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第23回
鳩山由紀夫氏のNYタイムズ掲載論文に戸惑うアメリカ
安藤茂彌
この記事はかなり物議を醸し出す内容を含んでいる。「アメリカは日本を守ってくれ、だが日本は“脱米入亜”する」。かなり虫のいい議論である。この記事を読んでカチンと来るアメリカ人は多いのではないだろうか。
鳩山由紀夫氏のNYタイムズ掲載論文に戸惑うアメリカ
第22回
クレジットカードに39%の金利をつける米銀の悪徳商法
安藤茂彌
大手銀行のクレジットカード会社が金利ゼロで金を貸してくれるDMが頻繁に届いた。新規勧誘の特別キャンペーンだと言う。借りてみた。本当にゼロ金利だった。でも半年すると金利は39%に跳ね上がった。
クレジットカードに39%の金利をつける米銀の悪徳商法
第21回
黒人であるがゆえに微妙な立場に立たされたオバマ大統領
安藤茂彌
NAACPの記念演説では、黒人に「厳しく」自覚を促したオバマ大統領ではあったが、ほぼ同時期に起きたゲイツ事件では逆に、黒人に「甘い」とのレッテルを貼られてしまった。
黒人であるがゆえに微妙な立場に立たされたオバマ大統領
第20回
トヨタがテスラを脅威に感じる日はそう遠い将来ではない
安藤茂彌
電気自動車の開発が米国各地で進んでいる。ここシリコンバレーではテスラ・モーターズが既に量産体制に入っている。GMとクライスラーの倒産を尻目に、いまアメリカはグリーンカー・ブームで沸き立っている。
トヨタがテスラを脅威に感じる日はそう遠い将来ではない
第19回
オバマ政権と二人三脚で技術革新を進めるシリコンバレー
安藤茂彌
2009年のテクノロジートレンドを占うパネルディスカッションが5月下旬に開催された。当地の有力ベンチャーキャピタリスト5人が壇上でそれぞれ今年のトレンドについて予測した。
オバマ政権と二人三脚で技術革新を進めるシリコンバレー
第18回
アメリカ人を元気づけたオバマ・マジックの100日間
安藤茂彌
オバマ大統領が誕生して、この4月29日で100日が経過した。様々なメディアでオバマ政権の最初の採点が行なわれている。結果は上々である。国民の8割が「オバマが好きである」と言っている。
アメリカ人を元気づけたオバマ・マジックの100日間
第17回
見えてきたGMとクライスラーの最期
安藤茂彌
オバマ大統領はGMとクライスラーの救済策を発表した。政府の回答は「救済策」というよりは「倒産の予告」である。国民の8割が支援に反対し、AIGのお手盛りボーナスを見逃した政権にとって安易な支援はできない。
見えてきたGMとクライスラーの最期
第16回
赤字でも億単位のボーナスを支払い続けた米銀の腐った資本主義
安藤茂彌
シティグループとバンク・オブ・アメリカが厳しい状況に直面している。両行が窮地に追い込まれているのは、一部の社員に高給を払って業績拡大指向で経営し、リスク管理が疎かになっていたからではないだろうか。
赤字でも億単位のボーナスを支払い続けた米銀の腐った資本主義
第15回
オバマ大統領の生い立ちが米国外交を大きく変える
安藤茂彌
オバマでアメリカの外交が大きく変わることは間違いない。それはイデオロギーの変化というよりは、オバマの生い立ちから滲み出た世界観と倫理観から発する変化と呼ぶのが正しいように思う。
オバマ大統領の生い立ちが米国外交を大きく変える
第14回
アメリカの金融危機が日本のように「失われた15年」になることはない
安藤茂彌
日本は90年代に不動産バブルが破裂して、「失われた15年」に突入した。アメリカの不況は長期間続くと見る意見が多いように思う。ではアメリカも日本と同じように「失われた15年」に突入するのだろうか。
アメリカの金融危機が日本のように「失われた15年」になることはない
第13回
GMが潰れても、米自動車産業には次世代を担うベンチャーがある
安藤茂彌
