスの海外保険事業を担うSOMPOインターナショナル(SI)。連結修正利益の約3割を担うまでに成長してきたが、昨年春にSIが東京オフィスを設立して次のステップに踏み出した。その核となるのが、東京オフィスのヘッドに就任したAIGグループ出身のケネス・ライリー氏。同氏に今後の事業展開の方針を聞いた。

ホロスホールディングスの名物企画「ホケンブリア神殿」に登壇した、元金融庁長官の遠藤俊英氏。顧客本位の業務運営や金融機関の組織ガバナンスの在り方をまとめた前編に続き、今回の後編では、具体的に代理店経営における考え方について堀井氏が遠藤元長官に切り込んでいるさまをレポートしよう。

ホロスホールディングス傘下の教育研修事業を営むエルティヴィーの名物企画「ホケンブリア神殿」に、元金融庁長官の遠藤俊英氏が登壇。顧客本位の業務運営や金融機関の組織ガバナンスの在り方について堀井氏が切り込んでいる。今回の「前編」では、遠藤元長官が行ったプレゼンテーションを詳述しよう。
