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第84回
デジタル技術を活用した抜本的な業務改革や新規事業の創出が期待されているが、新しいシステムを構築するには、従来の進め方と異なるアプローチが必要である。この結果IT部門とユーザー部門の関係や役割にも影響が及び、今後はこれらの複数のアプローチ手法を身につけ、選択的に適用したり、場面やフェーズによって組み合わせて適用できるようになることが求められる。
普通のワーカーの仕事をもっと効率化できないか――2003年の創業以来、この課題に取り組んできたのがサービスナウ(ServiceNow)だ。ITサービス管理からスタートし、カスタマーサービス、人事などに従事する人の業務効率化をクラウドで提供する。世界で最も革新的な企業と言われる同社の強さはどこにあるのだろうか? 日本法人を率いる村瀬将思氏の話を中心にまとめる。
急成長BIソフトウェア企業ドーモ(Domo)日本法人の川崎友和代表取締役は、ここ数年で日本企業のデータ活用に変化を感じているという。日本におけるデータ活用とドーモのビジネスについて話を聞いた。
毎月2日間の「残業デー」をなんとかしたい大手自動車部品メーカー経理の改革
大手自動車部品メーカー東海理化の経理部を毎月、大わらわにしていた業務があった。月初の繁忙期に追い打ちをかけるように発生する、仕入れ先への支払通知書の発送作業だ。
第4回
本連載では、部品メーカーがデジタル大変革時代を生き抜くために必要な未来創造の取り組みについて解説している。今回は、未来創造において必要性が高いタスクの1つである「未来シーンの発案」を取り上げる。
経営者が自分でデータを操り未来を予測しなければいけない理由
企業の意思決定においては、過去の経験や勘に頼るだけでなく、客観的なデータを分析して判断材料とすることが不可欠である。だが、厳格なデータを求めようとすると、意思決定までのプロセスに時間がかかり、商機を逃してしまう恐れもある。
第83回
あらゆる業界にデジタライゼーションの波が押し寄せる中、企業はデジタルトランスフォーメーション(DX)の旗を振り、さまざまな変革を推進しようとしている。では、企業はDXの先に目指す姿として、どのような企業像を描いているのだろうか。デジタルネイティブ企業にそのヒントがある。
AIはどのハイテク企業にとっても重点分野だが、グーグルはAIの製品化にあたって「全員が使える」を指針としている。Google CloudでチーフサイエンティストとしてAIの取り組みを率いるフェイフェイ・リー氏は、AIの将来に楽観する一方で、偏見に対して早期から取り組む必要があると訴える。
第7回
本連載の第1回「ビッグデータ時代の終焉」から6回にわたって、潮目の変化とそれに対する経営の構えについて、私たちの考えを述べてきました。今回は、「ビッグデータ時代の終焉、そして」として、次の時代を私たちがどのようにとらえているのか、加えて各企業において必要となる備えについて私たちの考えを述べます。
第176回
HP.incは、2018年7月18日、19日の2日間、シンガポールのリッツカールトン ミレニア シンガポールにおいて、「HP Imagine 2018」を開催した。同社が訴えたのは、「体験型の時代(Experience Age)」が到来しているということだ。
マーケティングオートメーション「期待したほど効果が上がらない…」のはなぜ?
ここにきてMAの導入企業から「期待したほど効果が上がらない…」「効果的なシナリオや使い道がわからない…」「人手やスキルが不足している…」といった声が多く聞かれるようになった。その原因は何か、ツールを有効活用するためには何が必要なのだろうか。
第3回
部品メーカーが未来を創造するためには、未来を予測するだけでなく、予測した未来を深く洞察した上で、自社が取り組むべきポイントを見出し、如何に事業を創造するかを検討することが重要だ。その具体的な方法を示し、各プロセスにおける検討視点を解説する。
“現金主義”が色濃い日本市場において電子決済サービスはどう発展していくのか?
ネットビジネスの急成長に伴い、PayPalは電子決済サービスの世界を牽引する存在へと成長した。日本でも近年の成長は著しく、最大規模のサービス事業者として存在感を高めている。PayPal Pte. Ltd.東京支店カントリー マネージャーの曽根崇氏に話を聞いた。
第82回
多くの企業でデジタルイノベーションへの取組みが活発化しているが、これを戦略の中核に据えて全社一丸となって取り組むための準備が整っている企業は必ずしも多くない。イノベーションを生み出す企業となるための環境整備に求められる企業内部の変革は多岐にわたり、長く険しい道のりとなる。企業は、自社における環境整備の成熟度を見極め、それに適合した進め方を検討することが求められる。
普段の仕事に創造性・効率性・スピードを実現する「チャット会議」四つの鉄則
メールがビジネスのコミュニケーション手段の主役となって久しいが、最近ではメールを補完する新たなツールが急速に広まっている。それが“ビジネスチャット”だ。メールとの違いや、その活用法について専門家に話を聞いた。
第175回
「企業経営者は、過去に例がないほど、技術の大きな変曲点を迎えていることを理解しなくてはならない。これは企業競争のバランスを崩すことになる大きな変曲点だ」と指摘するのは、米IBMのコグニティブソリューション&IBMリサーチのジョン・ケリー(John E. Kelly III)シニアバイスプレジデントである。同社の人工知能事業および研究開発を統括する同氏は、「危機感を持った企業経営者は、量子コンピュータなどの新たな技術が大きなインパクトをもたらすことをすでに理解している。多くの企業経営者は、それに早く気がつくべきだ」と警笛を鳴らす。企業経営者は、いま訪れている技術の変曲点をどう捉えるべきなのか。
第446回
アマゾンが、5月から全米にスマートハウスのためのモデルハウスを展開している。その名も「アマゾン・エクスペリエンスセンター」。現在、カリフォルニア、フロリダ、テキサス州など14ヵ所に設置している。一見すると地味なこの展示から、アマゾンの深慮が読み取れる。
第2回
「未来創造活動」を始める前の準備は、活動の推進において非常に重要だ。今回は、その準備段階で「未来創造活動を推進するチームの構築」「未来創造活動の『場』の設計」必要な2つの取り組みについて解説する。
首都圏初となる「データサイエンス学部」が2018年4月、横浜市立大学に新設された。デジタル人材、データサイエンティストの育成・確保が産業界で大きな課題となるなかで、同大学の取り組みに注目が集まっている。学生からの人気も高く、入試の倍率は9倍を超えた。学部長を務める岩崎学教授に、学部新設の背景や学部の特徴、AI・デジタル時代に求められる人材育成の在り方について語ってもらった。
専門商社の生命線「契約書」の管理がパンク!この危機をどう乗り切ったのか