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日本のものづくり企業のIoT活用の可能性について早くから言及し、「つながる工場」の実現に向け、産学連携組織「インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ」の設立にも尽力した、法政大学教授の西岡靖之氏。昨今のIoT、AIブームを分析するともに、日本の製造業が目指すべきIoT活用と新たな課題などについて語った。
前編では、バーチャルリアリティ(VR)の価値は「いかに本物を超えるフェイクを実現するか」だと語った東京大学大学院情報理工学系研究科の廣瀬通孝教授。しかも本物を超えるための重要な観点が「時間軸のコントロール」と言うが、もう一つ教授の中では重要なポイントがある。それが心理学との融合であり「行動誘発」の研究だ。これまでに関わりのなかった分野との連携で続々と生まれる実用化の新領域。後編では最新のVR活用プロジェクトを明らかにする。
Sonyのゲーム機「PlayStation VR」の登場などで、一般の消費者にもバーチャルリアリティ(VR)の世界が身近になってきた。若い世代では初めてVRの世界を体験する人も多く、2016年は「VR元年」と称された。しかし専門家に言わせれば、VRは現在“二巡目のブーム”だという。前後編の2回にわたり、VR研究の第一人者である東京大学大学院情報理工学系研究科 廣瀬通孝教授に話を聞いた。前編では、まずは現在に至るVR技術の発展・実用化の歴史、そしてVR活用のポイントを探る。
第76回
ITRでは、国内IT市場における技術トレンドや需要動向を踏まえ、短中期的に企業が注目すべきIT戦略テーマと将来予測を「ITR注目トレンド」として公表している。2018年においては、「ビジネスの開発と遂行」「人材と組織の変革」「テクノロジーの高度活用」の分野で総12個の戦略テーマが提起された。ダイナミックに変化するビジネス環境とテクノロジーの趨勢を読み解いて、自社のIT戦略方針や投資計画を打ち立てる際の一助として活用されたい。
パナソニックグループはなぜ16万台のPCを管理するシステムを変えるのか
パナソニックグループ全体のITを構築し、運用するパナソニック インフォメーションシステムズでは、大規模なPCの管理に頭を悩ませていた。同社はいかにして新しい管理システムを選び、導入したのか。
「過剰」でも「付け焼刃」でもダメ。企業のセキュリティ対策が陥る罠とは
「過剰」でもなく、「間に合わせ」でもない、各機能がベストなパフォーマンスでありながら、それらを組み合わせて、かつ一貫した使い勝手で運用できるセキュリティを求める企業が増えている。こうしたニーズに対し、「統合管理」という考え方で開発したセキュリティ製品を提供し、急成長している企業がハンモックだ。
なぜ84%もの企業幹部が、経営の意思決定に「データをもっと活用すべき」と考えるのか
日本では欧米先進企業に比べて、ビジネス上の意思決定におけるデータ活用が十分ではないとの指摘が絶えない。そこで、ダイヤモンド・オンラインがドーモ株式会社と共同で経営者や企業幹部を対象としたアンケート調査を実施したところ、「意思決定にデータをもっと活用すべきだと思う」との回答は、実に84%にのぼった。
テクノロジーとサイエンスで挑む「成長するマーケティング」の方法論
企業のマーケティング活動を支援するシャノンは、2017年11月14日、東京・御茶ノ水のソラシティカンファレンスセンターで「シャノンマーケティングカンファレンス2017」を開催。同社代表取締役社長の中村健一郎氏と、トライオン株式会社 代表取締役社長の三木 雄信氏が登壇した。
高度なセキュリティー装置を入れてもサイバー攻撃から企業を守れない理由
【連載第3回】観戦スタイルや選手育成などスポーツへの応用も広がる
NTTドコモは2020年のリリースをめざして、第5世代移動通信システム「5G」の研究開発を推進している。高速・大容量、低遅延、多数の端末との接続という三つの特長を持つ5Gには、産業界からの期待も大きい。そこで、同社は「5Gトライアルサイト」を開設。パートナー企業と連携して、新しい価値づくりを進めている。その中の1社であるコマツとNTTドコモのキーパーソンが語り合った。
第3回
製造業におけるビッグデータ活用が進む中で、そこに存在する問題点も見えてきました。前回に続き、その盲点を明らかにします。
第165回
大手監査法人、トーマツが千葉市の海浜幕張副都心エリアに「トーマツ監査イノベーション&デリバリーセンター(AIDC)」を2017年12月1日に開所。同社がここで取り組む「監査イノベーション」について、レポートする。
第164回
JR東日本は、オープンイノベーション型のビジネス創造活動「JR東日本スタートアッププログラム」で採択したビジネス・サービス7つのテストマーケティングを開始。そのうちの3サービスを、2017年11月20日、JR大宮駅にて実施した。その模様をレポートする。
第163回
ダイヤモンド社が主催するDIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー・フォーラム『生き残る企業の条件 ―企業変革を迫られている今、経営者は何をすべきか―』が2017年11月20日、東京・経団連会館で開催された。その模様を紹介する。
GDPRなどの法規制が世界各地で強化の動きグローバル企業はどう対応すればいいのか
第75回
デジタル技術を活用したイノベーションの創出やデジタルビジネスの推進のために、組織や担当者を設置する動きが活発化している。こうした取り組みを成功に導くためには、組織ミッションを定義し、役割や権限を明確にすることが求められる。また、IT部門はこうした活動に対してどのようなスタンスで臨むのかについて明確な方針を示さなければならない。
第442回
昨年の大統領選以来、「フェイクニュース」問題に注目が集まっていたが、今度は「フェイクコメント」騒ぎが起こっている。
第1回
企業経営者は、新しいビジネスに挑戦する上でのリスクや、新しい市場への参入に伴うリスクをマネジメントしないわけにはいかない。本連載では、経営の実務に資するリスクマネジメントについて、調査結果や事例を交えながら解説していきたい。
【連載第2回】建設現場をよりスマートにする新しい価値づくりをめざす
NTTドコモは2020年のリリースをめざして、第5世代移動通信システム「5G」の研究開発を推進している。高速・大容量、低遅延、多数の端末との接続という三つの特長を持つ5Gには、産業界からの期待も大きい。そこで、同社は「5Gトライアルサイト」を開設。パートナー企業と連携して、新しい価値づくりを進めている。その中の1社であるコマツとNTTドコモのキーパーソンが語り合った。
第77回
ダイヤモンド社では、2014年10月にガートナー ジャパンの池田武史氏にIoTが産業界にもたらす影響とその対応を聞いた。それから3年が経過したが、インタビューの内容はいまなお陳腐化することなく、経営トップやビジネスパーソンに問いかける。日本企業におけるIoT活用は3年間でどこまで進展したか。そして、進展しなかった要因は何か。2017年11月に再び、聞いた。