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"AI&フィンテック"投資信託は「買い」なのか⁉代表格「グローバル・フィンテック株式ファンド」の上昇率や組み入れ銘柄、投資する際の注意点を紹介!

2018年3月31日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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AI&フィンテック関連銘柄で運用するテーマ型の投資信託は、いま「買い」なのか? 高成績の"フィンテック株"投資信託の中身をチェック!

近年、AI&フィンテック・ロボット関連の株に投資する投資信託や、ビッグデータを運用に活用する投資信託の人気が上昇中。

そこでダイヤモンド・ザイの特集「最新『技術株&運用の3タイプの投信』辛口診断」では、これらのテーマ型投資信託の中で、純資産総額が大きく、1年以上の実績がある商品の中身を厳しくチェック。その上で、本当に成績の良い投資信託を分析している。

今回はその中から、「AI&フィンテック株を組み入れた投資信託」の診断結果を抜粋するので、投資の参考にしてみてほしい。

今が旬の「AI&フィンテック株」関連の投資信託は「買い」か?

 市場調査会社の富士キメラ総研によれば、AIビジネスは今後も拡大を続け、2030年度には国内市場だけでも2兆1200億円と、2015年度の14倍超以上になる。

 なかでも、フィンテックが大幅に導入される金融関連は、市場全体の4分の1強の5860億円規模になると予測されている。

 ダイヤモンド・ザイでは、代表的な"AI&フィンテック株"投資信託3本を掲載。今回はその中から、この1年間で最も高成績だった「グローバル・フィンテック株式ファンド」を紹介しよう。

 「グローバル・フィンテック株式ファンド」は、米国株の比率は65%ほどで、日本や中国、韓国など幅広い国々の株に投資しており、国際的な分散は比較的取れている。

 オンライン決済の「ペイパル(PYPL)」や「スクエア(SQ)」、オンライン金融の「レンディングツリー(TREE)」などフィンテックに直結する会社のほか、ネット小売の「アマゾン(AMZN)」や「JDドットコム(JD)」、ウェブサービスの「テンセント」、医療関連サービスの「アテナヘルス(ATHN)」など投資対象は幅広い。ただ、その分テーマ性が薄まる可能性もあると言えそうだ。

 なお、「グローバル・フィンテック株式ファンド」を含む"AI&フィンテック株"投資信託が組み入れている銘柄は、すでに株価が十分に高く、かなりの成長を織り込んでいる場合も多い。たとえば「レンディングツリー」は、PERが162倍と高水準だ(※2018年2月19日時点の実績値)。

 「今飛びつくと高値掴みのリスクがあるので、ブームや株価が落ち着くのを待ってから投資してもいいかもしれません」(ニッセイ基礎研究所金融研究部・前山裕亮さん)

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