全世界の株や先進国株、米国株などを投資対象としている「おすすめのアクティブ型投資信託」を紹介! 幅広い米国株に投資する「フィデリティ・米国株式ファンド Bコース」や、時流に合わせてテーマを入れ替える「先見の明[野村未来トレンド発見ファンドBコース]」に注目!
発売中のダイヤモンド・ザイ10月号は、特集「人気の投資信託をズバ斬り! 最新の”最安“投資信託も大公開!【投信格付】244本」を掲載。新NISAで投資信託を買う人が増えているが、なかには成績が悪かったり、コストが必要以上に高かったりするダメな投資信託もあるので要注意。そこで、この特集では人気の投資信託の激辛診断を掲載するほか、最新の低コストな投資信託も紹介しているので、商品選びの役に立つはずだ。
今回はこの特集から、全世界の株や先進国株、米国株を投資対象とする「世界株型」のアクティブ型投資信託で、アナリストの評価が高かった商品2本を紹介!
【※関連記事はこちら!】
⇒「ひふみプラス」&「さわかみファンド」 純資産額が大きい2つの人気投資信託の運用成績を星の数でズバリ判定! 最新格付を発表
アクティブ型の投資信託は短期・中期・長期の成績を確認!
好成績を維持し、厳しい環境でも下がりづらかった投資信託とは?
投資信託といえば、インデックス型の投資信託がベストだと思っている人が多い。たしかに、インデックス型はコストが安く、商品選びの難易度も低いのが魅力だ。
しかし、なかにはインデックス型のパフォーマンスを大幅に上回るアクティブ型の投資信託もある。直近の成績がいいだけだと“まぐれ”の可能性があるが、かといって長期の成績はいいのに短期が右肩下がりというのも、優良な商品とは言えない。短期(1年)・中期(3年)・長期(5年)のどれをとっても好成績なのが、理想のアクティブ型投資信託だ。
以下では、全世界の株や先進国の株、そして米国株に投資する「世界株型」のアクティブ型投資信託の中で、短期・中期・長期の全期間の成績が投資先の指数(米国株に投資しているならS&P500など)を上回っており、アナリストの評価も高い投資信託を2つ紹介。投資の参考にしてほしい!
(※基準価額などのデータは2024年6月末時点。世界株型の指数はMSCI オールカントリーワールドインデックスまたはS&P500。いずれも配当込み、円換算。
7~8月は株価や為替の乱高下が激しかったため、投資する際には最新の基準価額を必ず確認してほしい)
一つ目の投資信託は、フィデリティ・米国株式ファンド Bコース(資産成長型・為替ヘッジなし)だ。
フィデリティ・米国株式ファンド Bコース(資産成長型・為替ヘッジなし)は米国株型で、IT、ヘルスケア、金融、消費財など、米国の幅広い業種に分散投資。「独自の分析により銘柄を選び、 中長期でS&P500指数を上回る成績を達成しています」(SBI証券投資情報部の川上雅人さん)。
続いて紹介する投資信託は、先見の明[野村未来トレンド発見ファンドBコース(為替ヘッジなし)]だ。
先見の明[野村未来トレンド発見ファンドBコース(為替ヘッジなし)]は、時流に応じて機動的にテーマを入れ替える独特の運用スタイル。状況の変化にも対応し、好成績を維持する期待が持てる。「日本では珍しいタイプ。その時々の成長分野が見えてわかりやすい」(楽天証券資産づくり研究所の篠田尚子さん)。成績は良好で、運用環境が厳しいときの下がりにくさも評価できる。
【※関連記事はこちら!】
⇒株価暴落で「新NISAをやめたい人」に知ってほしい積立投資の考え方! 長期投資で威力を発揮する「ドル・コスト平均法」と「複利効果」を思い出して積立を続けよう!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年11月1日時点】 |
||||
順位 | 投資信託本数 ※1 | 最低積立金額 | ||
全体 | ノーロード (手数料無料) |
積立対応 | ||
1位 | ◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | |||
2567本 | 2567本 | 2424本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の販売手数料はすべて無料! 投資信託の保有残高が一定の金額を超えるごとに「楽天ポイント」が貯まるサービスもお得。また「投信残高ポイントプログラム」の対象となる6ファンド(「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」など」)については、保有しているだけで一定のポイントが還元されるのでお得。さらに投信積立の際に楽天カードを使うと0.2〜1%分、楽天キャッシュを使うと0.5%分の楽天ポイントが付与される。ポイントは投資信託の買付や投信積立の代金にも利用できる。投資信託の最新事情がわかる「楽天証券レポート&コラム」や、最大5銘柄の基準価額の推移を比較できる「投信スーパーサーチ」など、投資信託選びのサポートもバッチリ。ロボ・アドバイザーが銘柄選択や売買タイミングまで判断してくれる「楽ラップ」や、スマホ専用のロボ・アドバイザー「ロボのぶくん」を利用可能。さらに、専用バランスファンドで手軽に積立投資ができるロボ・アドバイザー「らくらく投資」も登場。 |
