クレジットカード比較
2014年4月14日 ザイ・オンライン編集部

還元率10%の「ペルソナSTACIAアメックス」登場!
高還元率&お得なサービスが受けられて
おすすめの百貨店系クレジットカードを徹底比較!

 昨年から全国の百貨店の売上高が増加している。アベノミクスによる資産効果のほか、消費税増税による駆け込み需要も発生し、前年同月比がプラスになる月が増えているのだ。

 そこで今回は、百貨店やショッピングモールなどが発行、提携しているクレジットカードを紹介していこう。

カードの発行・提携店舗に限定されるが、
還元率5~10%の百貨店系クレジットカードは持っていて損はない!

 百貨店が発行・提携しているクレジットカードは、還元率が5%以上にもなる「高還元」なクレジットカードとして以前から人気だった。まずは、主な百貨店およびショッピングモールが発行・提携するクレジットカードの還元率や年会費などのサービスを比較してみよう。

主な百貨店&ショッピングモール系クレジットカードのスペック
カード名 提携・発行する百貨店、 ショッピングモール 提携・発行する
店舗での還元率
通常の
還元率
年会費(税抜) カード
フェイス
 ペルソナSTACIA
 アメリカン・
 エキスプス・カード
阪急百貨店
阪神百貨店
10% 1% 1万4000円
ペルソナSTACIAカードの詳細はこちら
 ミレニアム/
 クラブ・オンカード
 セゾン
西武百貨店
そごう
2.5~7.5% 0.5% 無料
ミレニアムクラブ・オンカードの詳細はこちら
  TOP&ClubQ
 JMBカード PASMO
東急百貨店 3~10% 1% 初年度無料、
2年目以降1000円
TOP&ClubQ JMBカード PASMOカードの詳細はこちら
  OPクレジットカード 小田急 5~10% 0.5% 初年度無料、
2年目以降500円

(ただし、クレジット利用が年1回でもあれば次年度以降も無料)
OPクレジットカードの詳細はこちら
 タカシマヤカード 高島屋 8% 0.5% 2000円
タカシマヤカードの詳細はこちら
  エポスカード マルイ 1~10% 0.5% 無料
エポスカードの詳細はこちら
  PARCOカード PARCO 0.5~5.5% 0.5% 無料
(国際ブランドがAMEXの場合は年3000円)
PARCOカードの詳細はこちら
 ルミネカード ルミネ 5.5% 0.5~1.5% 初年度無料、
2年目以降953円
ルミネカードの詳細はこちら


 還元率を見ればわかるとおり、高還元率として有名な「リクルートカードプラス(還元率2%)」や「レックスカード(還元率1.75%)」などと異なり、どのクレジットカードも軒並み5~10%の還元率となっている点に注目したい。

 いずれも発行・提携している店舗やグループの店舗に限られるとはいえ、還元率5~10%というのは魅力的だ。

 その中でも、特に注目なのは今年3月5日に募集を開始した「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード(以下、ペルソナ・アメックス)」。

 「ペルソナ・アメックス」は、阪急百貨店や阪神百貨店で利用すれば還元率10%、それ以外でも還元率1%でポイントが貯まり、1ポイント=1円で阪急百貨店や阪神百貨店などで利用できる。得をするのは阪急百貨店や阪神百貨店がある地域に住んでいる、またはよく行く人に限定されてしまうが、保有していれば買い物をするときにワンランク上のサービスが受けられる、ハイクラスなクレジットカードとなっている。関西在住の人はもちろん、東京には有楽町に「阪急メンズ東京」があるので、首都圏の男性にも使いやすいカードだ。

 もちろん、百貨店の場合はネットショッピングなどと比較すると商品の価格が高めに設定されていることが多いが、それでも「年に数着、洋服を買う」「時計や宝石は信頼できる百貨店で」「友人・知人への出産祝いで利用する」という人の場合でも、5~10%もの高還元で、しかも年会費が無料のクレジットカードも多いので保有しておいても損はない。

 ただし、多くの百貨店系クレジットカードでは、食品やセール品、百貨店内のレストランに高い還元率は適用されず、通常の還元率になるので要注意。食品やセールしか百貨店を利用しないなら、「リクルートカードプラス」や「レックスカード」などの高還元クレジットカードを利用したほうがいい。

 しかし、百貨店ではなく、ショッピングビルの「マルイ」の「 エポスカード」や、「PARCO」の「 PARCOカード」、駅ビルの「ルミネ」の「 ルミネカード」などは、クレジットカード保有者が得する「優待セール(優待期間)」があり、期間中は10%オフになる特典が用意されている。バーゲン好きの女性だけでなく、洋服をセール時にまとめ買いする男性にもうれしい特典だ。

 さらに、百貨店系クレジットカードの魅力は高還元率だけでなく、お得な優待サービスにもある。百貨店系クレジットカードの充実した優待サービスをみていこう。

買い物をしなくても駐車場が無料になる特典も!
豪華な優待サービスも百貨店系カードの魅力!

