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2012年4月16日 ザイ・オンライン編集部

テクニカル指標で発見! 
株価に上昇余力が強くて今が買い時の株ベスト30

移動平均乖離率で株の買われすぎ・売られすぎを探れ!

 株式投資を行っている人なら「移動平均値」はご存じだろう。そう、過去の特定の日数ごとに株価の平均値を計算したものだ。これを次々に計算していき、その推移を折れ線グラフで示したものが、「移動平均線」。むしろこちらの名前のほうが有名だ。

 さて、この移動平均値と株価には面白い関係がある。今の株価が移動平均値とはかけ離れた方向に動いていっても、やがては吸い寄せられるように移動平均値のほうに戻ってくるのだ。

 つまり、「移動平均から離れすぎた=乖離が大きくなった株価は、やがては移動平均値に近づく習性がある」のだ。

株価の買われすぎや買われすぎを測る移動平均乖離率

 株価が移動平均値とどの程度離れた水準にあるか(乖離しているか)を示した指標が、「移動平均乖離率」。その計算式は下記のとおり(日足の場合)。

(当日の終値-当日の移動平均値)÷当日の移動平均値

 たとえば当日の終値が1000円、移動平均値が1100円の場合、移動平均乖離率は(1000-1100)÷1100≒-9.09%となる。

 この指標は売られすぎ・買われすぎの判断に用いる。つまり、
1)乖離率がプラス方向に大きいほど買われすぎ→株価はやがて下降する
2)
乖離率がマイナス方向に大きいほど売られすぎ→株価はやがて上昇する

 こんな感じで現在の株価の評価を行うわけだ。

 では、具体的にはどれくらい乖離すれば売られすぎ、もしくは買われすぎとなるのか? 実は個々の銘柄や業種、あるいは上場している市場によってもその数値はまちまちで、ズバリ「この数字ならどんな銘柄でも通じる!」というものはない。

 ただ、これまでのデータからみて、全般的には移動平均値から9~10%程度乖離すると株価は反落もしくは反発する転換点を迎えるケースが多い。それから考えると、先の-9.09%は反発への転換点を迎えつつあるといえる。

 そこで、今回は4月13日付の株価データを用いて、約1か月間の値動きを示した25日移動平均値と現在の株価との乖離が-9%から-10%の範囲内の銘柄をピックアップし、2012年1月4日から4月13日までに記録した高値と現在の株価との乖離率が大きい順にランキングしてみた。

 つまり、株価に上昇余力が強くて今が買い時の株というわけ。そのリストは……次ページで!