「契約アンペア」を見直すなど自分の電力消費のパターンがわかったら(「4大固定費を年間12万円削るテクニック集!/電気編・その1」参照)、あとは節電を実践するのみ! 日々の暮らしの中で簡単に実践できる節電テクを節約のプロに聞いた!

【教えてくれたのは】
●ファイナンシャルリサーチ代表
深野康彦さん
●ファイナンシャルリサーチFP
野尻美江子さん
●節約アドバイザー・FP
丸山晴美さん
●節約・消費生活アドバイザー
和田由貴さん

冷凍室には
可能な限り詰め込もう!
互いに冷やし合うため、冷凍庫は
余計な空間がないほうがいい。冷凍しても固まらない「味噌」も冷凍室へ!(和田さん)

冷蔵庫の設置場所に
注意するだけで節電に!
冷蔵庫は左右5センチ、背面と上部は10センチ以上スペースをあけ、さらに上に物を置かないようにする。(丸山さん)

パソコンは
こまめにシャットダウンしない!
PCを起動する時にかかる電気代は、PCを1時間45分つけているのとほぼ同じくらい。1時間45分以内に使うのなら「スタンバイ」で。(丸山さん)

「何が何でもLED」は
間違い!
LED電球は、蛍光灯タイプのものと比べて消費電力に大きな差があるわけではなく、特にトイレや玄関など、たまにしか使わない箇所はもとを取るのに相当時間がかかってしまう。今、蛍光灯タイプのものを使っているのなら、そのまま替えなくてもOK。(和田さん)

節電タップでは
節電にならない!
節電タップを使うと、それだけで節電できている気になるが、HDDレコーダーなど、常に接続しっぱなしの家電に利用した場合、逆に節電タップのスイッチを光らせるために電力を消費しているので注意(3つ光らせた場合、約1W消費)。(丸山さん)

洗濯モードを
変更する!
すすぎの回数を1回にすれば、0.2~0.66円の節約に。水道代も浮く!(丸山さん)

炊飯器の保温は
使用しない!
6時間の保温=1回の炊飯の電気代に相当するので、長時間の保温は禁物。(丸山さん)
(取材・文/本誌編集部 イラスト/佐藤ワカナ)
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