竹田幸平
#4
コロナ禍を経て、脱炭素とDX(デジタルトランスフォーメーション)が国内外産業界の二大トレンドとなっている。今後どんな業種がその恩恵を受け、伸びる企業の条件とは何なのか。さらに、市場関係者からは日経平均株価が5年後には5万円の高値をうかがうとの予測も飛び出したが、その根拠についてもひもといた。

#3
EV(電気自動車)や5G(第5世代移動通信システム)向け需要が拡大するなど成長期待が高い電子部品業界。5年後も「構造的にもうかる」未来が描けそうな電子部品の正体、各社の業績予測から、四半世紀ぶりの大波が到来しつつある有望上場企業まで徹底解説した。

2015年のラグビーW杯で優勝候補、南アフリカに勝利した世紀の番狂わせを導いた前ラグビー日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏(現ラグビー・イングランド代表ヘッドコーチ)を直撃。同氏のリーダーシップ論や、そのビジネスへの生かし方、日本時間26日夜にブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの歴史的一戦に臨むラグビー日本代表への思いに至るまで、余すことなく語り尽くした。

#12
3月末に一時1ドル=110円を突破するなど、今年以降円安・ドル高傾向の中で関心が集まる為替相場。だが、ナンバーワン為替アナリストとして知られるJPモルガン・チェース銀行の佐々木融市場調査本部長は、早晩100円を割り込むような円高への回帰が不可避だと見通す。

#11
株式相場の動向を占う上で、いま最注目なのが米長期金利の行方だ。そこで日本の金利動向と併せ、専門家5人にアンケートを実施。年内や中長期的な見通しを明らかにするとともに、金利が上昇するとなぜ株価が下がりやすいのか、メカニズムをひもといた。

#9
日本でも話題のGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム)以外にも、米国には数多くの伸び続ける企業がある。注目の7社の強みについて、米ベンチャー投資家として世界的企業のテクノロジー動向などに通じる京都大学大学院の山本康正特任准教授に聞いた。

#8
世界の大物投資家たちは、何に投資して巨万の富を築き上げてきたのか。ウォーレン・バフェットやジョージ・ソロスなど著名投資家5人のポートフォリオ(資産配分)を公開するとともに、その分析から浮き彫りとなった人気企業の存在をあぶり出した。

#4
米国株投信の凄腕ファンドマネジャーとして知られる農林中金バリューインベストメンツの奥野一成CIO(最高投資責任者)。同氏がなぜ、米国株の代表格といえる大型ハイテク株を投資先に入れてこなかったのか、組み入れ上位企業の魅力と併せて明らかにする。

#1
主要株価指数の最高値更新が続く米国株。先高期待が根強い一方で高値警戒感も交錯するが、今からでも買ってよいのか。短期(1~3カ月程度)、中期(半年~1年程度)、長期(1~5年程度)の期間別の投資戦略を、米国株の専門家4人に指南してもらった。

#18
工具通販のニッチ分野を切り開き、この領域ではもはや敵なしのMonotaRO(モノタロウ)。一時は楽天の時価総額超えも果たすなど、勢いに乗る同社について、MRO(修理・整備)市場で圧倒的な地位を築くビジネスモデルなどを解剖する。

#17
食品などの商品情報管理ソフトを手掛けるeBASE(イーベース)。この分野で独占的な地位を築き、株価は10年で10倍超となった。その知られざる事業モデルや、一段の飛躍を見据えたコンテンツビジネスを巡る戦略などについて、岩田貴夫社長と窪田勝康CFO(最高財務責任者)に聞いた。

#16
クラウド名刺管理サービスで急拡大してきたSansan。同社はさらなる成長を遂げるべく、主力の名刺管理から請求書管理の領域に踏み出している。非公式目標として「時価総額1兆円」発言も飛び出す中で、その勝算などについて橋本宗之CFO(最高財務責任者)を直撃した。

#14
全上場企業の過去10年の成長企業ランキング(本特集#1参照)で7位に入ったのが、連結会計システムを手掛けるディーバの持ち株会社であるアバント。一段の成長に向けて進める事業モデル転換の現在地や、本格的な海外進出を見据えた成長戦略などについて、森川徹治社長に聞いた。

#8
DX(デジタルトランスフォーメーション)を追い風に堅実な成長を続ける野村総合研究所。一方で、苦戦の海外事業は中期経営計画の目標達成に黄信号がともりつつある。そんな同事業を巡り、此本臣吾会長兼社長は買収などを通じて反転攻勢をかける方針を明らかにした。

#5
急成長を遂げてきたキーエンスの強みは、実はよく知られる圧倒的な営業力だけにあるのではない。この強みを最大限に発揮するための独自モデルや、徹底した合理主義のカルチャーなどについて、数々のエピソードと共にひもとく。

#2
コロナ禍の中でも相場上昇が続き、ついに「日経平均3万円時代」が到来した。どのような銘柄が今後、有望といえるのか。直近の第3四半期決算の分析も踏まえ、アフターコロナを勝ち抜ける株価勝者の条件について、トップストラテジストに読み解いてもらった。

#12
DX(デジタルトランスフォーメーション)の波は、会計の世界にも訪れている。ERP(統合基幹業務システム)を補完するような外資系事業者なども日本に続々と参入中だ。各目的に応じた具体的なツールや利用企業の声を一挙に紹介する。

#11
今や企業トップへの登竜門ともいえる存在となっているCFO(最高財務責任者)。そもそも何が職務で、どのようなキャリアからCFOになれるのか。特集で取材した一流企業のCFOの見解を通じ、その実像を明らかにする。

#10
エーザイCFO(最高財務責任者)の柳良平氏がROE(自己資本利益率)とESG(環境・社会・ガバナンス)の関係に着目し、新たに見出したという「ROESG」モデル。この概念を現場に理解してもらうべく、柳氏が直接労働組合に掛け合ったというエピソードも交えて解説する。

#8
米デュポンや米3Mの日本法人でCFO(最高財務責任者)を務めた現場のプロ2人がそれぞれ「外資流」のキャッシュ管理などの会計術を指南。さらに、トップ外資に欠かせない財務エリート人材「FP&A」について、日本でこの組織の導入を試みているNECの事例と併せてひもとく。
