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2018年12月8日 ザイ・オンライン編集部

毎月分配型投信で注意すべき「間違った常識」とは!?
「毎月分配型で資産を増やせる」「分配金の高ければ
安心」など、毎月分配型投信にまつわる誤解を解説!

「毎月分配型の投資信託」に関する、初心者が陥りがちな「間違った常識」とは⁉

発売中のダイヤモンド・ザイには、特集「いまさら聞けない 間違いだらけの投信の常識15」を掲載! 投資信託というと、比較的初心者にも始めやすいイメージかもしれないが、実は基本的なポイントがわかっていない人も。そこで、この特集では投資信託の売買をする上で陥りがちな間違いや、正しい対処法を15例挙げている。

今回は、その中から「毎月分配型の投資信託の間違った常識」2例を抜粋! 投資信託の初心者はもちろん、経験者も復習の意味を込めてチェックしてみてほしい。

【毎月分配型の投資信託の間違った常識(1)】
「毎月分配型の投資信託で資産を増やしたい!」

 高齢者を中心に人気が高い「毎月分配型」の投資信託。だが、実は中長期的に資産を増やす目的には向かない。というのも、分配金は純資産の中から支払われるため、分配する回数が多いほど純資産は目減りするからだ。

 分配金を自分で再投資すればいいと考えるかもしれないが、利益から出す分配金(普通分配)には20%以上の税金がかかる。仮に、税金を支払った後のお金を再投資したとしても、分配をしない=税金がかからない投信よりも運用面で不利になるのだ。 一方、分配頻度が少ないと、運用で出た利益を吐き出さずに再び運用に回して元本を増やしていける。もし投資している株や債券の価格が上昇している場合は、分配頻度が多い投信よりも運用実績の面で有利になる。こうしたメリットを「複利効果」という。

 よって、資産を増やしたいなら、できるだけ分配頻度が少ないか、無分配の投信を選びたい。

【毎月分配型の投資信託の間違った常識(2)】
「分配金が高い投資信託を選べば安心だ」

 高い分配金を出している投資信託は、高収益が期待できるものの、そのぶんリスクも高い資産に投資している可能性が高い。そうした投資信託は、基準価額の変動が激しい点を念頭に置いて投資するべきであり、むしろ投資対象としては「安心」とは言いづらい。

 分配金が高くても、基準価額がそれ以上に下がっていては無意味だ。これを考慮して、投資信託の本当の実力を示したのが「本当の利回り」だ。

 「本当の利回り」は、1年間の分配金合計から、1年間の基準価額の下落分を差し引いて利回りを算出している。減配リスクが高い投資信託を見抜く目安にもなるので、ぜひ参考にしてみてほしい。
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