GMは9月24日に創立100周年を祝った。アメリカで始まった産業革命の象徴に自動車産業がある。その歴史を体現してきたGMが倒産することになれば、アメリカ自動車業界の歴史は第二幕に進むことになる。
GMが潰れても、米自動車産業には次世代を担うベンチャーがある
第12回
バラック・オバマを大統領に選んだアメリカ民主主義の真骨頂
安藤茂彌
アメリカの第44代大統領がバラック・オバマ氏に決まった。どんなに頑張ろうとも二流市民としか見なされなかったアメリカの黒人。大統領に黒人が就任することは、彼らにとって予想もしなかった出来事であるに違いない。
バラック・オバマを大統領に選んだアメリカ民主主義の真骨頂
第11回
ポールソンがゴリ押しした規制緩和が、米投資銀行の自己崩壊を招いた
安藤茂彌
筆者が三菱銀行のトレーニーとしてモルガン・スタンレーに派遣されたのは、1979年だった。あれから29年。三菱UFJファイナンシャル・グループがモルガンの救済に乗り出した。いまや時代は大きく変わった。
ポールソンがゴリ押しした規制緩和が、米投資銀行の自己崩壊を招いた
第10回
米金融危機、付け焼刃の対応策が残した大きな課題
安藤茂彌
この1週間で状況は一変し、多くの米国民が「経済問題が大統領選挙の最大の焦点である」と認識するようになった。最大の責任は破綻した金融機関の経営者にある。次に事態を放置してきた行政当局の怠慢にあると思う。
米金融危機、付け焼刃の対応策が残した大きな課題
第9回
「戦おう!」と国民を鼓舞するマケインは、米国の停滞を救えるのか
安藤茂彌
大統領候補を決める共和党大会が9月1日から開催された。マケインは拳を振り上げて何度も何度もFight(戦おう)を連呼した。聴衆の99%は白人だった。マケインはこの演説で「Fight」を43回も言った。
「戦おう!」と国民を鼓舞するマケインは、米国の停滞を救えるのか
第8回
成功裡に終わった民主党大会で見えてきたオバマの茨の道
安藤茂彌
8月25日から民主党党大会が開催された。この2日前にオバマ候補はバイデン上院議員を副大統領候補にすると発表し、その途端にオバマ支持率が落ちた。ヒラリー・クリントンを指名しなかったからである。
成功裡に終わった民主党大会で見えてきたオバマの茨の道
第7回
日本企業を縛る米国流SOX法に無理に付き合う必要はない
安藤茂彌
日本でも不正会計を行った企業は存在する。トップの下にはイエスマンしかいない企業か、組織ぐるみで粉飾を実行した企業が事件を起こしている。だが、こうした事件を米国流のJ-SOXで防げるのだろうか。
日本企業を縛る米国流SOX法に無理に付き合う必要はない
第6回
オバマを正当に評価できない差別の国ニッポン
安藤茂彌
町村官房長官の談話として「オバマ候補はマケイン候補に勝てない。それは彼が黒人だからだ」との報道が飛び込んできた。その後すぐに否定したようだが、これが日本政府の発言として世界に流されてしまった。
オバマを正当に評価できない差別の国ニッポン
第5回
世界で今後重要となる4つの技術開発、鍵を握るのは日本企業
安藤茂彌
シリコンバレーで行われたパネルディスカッションでの意見によると、これから重要な技術は、中高年の知力維持プログラム、バイオ燃料の開発、太陽光発電市場の拡大、効率的な淡水化技術の開発の4つに要約される。
世界で今後重要となる4つの技術開発、鍵を握るのは日本企業
第4回
モバイル興隆の中、世界の隅に押しやられた日本の携帯電話産業
安藤茂彌
テクノロジートレンドを占うパネルディスカッションが開催された。筆者はこれに参加しITのトップテーマがモバイルの更なる発達であるのを確認した。だが日本企業はこれに対応する戦略をもっているのだろうか。
モバイル興隆の中、世界の隅に押しやられた日本の携帯電話産業
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