「日本クレジットビューロー」という会社をご存知だろうか。聞き慣れない会社名かと思うが、英語だと「Japan Credit Bureau(ジャパン クレジット ビューロー)」。頭文字を取ると、そう、ご存じ「JCB」だ。今回は、この「JCB(日本クレジットビューロー)」が発行してきたクレジットカードの歴史を見ていこう。
「日本クレジットビューロー」が設立されたのは1961年1月だが、最初にクレジットカードが発行されたのは、その2カ月後の1961年3月のこと。当時のクレジットカードは紙をラミネート加工したもので、カード番号は8桁だった。有効期限に和暦が使われていた点が日本らしい。
そして、1969年9月にJCBのロゴが変更され、有効期限の書体やクレジットカードの厚みなどを国際標準化機構の規格に統一した。また、カード番号が8桁から11桁に増えた。有効期限の和暦はそのままだったが、名前はカタカナ表記になった。
1978年6月に「日本クレジットビューロー」から「ジェーシービー」に社名が変更された。
1981年3月には、業界初のポイントプログラム「JOY JOYプレゼント」を始めた。ポイントプログラムのリニューアル、またはサービスの拡充は度々行われており、2001年12月にメンバーシップサービス「JCB STAR MEMBERS」をスタートさせ、2002年4月にはポイントプログラムを「Oki Dokiポイントプログラム」にリニューアル。さらに、2007年6月にインターネットショッピングサイト「Oki Dokiランド」を開始し、2015年12月に「Oki Dokiポイント」のリニューアルが行われた。
さて、「JCB」のポイントプログラムの歴史をざっと紹介したが、ここで話を「JCB」自体の歴史に戻そう。
1981年6月に、有効期限を和暦から西暦に変更。さらに、カード券面に表記していた「VALID ONLY IN JAPAN」を廃止し、同年11月から名前をアルファベット表記にするなど、国際化が進んだ。
続いて、1982年6月に「JCB GOLD」の発行を始めた。そして、1984年10月には、国際標準規格に基づき、カード番号を11桁から16桁に変更した。
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■JCBゴールド | ||
還元率 | 0.5~5.0% | |
発行元 | JCB | |
国際ブランド | JCB | |
年会費(税込) |
初年度無料、2年目以降1万1000円 (初年度無料はオンライン入会&期間限定) |
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家族カード(税込) | あり(1人は年会費無料、2人目から年会費1100円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
QUICPay | |
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1985年7月に、ゴールドカード会員向けの情報誌「THE GOLD」を創刊。ちなみに「THE GOLD」は、2016年11月号から「THE PREMIUM」に名称が変更された。
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1988年3月に東京ディズニーランドのオフィシャルスポンサー契約を締結。また、同年4月に東京ディズニーランドで、国際ブランドがJCBのクレジットカードを使えるようになった。さらに、1990年12月には、初のディズニーランドランド貸し切り営業「JCBマジカルファンタジーパーティー」を開催。
そして、1990年6月に「JCBザ・クラス」の発行が始まった。
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2007年4月に、JCBのエンブレム、コーポレートロゴ、社名ロゴを変更。2009年8月に「JCB ORIGINALシリーズ」の発行を開始し、カード券面のロゴなどが現行のもの(2018年7月時点)になった。
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2010年に「JCBゴールド ザ・プレミア」、2017年10月には「JCBプラチナ」を発行開始した。
(※関連記事はこちら!⇒JCBプラチナは招待不要の申込制プラチナカードで、JCBの最高峰「ザ・クラス」を目指す最短ルートに!USJのラウンジ利用や充実の旅行保険も大きな魅力!)
■JCBプラチナ | ||
還元率 | 0.5~5.0% | |
発行元 | JCB | |
国際ブランド | JCB | |
年会費(税込) | 2万7500円 | |
家族カード(税込) | あり(1人は年会費無料、2人目から年会費3300円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
QUICPay | |
関連記事 | JCBプラチナは招待不要の申込制プラチナカードで、JCBの最高峰「ザ・クラス」を目指す最短ルートに!USJのラウンジ利用や充実の旅行保険も大きな魅力! | |
1990年以降、さまざまなクレジットカードが発行されたが、今回は「JCBオリジナルシリーズ」をベースに紹介した。
「JCBザ・クラス」が意外と早く(1990年)から発行されており、「JCBゴールド」と「JCBザ・クラス」のランクの間を埋めるクレジットカードである「JCBゴールド ザ・プレミア(2010年発行開始)」と「JCBプラチナ(2017年発行開始)」が後から発行されている点も面白い。
以上、今回は、「JCB(日本クレジットビューロー)」の歴史について解説した。
■JCBゴールド | ||
還元率 | 0.5~5.0% | |
発行元 | JCB | |
国際ブランド | JCB | |
年会費(税込) |
初年度無料、2年目以降1万1000円 (初年度無料はオンライン入会&期間限定) |
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家族カード(税込) | あり(1人は年会費無料、2人目から年会費1100円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
QUICPay | |
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◆「JCBゴールド」は初めてのゴールドカードに最適!空港ラウンジや旅行保険などの特典を使い倒して、JCB最高峰カードのインビテーション取得を目指せ! ◆クレジットカードは還元率だけで選ぶな!(前編)プラチナやブラックなどのハイクラスカードを目指す近道は「育成型クレジットカード」の活用にあり! |
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■JCBプラチナ | ||
還元率 | 0.5~5.0% | |
発行元 | JCB | |
国際ブランド | JCB | |
年会費(税込) | 2万7500円 | |
家族カード(税込) | あり(1人は年会費無料、2人目から年会費3300円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
QUICPay | |
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【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、「イオン銀行Myステージ」が無条件で「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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