韓国で50万部の超ロングセラーが発売から7年、いよいよ日本に上陸。韓国で社会現象を巻き起こした『勉強が面白くなる瞬間』。この本を読んで、学生の98.4%が「勉強をしたくなった」と証言! なぜ、勉強をしなかった人たちが勉強に夢中になるのか。10代~70代の世代を超えて多くの人が共感。そこにノウハウは一切ありません。ただ、この本を読んだ人にはわかることでしょう。執筆に8年かかったとされる『勉強が面白くなる瞬間』から、その驚くべき内容を紹介する。

勉強しない理由を作っている自分に伝えたい言葉Photo: Adobe Stock

勉強の本質は「競争」ではなく「成長」にある

 忘れてはならないのは、勉強の本質は「競争」ではなく「成長」にあることです。他人に勝つことは、それほど重要ではありません。何よりも大事なのは、この過程を通して「自分が成長しているか」ということです。ですから、もう遅いか遅くないかという問題は、全く的外れなのです。自分にとって重要なのは、ただ「最終的に自分が望んでいたものを手に入れたか」だけなのですから。

 つまらない言い訳の陰に隠れたり、薄っぺらい慰めに頼ったりせず、目をぎゅっと閉じて歯を食いしばり、力いっぱい頑張ってみてください。トライすら「していない」くせに、「できない」などと自分を騙さないで、ありったけの力を尽くしてみましょう。

 あなたはそんな臆病者ではないでしょう?

 あなたは分かっているはずです。どうして「遅れているかも」と不安なのか、勉強を邪魔しているのが何なのか、どんな癖を直し、どんな意識を持てば、全力で走り出せるのか、あなたが一番よく知っています。これまでと同じようなありきたりの努力を「自分なりに」していては、意味がありません。それでは手遅れです。

 あきらめる方がいいでしょう。

 ですが、人生の中で一度くらいカッコいい姿を見せたいなら、あなたの中に眠る「本当の私」を目覚めさせたいなら、果敢にトライすることを宣言しましょう。最高の自分が作り出す驚くべき奇跡を目の当たりにして、自分が望む人生を実現したいなら、「人生の最初の関門」に正面から向き合い、突破してみましょう。

(本原稿は書籍『勉強が面白くなる瞬間 読んだらすぐ勉強したくなる究極の勉強法』の一部抜粋したものです)