投資信託おすすめ比較[2020年]
2017年2月28日 ザイ・オンライン編集部

「毎月分配型投資信託」本当の実力ランキング!
人気の100本を「本当の利回り」で診断してわかった
ベスト10のうち7本に共通する投資信託の特徴とは?

ちまたで見かける投資信託の「人気ランキング」は、純資産残高や資金流入額で決まることが多い。しかし、毎月分配型投資信託の実力を測るには、「本当の利回り(※記事参照)」を見ることが必要だ。

ダイヤモンド・ザイでは、半年に1度、人気の「毎月分配型」投資信託100本の最新の実力を徹底調査。発売中のダイヤモンド・ザイの特集「人気投信100本! 買っていい×買ってはダメ 毎月分配型の利回り診断! 本当の利回り&分配健全度を大公開!」で、その結果を明らかにしている。ここでは、毎月分配型投資信託の「本当の利回りランキング」上位10本をドーンと公開しよう! 

ベスト10本中の7本が「ブラジルレアル」の通貨選択型!

 まずは、以下のランキングをチェックしてみてほしい。


※データは2017年1月末現在。利回りの前の矢印は、前期間と比べて上がったか下がったかを示す。1年前の利回りは2015年6月時点と比較。販社の表記と色分けは、「オレンジ」が取り扱いあり。「赤」は販売手数料ゼロで取り扱いあり。「三菱」は三菱UFJ銀行、「三井」は三井住友銀行、「みずほ」はみずほ銀行、「りそな」はりそな銀行、「ゆうちょ」はゆうちょ銀行、「スルガ」はスルガ銀行、「野村」は野村證券、「大和」は大和証券、「日興」はSMBC日興証券、「高木」は高木証券、「ネット」はカブドットコム証券、マネックス証券、楽天証券、SBI証券、フィデリティ証券、岡三オンライン証券、野村ネット&コールのいずれかで販売していたら色をつけた。
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 これは、人気の投資信託100本の2017年1月末時点での「本当の利回り」ランキングだ。なお、「本当の利回り」とは、基準価額が下落した場合に、「1年間の合計の分配金」から「1年間の基準価額の下落分」を差し引いて、「1年前の基準価額」で割って算出したもの(基準価額が上昇した場合は、「1年間の合計の分配金」を「1年前の基準価額」で割って算出)。

 1位の「通貨選択型Jリート・ファンド」や、3位の「日本株厳選ファンド」など、ベスト10のうち8本が通貨選択型で、そのうち7本が「ブラジルレアル」が取引対象通貨。

 2位の「日本株アルファ・カルテット」は通貨選択型ではないが、円売り・レアル買いの取引も行なう。また、9位の「野村グローバル高配当株プレミアム」は複数の通貨を取引対象としているが、2016年12月末現在、レアルの配分が26%と最も多い。こう見ていくと、ベスト10の中でレアルと無関係なのは8位の「カナダ高配当株ツインα」だけだ。

 レアルは2016年に対円で約20%上昇しており、レアル型の投資信託は為替差益を反映して、好成績になっていることが伺い知れる。

 利回りが大きく改善したことは喜ばしいが、今回紹介したすべての投資信託が7カ月前も1年前も利回りはマイナスだった。対象資産の動向で利回りは大きく動く。ましてや変動の激しい為替で高い利益を狙う通貨選択型は、利回りの変化も激しい。リスクや分配健全度などを確認して、慎重に選ぶようにしたい

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