||||
2位 | ◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ | |||
2554本 | 2554本 | 2367本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の販売手数料はすべて無料で、投資信託本数の取扱本数はネット証券でトップクラス! スマホアプリ「かんたん積立 アプリ」を利用すれば、投資信託をスマホで管理可能だ。また、投資信託の月間平均保有額に応じてVポイントやPontaポイント、dポイント、PayPayポイント、JALマイルなどが貯まる「投信マイレージサービス」もお得。保有額が1000万円以上なら獲得ポイントが2倍になる(通常銘柄の場合)ので、投資信託が本格的に資産形成を考えている人には、かなりお得だ。買付&積立が100円以上1円単位に引き下げられ、初心者でも気軽に始めやすくなった。投信の買付には、VポイントやPontaポイントが利用できる。投信積立は三井住友カードによるクレジットカード決済「クレカ積立」がお得で、最大で決済額の0.5%ものポイントが貯まる。最近では、低コストなiDeCo(個人型確定拠出年金)にも力を入れており、無条件で運営管理手数料を無料にしている。 |
||||
3位 | ◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | |||
1885本 | 1885本 | 1862本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の取り扱い本数を着実に増やしており、現在はランキング3位まで上昇。他社に先駆けて投資信託の販売手数料無料を打ち出したのも高評価だ。さらに投資信託の残高の最大1%分のポイントが貯まるサービスもお得。他社の類似サービスと比較しても、ポイント還元率は高水準に設定されている。投資信託ページは、人気の投信や好成績の投信がすぐにわかる各種ランキング装備、スマホでの見やすさ、直接発注など機能が充実。さらに、投資信託の組み合わせに頭を悩ませる人のために「投信工房」「投信提案ロボ」「投信見直しロボ」という3つの高機能ロボアドバイザーを用意。無料のロボアドバイザーとしては、どれも非常に高い機能を備えている。 |
||||
順位 | 投資信託本数 ※1 | 最低積立金額 | ||
全体 | ノーロード | 積立対応 | ||
4位 | ◆auカブコム証券(旧:カブドットコム証券) ⇒詳細情報ページへ | |||
1839本 | 1839本 | 1760本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の販売手数料はすべて無料! 信託報酬控除前のトータルリターンが見られるので、実態に合った取引コストや運用パフォーマンスがわかるのも魅力だ。また「プレミアム積立」は100円から可能。au PAYカード決済による積立なら1%ポイント還元、投資について気軽に話し合えるSNS「ファンドスクエア」も魅力。積立の銘柄選びに役立つ「セレクション」は、ジャンルごとの代表的な銘柄が複数紹介されている。ファンド探しはランキングやファンド検索から。投資信託の月間保有金額に応じて0.005〜最大0.24%分のPontaポイントがもらえる「資産形成プログラム」も上手に活用したい。 |
||||
【株アプリに慣れていない「株初心者」には特におすすめ!】 | ||||
5位 | ◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | |||
1764本 | 1764本 | 1704本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の購入時手数料はすべて無料! もちろん、NISA口座での取引や「投信つみたて」による購入も手数料0円だ。クレカ積立のポイント還元率は業界トップクラスで、「dカード」や「マネックスカード」で投資信託を積立購入すると最大1.1%分のポイントがもらえる。さらに、投資信託の保有金額の最大0.26%分のポイントがもらえるのもお得。なお、貯まったポイントは投信信託の購入代金に利用できる。ファンド探しに迷ったら、自分のライフプランに合ったファンド選びを手助けする「投信ポートフォリオ診断」を参考にするといいだろう。ポートフォリオの分析やリターン予測、アドバイスなどの機能がある「MONEX VISION」も便利だ。ロボアドバイザーサービスは、1000円から始められる投資一任型の「ON COMPASS」と、最低投資金額が5万円で国内ETFで運用を行うアドバイス型の「Monex Advisor」が利用可能。 |
||||
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。※1 投資信託本数は、各証券会社の投資信託サーチ機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合があります。 |