前回の「定番中の定番「楽天カード」の実力を改めて検証!」では、定番の人気カード「楽天カード」について、改めてそのメリットとデメリットを紹介しました。そこで今回は、「楽天カード」に続いて、「楽天カード」の上級カードである「楽天プレミアムカード」について解説します。「楽天プレミアムカード」は年会費がかかる上級カードですが、「楽天カード」にはない優れたサービスが用意されています。コストをかけるに見合う内容なので、検討する価値は十分にあるでしょう。
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さて、「楽天プレミアムカード」は、券面を見てもわかるとおり「楽天カード」の「ゴールドカード」です。国際ブランドはVISA、MasterCard、JCBの3種類があり、すべてに「楽天Edy」機能が搭載されています。
■楽天プレミアムカード | ||
還元率 | 1.0~3.0% (通常時は還元率1.0%、楽天市場や楽天ブックス利用時は還元率3.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+1.0%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント) |
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発行元 | 楽天カード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB、AMEX | |
年会費(税込) | 1万1000円 | |
家族カード(税込) | あり(年会費550円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy(還元率0.5%) | |
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楽天プレミアムカードへの新規入会&利用で ポイントがもらえるキャンペーンを実施中! |
「楽天プレミアムカード」のポイントシステムは「楽天カード」と基本的に同じで、どこで利用しても還元率1%で「楽天スーパーポイント」が貯まり、「楽天市場」ではポイント2倍と、「楽天スーパーポイント」が貯めやすいことはいうまでもありません。
ただし、「楽天プレミアムカード」会員は「楽天カード」会員以上のポイント優遇があります。
「楽天プレミアムカード」会員の場合、最初に「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」を選択することができ、選択したコースの利用時には通常時よりもさらに1%分、ポイントを多く獲得できる仕組みです。
たとえば、「楽天市場コース」なら、特定の日に「楽天市場」で「楽天プレミアムカード」で買い物をすると、ポイント還元率が3%までアップします。「トラベルコース」なら宿泊の優待や手荷物の宅配サービスがつきますし、「エンタメコース」なら「楽天ブックス」や「楽天レンタル」などでの優遇が受けられます。
そのほかにも、「楽天プレミアムカード」会員になると、誕生月に「楽天市場」および「楽天ブックス」で買い物をした場合、ポイントが3倍になるという特典があります。「楽天市場」のヘビーユーザーなら「楽天プレミアムカード」を保有することで、さらにお得にネットショッピングを楽しむことができるでしょう。
「楽天プレミアムカード」の充実した付帯サービスにも注目!
「プライオリティ・パス」を「約5分の1のコスト」で持てる!
しかし、「楽天プレミアムカード」の魅力はポイントだけではありません。それ以上に注目すべきは、年会費が安いにもかかわらず、とても充実した付帯サービスです。
まず、年会費は1万円(税抜)と、ゴールドカードの中ではかなり安い部類に入ります。それでも国内・海外旅行傷害保険は「傷害死亡・後遺障害保険金」で最高5000万円が自動付帯となっていますし、「プライオリティ・パス」も最高ランクの会員資格が得られる点で、いわゆる「格安ゴールドカード」とは一線を画しています。
「プライオリティ・パス」とは、利用する航空会社や搭乗クラスとは関係なく、旅行客が空港のVIP向けラウンジサービスを活用できるようにするために始められたサービスで、世界1200カ所以上の空港に専用のラウンジが用意されています。
「プライオリティ・パス」に会員登録をすれば「パス(カード)」を発行してもらうことができ、普通なら使えない空港ラウンジを自由に使えるようになります。ラウンジではドリンクサービスやインターネットサービスなどを無料で利用できるため、出張や旅行の合間の時間を快適に過ごすことが可能になります。
本来、「プライオリティ・パス」はクレジットカードとは無関係に、単独で発行するものです。会員の種類は3種類に分かれているのですが、何度でも無料でラウンジを利用できる最高ランクの「プレステージ会員」になるためには、年会費が429米ドル(2018年12月上旬現在のレートで約4万7000円)かかり、結構大きな負担になります。
しかし、「楽天プレミアムカード」に会員になると、「プライオリティ・パス」の「プレステージ会員」になれるサービスが付帯されているのです。もちろん、「楽天プレミアムカード」の年会費以外の追加コストは発生しないので、従来なら5万円近くかかる「プライオリティ・パス」を、わずか1万円(税抜)の年会費でゲットできるということになります。
ほかにも、ゴールドカードやプラチナカードで「プライオリティ・パス」が付帯されているものはたくさんありますが、「楽天プレミアムカード」ほど年会費が安いカードはありません。「楽天プレミアムカード」のコストパフォーマンスは抜群なのです。
■楽天プレミアムカード | ||
還元率 | 1.0~3.0% (通常時は還元率1.0%、楽天市場や楽天ブックス利用時は還元率3.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+1.0%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント) |
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発行元 | 楽天カード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB、AMEX | |
年会費(税込) | 1万1000円 | |
家族カード(税込) | あり(年会費550円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy(還元率0.5%) | |
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楽天プレミアムカードへの新規入会&利用で ポイントがもらえるキャンペーンを実施中! |
そのため、「プライオリティ・パス」をどうしても持ちたいという方には非常におすすめです。前回、「楽天市場をあまり使わない人には『楽天カード』は不向き」と書きましたが、「プライオリティ・パス」を取得するのが目的で「楽天プレミアムカード」を持つのであれば、「非・楽天市場ユーザー」でもまったく問題ないでしょう。
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【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、無条件で「イオン銀行Myステージ」が「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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