藤田章夫
保険スタートアップのJustInCase(ジャストインケース)が1月28日に発売した、新型のがん保険「わりかん保険」。4月下旬、この保険に加入した契約者たちにインタビューを行い、加入した動機からメリットやデメリット、この保険に対しての感想などを聞いた。

災害で死亡した場合に、死亡保険金を最大2倍など割り増しして支払う災害割増特約。現在、新型コロナウイルスにかかって死亡した場合は対象外だが、大手生保が相次いで対象とする方針を固めた。そこには金融当局との水面下の攻防があった。

2010年4月1日に相互会社から株式会社に転じた第一生命保険。今期は新型コロナウイルスに端を発する株式市場や金利低下によって大幅減益を余儀なくされるが、この10年を振り返れば、事業の多様化が成果を上げたといえる。これらについて、稲垣精二社長に話を聞いた。

元SKEの矢方美紀さんが乳がんに罹患し、左乳房を全摘したのは25歳のときだった。失意のどん底に突き落とされた矢方さんだったが、前を向き、乳がんの治療をしながら芸能活動を続けている。乳がん罹患者の知られざる実態を聞いた。

東京海上日動火災保険が2020年8月に発売する予定の新型の地震保険が話題を呼んでいる。あらかじめ決めておいた災害条件に該当すれば自動で保険金が支払われるという保険で、国内初となるインデックス保険「地震に備えるEQuick(イークイック)保険」だ。

医療保険など第三分野商品のイメージが強いオリックス生命保険が、2016年10月に直販部隊を立ち上げてから丸3年が経過し、4年目に入った。現在、1期生から3期生までが独り立ちし、直販社員は300人超の体制となった。直販チャネルの狙いと現状はどうなっているのか。

2020年1月28日に、保険スタートアップであるJustInCase(ジャストインケース)がローンチした「わりかん保険」。国内初となる新しい“後払い”の保険とはどういう内容なのか。しかも、非常に透明性の高い仕組みだという。詳細を見ていこう。

#08
介護状態になる最大の要因が認知症だ。2025年には65歳以上の認知症患者数は700万人を超えると予測されている。それに応じて保険商品の開発が活発で、認知症を発症する前段階から給付金が出る商品も登場。大手生保もこぞって参入し始めたこの分野を制したのはどこか。

#07
高齢化社会の到来により、介護にかかるお金に関心が集まっているが、公的介護保険制度だけでは心もとない。となれば、民間の介護保険で備えることも視野に入るが、このジャンルの保険は発展途上にある。保険のプロたちはどの介護保険を評価したのか。

#06
うつ病などの精神疾患の増加により、働けなくなる人が増えている。そうした社会情勢に応じて近年、関心が高まっているのが就業不能保険だ。いまや大手生命保険各社も参入し、商品開発にしのぎを削るジャンルとなっている。首位となったのは、どの保険商品なのか。

#05
万が一の際、残された家族にとって頼りになるのが死亡保障だ。終身保険の保険料が割高な今、いざというときに備えるためには、定期保険や収入保障保険をきちんと押さえておきたい。保険のプロが薦める定期・収入保障保険はどれだろうか。

#03
かつてに比べ不治の病とはいえなくなってきたが、がんが怖い病気であることに変わりはない。そのがんに罹患した際に、強い味方となるのががん保険だ。では、どういったがん保険の評価が高いのだろうか。

#02
持病がある人にとって強い味方となるのが引受基準緩和型医療保険だ。保障内容はこれまで通常の医療保険に比べて見劣りしていたが、数度の商品改定や新商品の登場で格段に向上している。特集「保険商品ランキング【2019年度下期版】」(全8回)の#2では、引受基準緩和型医療保険ランキングを見てみよう。

#01
いまや10人のうち7人が加入している医療保険。生命保険各社の競争は激化の一途をたどり、保険料の引き下げ競争のみならず、保障内容の範囲を巡って、しのぎを削っている。この分野が最も激戦区といっても過言ではない。そこで、特集「保険商品ランキング【2019年度下期版】」(全8回)の#1では、医療保険ランキングについて解説していこう。

損害保険大手のSOMPOホールディングスが駐車場シェアリングサービス最大手のakippa(アキッパ)の株式約33.4%を取得し、駐車場シェアリング事業に参入した。その狙いは何か。

2019年10月29日、大手総合商社の伊藤忠商事が出資先であるほけんの窓口グループの株式を追加取得し、持ち分比率を57.7%にまで引き上げた。伊藤忠の狙いは何なのか。その狙いを考察した。

2019年11月14日、東京・赤坂で開催された保険乗合代理店協会の全体会議・定例会。この日の目玉は、今年7月に金融庁を退官した“鬼の検査官”こと成島康宏氏の講演だ。保険会社や代理店関係者の間で名前が轟く成島氏が語った、代理店検査の要諦についてレポートしていこう。

「週刊ダイヤモンド」2019年6月15日号「保険」特集で好評を得た、掲載基準緩和型コラムの拡大版「覆面座談会」。保険ラボにおいても、業界通の4人にご登場いただき、最近の代理店周りの話題について語ってもらった。

オリックス生命保険が、引受基準緩和型の商品を拡充させている。人生100年時代に突入したことで保障の必要性に変化が起こったことと、生保各社による商品開発競争の激化によるものだ。オリックスの狙いを含め、商品内容を精査していこう。

北海道の道南、苫小牧の地で損保収保11億円を誇る保険代理店ケーエス。大小合わせて15の代理店M&Aを成功させ、プロ代として三井住友海上火災保険の最上位ランク「TGA」を取得。代表の坂本将一氏に代理店経営の要諦を聞いた。
