福利厚生サービスのベネフィット・ステーションは、基本的に企業向けのサービスだが、個人で利用できるサービスもある。それは「モラエル」と「プレステージ・ゴールド」だ。
「モラエル」と「プレステージ・ゴールド」は、どちらも会費がかかるサービス。「モラエル」の場合は月額1026円(税込)だが、1年契約となるため、実質的には年額1万2312円(税込)だ。しかし、1年分の会費を一括で支払うことも可能で、その場合は1万1777円(税込)と、月払いよりも535円安くなる。
一方、「プレステージ・ゴールド」の場合は、入会金は30万円(税抜)、年会費は18万円(税抜)と、「モラエル」よりもかなり高額だ。
つまり、一般人向けの「モラエル」と富裕層向けの「プレステージ・ゴールド」というわけだ。「プレステージ・ゴールド」の特典内容については、下記の記事で解説したため、今回は「モラエル」の特典内容について解説しよう。
(※関連記事はこちら!⇒富裕層向けサービス「プレステージ・ゴールド」は、高級ホテルに無料で宿泊できるなど豪華特典だらけ!入会金の30万円が無料になる、お得な裏ワザも紹介!)
「モラエル」に入会すると、肉やホテルの宿泊券など、
さまざまなギフトに交換できる「交換券」がもらえる!
「モラエル」では、入会時と更新時のそれぞれに「交換券100枚」がプレゼントされる。この交換券は、フルーツや牛肉などの食べ物のほか、ホテルや旅館の宿泊券などに交換できる。
「モラエル」のWebサイトには、「交換券100枚で1万2000円相当」と書かれている。つまり、入会時と更新時のそれぞれに交換券100枚がプレゼントされ、その交換券の価値と「モラエル」の会費が相殺されるイメージだ。
例えば、通常価格が8640円(税込)の「鎌倉ハムギフト」は交換券88枚、通常価格が5400円(税込)の「西京漬焼魚・焼鮭食べ比べ」は交換券55枚でそれぞれ交換できる。「モラエル」のWebサイトには、「交換券100枚で1万2000円相当」と書かれているが、実際は1万円ほどの価値しかないだろう。
さらに、「モラエル」の会員になると、映画館や水族館、宿泊施設など、100万件以上の割引優待を使える「ベネフィット・ステーション」を利用可能だ。
ちなみに、ベネフィット・ステーションには「スタンダードコース」と「ゴールドコース」の2種類のコースがあるが、「モラエル」の会員の場合は「スタンダードコース」となるようだ。
「Visaゴールドライフサポート」なら、
「モラエル」をさらにお得に利用できる!
Visaのゴールドカード以上のクレジットカードを保有すると、「Visaゴールドライフサポート」という有料のサービスを利用できる。この「Visaゴールドライフサポート」の会員は、「モラエル」を利用可能だ。
◆「Visaゴールドライフサポート」のほかにも、お得な特典が豊富なゴールドカード! ■楽天プレミアムカード |
||
還元率 | 1.0~5.0% | |
発行元 | 楽天カード | |
国際ブランド | VISA | |
年会費(税抜) | 1万円 | |
家族カード(税抜) | あり(年会費5000円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy(還元率0.5%) | |
関連記事 | 「楽天プレミアムカード」は付帯サービス充実でコストパフォーマンス抜群のゴールドカード!「プライオリティ・バス」が最安でゲットできる! | |
「Visaゴールドライフサポート」の会費は月額1026円(税込)だが、1年契約となるため、実質的には年額1万2312円(税込)だ。「モラエル」に通常入会した場合とは異なり、会費の一括払いはできないため、会費が割引されることはない。
ただし、通常の「モラエル」と異なるのは、更新時に、ベネフィット・ステーションのポイント「ベネポ」が1500円相当プレゼントされる点だ。
■「モラエル」と「Visaゴールドライフサポート」を比較! | |||
モラエル | Visaゴールドライフサポート | ||
会費(税込) | 月額1026円=年額1万2312円 (一括払いの場合は1万1777円) |
月額1026円=年額1万2312円 | |
もらえる交換券 | 入会時と更新時にそれぞれ100枚 | ||
ベネフィット・ステーション | スタンダードコース | ||
付与されるベネポ(ポイント) | - | 更新時1500ポイント |
ベネポは、100ポイント単位でnanacoポイントなどにも交換できるため、実質的に1500円として利用することができる。つまり、会費は、「モラエル」よりも「Visaゴールドライフサポート」のほうが年間535円高いものの1500円分のポイントを獲得できる「Visaゴールドライフサポート」のほうがお得というわけだ。
以上、今回は、福利厚生サービスの「モラエル」について解説した。次回は、Visaゴールドカード保有者は、「Visaゴールドライフサポート(モラエル)」や「プレステージ・ゴールド」に申し込むべきか、検証したい。
■特典が充実している、おすすめのゴールドカードはこちら!
⇒【ゴールドカードおすすめ比較】ゴールドカードのお得さで選ぶ!サービス充実の「おすすめゴールドカード」はコレ!
◆「Visaゴールドライフサポート」のほかにも、お得な特典が豊富なゴールドカード! ■楽天プレミアムカード |
||
還元率 | 1.0~5.0% | |
発行元 | 楽天カード | |
国際ブランド | VISA | |
年会費(税抜) | 1万円 | |
家族カード(税抜) | あり(年会費5000円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy(還元率0.5%) | |
おすすめポイント | 年会費1万円ながら、海外の800カ所以上の空港のラウンジが使い放題になる「プライオリティ・パス」(通常年会費429米ドル=約4万7000円)がもらえる、コストパフォーマンス最強のゴールドカード。還元率も通常時で1%以上、楽天市場や楽天ブックスでは最低でもポイント5倍(還元率5%!)になる特典もある。楽天市場や楽天ブックスのヘビーユーザーはもちろん、「楽天ポイントカード」の導入で街中でもポイントが貯まるので、楽天ユーザー以外にもおすすめ! | |
関連記事 | 「楽天プレミアムカード」は付帯サービス充実でコストパフォーマンス抜群のゴールドカード!「プライオリティ・バス」が最安でゲットできる! | |
※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2023年の最強カードは?
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年11月1日時点・最新情報】
|
||||
還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
||||
0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
||||
【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
||||
◆楽天カード |
||||
1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
|
【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
||||
【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門) ◆「楽天ポイント」が改悪続きでも“最強のポイント”である理由を専門家が解説!「楽天カード」などだけでなく、無料でポイントを獲得できるサービスが魅力! ◆「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分! |
||||
◆イオンカードセレクト |
||||
0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
|
【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、「イオン銀行Myステージ」が無条件で「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
||||
【関連記事】 ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! ◆【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!普通預金金利などがアップしてさらにお得に使える! |
||||
還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
||||
0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
||||
【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
||||
◆JCB CARD W(ダブル) |
||||
1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
||||
【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
||||
◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
||||
0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
||||
【関連記事】 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは“プラチナ”を超える“ゴールド”! 日本初のゴールドカードを受け継ぐ「新生ゴールド」を解説! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する15枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう! ◆アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう! |
||||