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楽天ポイントの付与ルールが2022年4月から変更される。この変更によって、楽天市場などのサービスで商品を購入した際、消費税分はポイント付与の対象外になる。つまり、従来は「100円(税込)につき1ポイント」だったのが、2022年4月以降は「100円(税抜)につき1ポイント」に変更されるわけだが、この影響は非常に大きい。
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■楽天カード | ||
還元率 | 1.0~3.0% (通常時は還元率1.0%、楽天市場や楽天ブックス利用時は還元率3.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+1.0%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント) |
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発行元 | 楽天カード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB、AMEX | |
年会費 | 永年無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy(還元率0.5%) | |
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たとえば、20万4800円(税込)の「Panasonic NA-VG750L マットホワイト Cuble」をカートに入れてみる。通常獲得ポイントは1倍(=1%分)の2048ポイントだが、筆者は獲得ポイント倍率が8倍なので、1万6384ポイントが獲得予定ポイントとなる。
これがルールの変更によりどうなるのか。20万4800円の税抜価格は18万6182円なので、通常獲得ポイントは1861ポイント。筆者のように、ポイント倍率が8倍の場合は1万4888ポイントの獲得になる。変更前は1万6384ポイントの獲得なので、約1500ポイントもの差が出てしまう。
購入額が大きければ大きいほど、ルール変更による弊害も大きくなることがわかるだろう。
ただし、SPUにおける「楽天カード」のポイント付与ルールには変更がないとの記載がある。おそらく「楽天カード」での決済分は従来通りの「100円(税込)につき1ポイント」だが、「楽天カード」による+1倍の特典(プレミアムカード以上は+3倍分)については「100円(税抜)につき1ポイント」の計算になるのではないだろうか。
楽天ポイントの付与ルールが変更されたことで、
実際にどのくらい獲得ポイントが変わるのか検証!
具体的に、現状と2022年4月以降でどのように変わるのか検証してみたい。筆者のある月での楽天市場の購入履歴をもとに、獲得ポイントを検証してみる。
まずは、現状の獲得ポイントを見てみよう。
■税込での獲得ポイント(現状) | |||
某月の購入履歴(税込) | クーポン利用 | 獲得ポイント(1倍分) | クーポン分の金額を除いた 場合の獲得ポイント(1倍分) |
1480円 | 0円 | 14ポイント | 14ポイント |
9018円×2 | -901円×2 | 180ポイント | 162ポイント |
2200円 | 0円 | 22ポイント | 22ポイント |
合計1万9914円 | - | 合計216ポイント | 合計198ポイント |
楽天モバイルと楽天証券の+1倍分の特典による獲得ポイントはそれぞれ216ポイント。「楽天ブラックカード」の+3倍特典は、クーポン分を引いた金額が対象になるので「198ポイント×3=594ポイント」の獲得となる。
「楽天銀行+楽天カード」の+1倍分の特典も、クーポン分を引いた金額が対象なので198ポイントの獲得になる。
一方、まったく同じ買い物をした場合、2022年4月以降の獲得ポイントはどうだろうか。
■税抜での獲得ポイント(2022年4月以降) | |||
某月の購入履歴(税抜) | クーポン利用 | 1倍分のポイント | クーポン分の金額を除いた 場合の獲得ポイント(1倍分) |
1346円 | 0円 | 13ポイント | 13ポイント |
8350円×2 | -835円×2 | 166ポイント | 150ポイント |
2000円 | 0円 | 20ポイント | 20ポイント |
合計1万8376円 | - | 合計199ポイント | 合計183ポイント |
2022年4月以降の“税抜”での計算だと、楽天モバイルと楽天証券の+1倍分では各199ポイントで、「楽天ブラックカード」の+3倍分では「183ポイント×3=549ポイント」だ。「楽天銀行+楽天カード」の+1倍分の特典も183ポイントとなる。
以上をふまえて、ルール変更前と後でポイントの差は以下のようになる。
■ルール変更前と後で獲得するポイントの比較 | ||
変更前 | 変更後 | |
通常分 | 216ポイント | 199ポイント |
楽天モバイル分 | 216ポイント | 199ポイント |
楽天証券分 | 216ポイント | 199ポイント |
楽天プレミアムカード以上の+3倍分 | 594ポイント | 549ポイント |
楽天銀行+楽天カード分 | 198ポイント | 183ポイント |
合計 | 1440ポイント | 1329ポイント |
1カ月2万円ほどの支払いでも、獲得ポイントに約100ポイントの差が出てしまった。
なお、上記の楽天市場の利用分は「楽天カード」で決済している。筆者は、その支払いの1万9914円(税込)に加えて、楽天ペイで4万5684円(税込)、楽天証券での積立で4万8752円(税込)と、合計11万4350円を「楽天カード」で利用した。したがって「楽天カード」での獲得ポイントは1143ポイントだ。前述のとおり、これについては、2022年4月以降もポイント付与ルールは“税込”のままなので、獲得ポイント数は同じになるのではないだろうか。
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いずれにせよ、今回のルール変更は大きな改悪といえる。ただし、筆者がよく利用する「楽天ふるさと納税」は非課税なので、今回のポイント付与ルールの影響はなく、まだまだメリットがありそうだ。
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以上、今回は、楽天ポイントの付与ルールの変更による獲得ポイントの影響について解説した。
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■楽天カード | ||
還元率 | 1.0~3.0% (通常時は還元率1.0%、楽天市場や楽天ブックス利用時は還元率3.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+1.0%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント) |
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発行元 | 楽天カード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB、AMEX | |
年会費 | 永年無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy(還元率0.5%) | |
関連記事 | ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(メインカード部門) ◆「楽天カード」の4券種の中で、もっとも得するカードを選ぶ方法をカード専門家が解説! ゴールド、プレミアム、ブラックの特典を比較して最適な券種を選ぼう |
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■楽天銀行 | ||||
コンビニATM出金手数料(税込) | 振込手数料(税込) | |||
セブン- イレブン |
ローソン |
ファミリー マート (E-net) |
ミニストップ (イオン銀行) |
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月0~7回まで無料 (※)、以降は220円 |
月0~7回まで無料(※)、以降は275円 | 月0~7回まで無料(※)、以降は220円 |
同行あて:無料 他行あて:月0~3回まで無料(※) 、以降は168~262円 |
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◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
売買手数料(税込) | 投資信託 | 外国株 | ||
すべて0円 ※手数料コース「ゼロコース」の場合 |
2567本 | 米国、中国 、アセアン |
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※この表は、2024年11月1日時点の情報に自動更新されているため、記事執筆時の情報とは異なっている場合があります。 |
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【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、「イオン銀行Myステージ」が無条件で「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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【関連記事】 ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! ◆【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!普通預金金利などがアップしてさらにお得に使える! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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【関連記事】 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは“プラチナ”を超える“ゴールド”! 日本初のゴールドカードを受け継ぐ「新生ゴールド」を解説! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する15枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう! ◆アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう! |
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