 例えば、今年3月に募集を開始した「ペルソナ・アメックス」の場合、「阪急うめだ本店」にある「会員限定のパウダールーム(1時間300円)」が利用できたり、保育士が常駐する「キッズルーム(1時間600円)」に子供を預けてゆっくり買い物が楽しめたり、「手荷物預かり(3時間まで無料)」を利用できるなど、女性にはうれしいサービスが充実している。

 関西在住で、阪急百貨店や阪神百貨店を利用することが多い女性には、「ペルソナ・アメックス」の還元率10%と優待サービスはとても魅力的なはずだ。

 また、「タカシマヤカード」では店舗の駐車場が無料で利用できる(店舗により実施の有無、無料で利用できる時間は異なる)ほか、「ミレニアム/クラブ・オンカード セゾン」や「 TOP&ClubQ JMBカードPASMO」では年間50万円以上を発行・提携する百貨店で利用すれば、次年度から2~5時間、店舗の駐車場が無料で利用できるサービスがある。

ミレニアム/クラブ・オンカード セゾン
還元率 0.5~7.5%
(西武百貨店やそごうで、食品やセール品などを除く買い物で利用した場合。セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどセブン&アイグループ店舗でも還元率1%、一般店舗では還元率0.5%
ミレニアム/クラブ・オンカード セゾンカードの詳細はこちら
発行元 クレディセゾン
国際ブランド VISA、JCB、AMEX
年会費(税抜) 永年無料
家族カード
お得な優待サービス 西武、そごうでの前年の利用が50万円以上で、西武、そごうの駐車場が2時間(100万円以上なら3時間)無料になる(一部内容が異なる店舗あり)ほか、「就職(卒業)」「結婚」「出産」時にポイント付与や還元率が上がる(事前エントリー制)
ミレニアム/クラブ・オンカード セゾンカード公式サイトはこちら

 東京なら新宿や渋谷、大阪なら梅田や難波など、都市部の中心に店舗を構えている百貨店も多いので、車を利用する人なら、駐車場代を節約するためにも役立つのだ。

 そして、自社の店舗以外の優待サービスが充実していることで有名なのが「マルイ」が発行する「 エポスカード」。

 「 エポスカード」は、カラオケボックスの「シダックス」や「ビッグエコー」で提示すれば室料が30%オフになるほか、ファミレスの「ロイヤルホスト」や複数の居酒屋チェーンで飲食代が10%オフになる。

エポスカード
還元率 0.5~10%
(通常時にマルイで提示して現金で支払うと還元率0.5%、クレジット利用で還元率1%。年4回の「マルコとマルオの7日間」開催時は還元率10%。一般店舗では還元率0.5%
エポスカードの詳細はこちら
発行元 エポスカード
国際ブランド VISA
年会費(税抜) 永年無料
家族カード
お得な優待サービス ビッグエコーやシダックスなどカラオケの室料30%オフ、ロイヤルホストや居酒屋チェーンなどで飲食代10%オフなど、全国1万店舗以上の飲食店、レジャー施設を割引価格で利用できる。また「楽天Edy」チャージ分も0.5%還元される
エポスカード公式サイトはこちら

 「 エポスカード」は年会費が無料ながら、カラオケや居酒屋をよく利用する人は持っておくだけで「株主優待」のようにお得にレジャーや飲食が楽しめるクレジットカードなのだ。

よく利用する店舗、沿線のクレジットカードを選ぶのが最善だが
関西なら「ペルソナ・アメックス」、関東なら「TOP&ClubQ」がお得

 これまで紹介してきた百貨店やファッションビル、駅ビルのクレジットカードを選ぶ際には、自分がよく利用する店舗のクレジットカードを保有するのが大前提になる。

 しかし、「ミレニアム/クラブ・オンカード セゾン(=西武百貨店、そごう)」や「 TOP&ClubQ JMBカードPASMO(=東急百貨店)」、「 エポスカード(=マルイ)」、「 PARCOカード(=PARCO)」などは年会費無料なので、利用する機会は少なくても、持っておいて損はないだろう。

