阪急阪神グループとの提携によって誕生した
アメリカン・エキスプレス初の“百貨店系”最上級カード
この連載では、これまでにも「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」や「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス)」といった、アメリカン・エキスプレスが発行するプレミアムカードをご紹介してきました。
(関連記事はこちら!⇒プラチナカードに付帯の「ダイニングサービス」で超一流店で食事が無料になるサービスを体験!年会費が割安に思えるプラチナカードの選び方!)
(関連記事はこちら!⇒「SPGアメックス」はカードの達人おすすめの1枚!旅行中のホテルライフが快適になる特典が充実で、マイルも効率よく貯められるトラベラー必携カード!)
今回もアメリカン・エキスプレスの注目カードを紹介したいと思います。取り上げるのは、2014年3月5日の募集開始以来、驚異的なポイント還元率で話題になっている「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード」です。この「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード」は、アメリカン・エキスプレスにしては珍しい「ショッピング系カード」、すなわち、買い物で得するクレジットカードです。
■ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カード | ||
還元率 |
0.5~10.0% (※阪急百貨店や阪神百貨店で、食品やセール品などを除く買い物で利用した場合。阪神阪急グループ対象施設では0.5~3%、一般店舗では還元率1%) |
|
発行元 | アメリカン・エキスプレス | |
国際ブランド | AMEX | |
年会費(税込) | 1万5400円 | |
家族カード(税込) | あり(年会費7700円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
- | |
関連記事 | 「ペルソナSTACIA アメックス」のメリットとは?阪急&阪神百貨店での買い物が10%オフになる百貨店系でお得度MAXのクレジットカードを徹底分析 | |
ひと口に「ショッピング系カード」といっても、コンビニ系のクレジットカード、ショッピングモール系のクレジットカード、ネットショッピング系のクレジットカードなど、多くのカードが発行されています。
この「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード」は、阪急百貨店や阪神百貨店などを展開する「阪急阪神グループ」とアメリカン・エキスプレスが提携して誕生した、百貨店系のクレジットカードです。
(百貨店系カードの関連記事はこちら!⇒高還元率&お得なサービスが受けられておすすめの百貨店系クレジットカードを徹底比較!)
阪急阪神グループの事業拠点は、大阪や兵庫といった関西エリアです。よって、基本的に「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード」は大阪や兵庫、あるいはその近県に住んでいたり、大阪や兵庫の会社で働いていたりする方に特におすすめのクレジットカードとなります。
ただし、東京の有楽町にある「阪急メンズ東京」のように、その他の地域でもいくつか阪急阪神グループの店舗は展開されています。そのため、系列店でよく買い物をされる方であれば、「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード」を持っておいても損はありません。
クレジットカードが到着した日から
還元率が10%になる百貨店系カードは史上初!
さて、「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード」にはさまざまな特徴があるのですが、何といっても最大の特徴であり、メリットといえるのが、前述のとおり「ポイントの還元率が『10%』と極めて高いこと」です。
「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード」の利用で貯まるのは、「STACIAポイント」で、これは阪急阪神グループは発行する「エメラルドSTACIA PiTaPaカード」「エメラルドSTACIAカード」「ペルソナSTACIA カード」など、ほかのクレジットカードと同じです。つまり、阪急阪神グループが発行、もしくは提携するクレジットカードにはカード名に「STACIA」が入り、それらを利用することで貯まるポイントは「STACIAポイント」になるということです。
「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード」以外の「STACIAカード」は、年会費が無料か、発生したとしても1000~2000円台ですが、「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード」の年会費は1万5400円(税込)。家族カードも7700円(税込)と、プレミアムカードとしてはゴールドカード並みの年会費ですが、「STACIAカード」の中では最もハイクラスな一枚ということができます。
「STACIAカード」の中でも特別なクレジットカードというだけあって、「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード」は、ほかの「STACIAカード」よりも、ポイント還元率の面で大幅に優遇されています。
具体的には、「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード」を利用して阪急百貨店や阪神百貨店で買い物をすると、利用開始時点から、いきなり10%分のポイントがつきます(一部対象外の店舗あり)。 つまり、仮に5万円分の買い物をしたとしたら、一気に5000円分ものポイントがもらえるということになります。
ちなみに、「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード」以外の「STACIAカード」の還元率は3~5%程度です(阪急百貨店、阪神百貨店で買い物する場合)。利用実績を積み重ねると、還元率が10%まで上がるカードもありますが、初年度から利用実績を問わずに還元率10%が適用されるカードは「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード」以外にはありません。
阪急阪神グループ以外の百貨店系クレジットカードと比較してみても、初年度から還元率10%というクレジットカードは見当たりません。
利用実績によって、還元率が5~10%まで上昇するクレジットカードはいくつかあります。小田急電鉄の「OPクレジットカード」や、東急カードの「TOP&ClubQ JMBカードPASMO」、あるいは「三越 M CARD」や「伊勢丹アイカード」などがそうです。
しかし、これらはいずれも十分な利用実績が必要なので、初年度の還元率はどうしても低くなります。初年度からいきなり高還元率を享受できる百貨店系のクレジットカードとしては、ほかに「タカシマヤカード」(還元率8%)があります。もちろん、これでも十分に高いものの、「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード」には及ばない水準です。
※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2023年の最強カードは?
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年10月1日時点・最新情報】
|
||||
還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
||||
0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
||||
【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
||||
◆楽天カード |
||||
1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
|
【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
||||
【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門) ◆「楽天ポイント」が改悪続きでも“最強のポイント”である理由を専門家が解説!「楽天カード」などだけでなく、無料でポイントを獲得できるサービスが魅力! ◆「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分! |
||||
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
||||
0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
||||
【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
||||
還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆JCB CARD W(ダブル) |
||||
1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
||||
【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
||||
◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
||||
0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
||||
【関連記事】 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは“プラチナ”を超える“ゴールド”! 日本初のゴールドカードを受け継ぐ「新生ゴールド」を解説! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する15枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう! ◆アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう! |
||||
◆au PAY カード |
||||
1.0~2.0% |
永年無料 | VISA Master |
- | |
【au PAY カードのおすすめポイント】 通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! 貯まるPontaポイントは「1ポイント=1円相当」としてカードの利用代金に充当できるほか、ローソンなどのPontaポイント加盟店でも現金同様に利用できて使い勝手も抜群。しかも、2024年6月から年会費が“永年無料”になってさらにお得になった! |
||||
【関連記事】 ◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると1%分のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! |
||||