 また、「ミレニアム/クラブ・オンカード セゾン」なら西武百貨店、そごうに加えて、セブン-イレブンやイトーヨーカドー、「 TOP&ClubQ JMBカードPASMO」なら東急百貨店に加えて東急ストアや食品専門点・プレッセでもポイントが貯まりやすくなっているので、日常の買い物での利用もお得になる。

 さらに、「 TOP&ClubQ JMBカードPASMO」は交通系電子マネー「PASMO」機能が搭載されており、オートチャージでポイントが貯まるほか、東急が運営する鉄道やバスに乗車した日にポイント加盟店で1000円以上の買い物をすると50ポイントもらえる。一方、「 OPクレジットカード」では、「 OPクレジットカード」でチャージした「PASMO」で小田急の鉄道に乗車すると、1カ月間の回数に応じて、運賃の総額の最大7%分のポイントが貯まるなど、そのお得さは一般的なクレジットカードよりも数段上だ。

TOP&ClubQ JMBカードPASMO(コンフォートメンバーズ機能付)
還元率 0.5~10%
(東急百貨店の前年利用額10万円未満で3%、10万~50万円未満で5%、50万~100万円未満で7%、100万~300万円未満で8%、300万円以上で10%。初年度は3%で、東急百貨店の食品やセール品、東急ストアやプレッセなどで利用した場合は還元率1%。一般店舗や「PASMO」チャージでは還元率0.5~1%
ClubQ JMBカードPASMO(コンフォートメンバーズ機能付)の詳細はこちら
発行元 東急カード
国際ブランド VISA、Master
年会費(税抜) 初年度無料、2年目以降1000円
家族カード あり(年会費初年度無料、2年目以降300円、税抜)
お得な優待サービス 「コンフォートメンバーズ機能付」なら東急ホテルが常に10~最大50%オフになるほか、東急ホテルの宿泊代金、飲食代金は5%還元が受けられる。また、無料の「TOP%Webプラス」「Web明細サービス」に登録すれば、どこでも1%還元に!
TOP&ClubQ JMBカードPASMO(コンフォートメンバーズ機能付)公式サイトはこちら
OPクレジットカード
還元率 0.5~10%
(小田急百貨店の前年利用額10万円未満で5%、10万~50万円未満で7%、50万~80万円未満で8%、80万円以上で10%。初年度は5%で、食品やセール品は還元率1%。他の小田急グループ店舗では還元率1~5%、一般店舗は還元率0.5%
OPクレジットカードの詳細はこちら
発行元 小田急電鉄
国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費(税抜) 初年度無料、2年目以降500円(ただし、クレジット利用が年1回でもあれば次年度以降も無料)
家族カード あり(年会費初年度無料、2年目以降100円、税抜。ただし、本会員、家族会員のいずれかが年1回でも利用していれば次年度以降も無料)
お得な優待サービス  小田急系列のホテル、ゴルフ場でもポイントが付与されるほか、このカードでチャージした「PASMO」で小田急電鉄に乗車した場合、月11~20回で対象運賃総額の3%、21~30回で5%、31回以上で7%分のポイントが付与される
OPクレジットカード公式サイトはこちら

 「 TOP&ClubQ JMBカードPASMO」は年会費無料、「 OPクレジットカード」も初年度年会費が無料、2年目以降も年1回でも利用すれば次年度以降も無料になる年会費「実質」無料なので、東急沿線や小田急沿線に住んでいる人は利用してみてはどうだろうか。

 そして、関西に住んでいる人におすすめなのは、やはり「ペルソナ・アメックス」。阪急百貨店や阪神百貨店ならいつでも還元率が10%という高還元カードで、それ以外での利用でも還元率は1%。年会費は1万4000円(税抜)と百貨店系クレジットカードの中では割高な設定だが、年会費1万円前後の多くのゴールドカードも通常還元率は1%。それを考慮すれば、阪急&阪神百貨店をよく利用する人なら十分にモトが取れるだけでなく、メインカードとしても使える優れものだ。

 クレジットカードを上手に活用するコツは、還元率が高いクレジットカードをメインカードにして、できるだけ利用を集中してポイントを有効活用すること。しかし、「ペルソナ・アメックス」以外の百貨店系クレジットカードは店舗限定で還元率が5~10%にもなり、年会費無料のものも多いので、保有しておいて損はない。

 消費税増税も実施された今、メインカードとしては「リクルートカードプラス」や「レックスカード」などの高還元カードを使い、百貨店系クレジットカードを“最強のサブカード”として、賢く使い分けてみてはどうだろうか。