2022.1.13
認知症新薬の「エーザイ」株価下落!承認先送りで安堵した面々とは?
2021年12月24日、エーザイの株価は下落し、年初来安値を更新した。6月22日の年初来高値1万2765円から半年間で半値となった。その理由は周知のとおり、日米欧で物議を醸した米バイオジェン/エーザイのアルツハイマー病(AD)治療薬「アデュヘルム」…
医療・医薬品業界のオピニオンリーダーとして、1988年創刊「RISFAX」、2000年創刊「医薬経済」を発行しています。毎月1日・15日に公開する「医薬経済ONLINE」 の中から、ダイヤモンド編集部が旬の話題をピックアップして「お届け」します。
2022.1.13
2021年12月24日、エーザイの株価は下落し、年初来安値を更新した。6月22日の年初来高値1万2765円から半年間で半値となった。その理由は周知のとおり、日米欧で物議を醸した米バイオジェン/エーザイのアルツハイマー病(AD)治療薬「アデュヘルム」…
2022.1.6
「あなたは馬ではない。牛でもない。マジでみんなやめて」。米国食品医薬品局(FDA)は、9月にSNSでこんな警告を発した。駆虫薬「イベルメクチン」の新型コロナウイルス感染症に対する効果を期待するあまり、家畜用製剤にまで手を出さないでという…
2021.12.30
龍角散の藤井隆太社長に「セクハラ」疑惑が持ち上がった裁判は12月1日、和解が成立した。法務担当部長を務めていた女性が不当に解雇されたとして地位確認を求め、2019年に提訴。元部長は藤井社長によるセクハラ疑惑を聞き、社内調査しようとしたと…
2021.12.23
アステラス製薬は2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併し発足した。ここまでの株式市場や証券アナリストからの評価は、及第点ギリギリだが合併当初の期待には応えていないというのが一致した見方ではないだろうか。そんな同社が新中期経営計画を…
2021.12.16
ドラッグストアの成長が足踏み状態となっている。世間が急速に日常を取り戻すなか、ドラッグストアの成長率が鈍化、コロナ禍で既存店が売上げを伸ばした前年度が幻のようだ。「反動は仕方がない」「成長の終わりの始まりか」という両極端の見方が飛…
2021.12.9
円満解決となったのだろうか。11月12日、がん免疫療法薬「オプジーボ」の特許使用料などを巡る訴訟で、小野薬品工業が京都大学の本庶佑特別教授に280億円を支払うことで和解した。ノーベル賞受賞者が原告となり、日本の産学連携のあり方も問われた…
2021.12.2
眞鍋淳社長が中山讓治・現常勤顧問より経営のバトンを引き継いで以降、第一三共の業績は上昇気流をなかなか掴めず、2021年3月期は減収減益決算を強いられた。今期は好調で売上高1兆円超を予想。自慢の抗体薬物複合体(ADC)に社運を賭ける第一三共…
2021.11.25
医薬品業界に再び激震が走ったのは11月9日。公正取引委員会はアステム、メディパルホールディングス子会社のアトル、アルフレッサ、東邦HD子会社の九州東邦、スズケン子会社の翔薬、富田薬品の6社に対し、国立病院機構本部が実施した九州エリアの医…
2021.11.18
内資同士で手を結ぶものを大勢に、外資や異業種の傘下に入るものも現れた2000年代の国内製薬業界。日本新薬は、07年に第6代社長に就任した前川重信氏(現会長)が「背水の陣」で企業改革に臨んだ。中堅のなかでも下位クラスだったということもあり…
2021.11.11
「抗生物質といえば塩野義製薬」という時代を知る人は年々少なくなっているのではないだろうか。現在の塩野義はHIVなどの感染症領域と、うつ病や疼痛などの中枢神経系領域を主力とする。そして現代のエピデミックである新型コロナウイルスへの塩野…
2021.11.4
医療機器大手のニプロの21年3月期業績は売上高が前期比2.9%増の4555億円、営業利益が同4.6%増の276億円で、5期連続の増収と3期連続の増益を果たしている。配当も1円増配の29円と積極姿勢を見せており、これらの数字を見る限り優良企業として映る…
2021.10.28
品質不正問題で体制改善が急務の大手ジェネリック(後発)医薬品メーカー「日医工」と医薬品卸大手の「メディパルホールディングス」が8月、安定的で効率的なジェネリック医薬品の供給体制の構築を目的とし、資本業務提携を締結したと発表した。増…
2021.10.21
日本大学医学部附属病院の建て替え工事をめぐる資金流出事件。送金されていたというコンサルタント会社は日本有数の規模を誇る医療法人「錦秀会」の関連会社で、東京地検特捜部は背任容疑で日大理事と医療法人の前理事長を逮捕した。地検の真の狙い…
2021.10.14
「ミスター・サロンパス」と呼ばれた久光製薬の中興の祖、中冨正義氏が亡くなってから、この11月でちょうど10年が経つ。孫の一榮氏が率いるいまの久光の経営を、草葉の陰からどんなに気を揉んで見つめていることだろう。
2021.10.7
一度走り出してしまった列車は、大事故を起こすまで止まることはできないのか。新型コロナウイルス感染拡大の不安が日本中を襲った20年2月、一度は忘れ去られていた抗ウイルス薬「アビガン」が、突如として脚光を浴びた。安倍晋三首相(当時)が、…
2021.9.30
薬剤師に特化した人材紹介会社「MEDIKLECT(メディクレクト)」が展開する、フリーランスの薬剤師を紹介するサービス「きょうりょく薬剤師」の登録者数がスタートして1年で500人を突破した。本格的なフリーランス薬剤師紹介業は日本初。すでに各地…
2021.9.23
がん免疫治療薬「オプジーボ」の特許使用料などをめぐり、本庶佑氏が小野薬品工業に約262億円を求めた裁判は最終盤。9月上旬に本庶氏と相良暁社長が出廷し、両氏に尋問が行われた。若手研究者のためを思うノーベル賞受賞者と強欲な製薬企業という対…
2021.9.16
いまや“ワクチン長者”の米ファイザー。同社は6月、医療関係者向けに禁煙補助薬「チャンピックス錠」の出荷を一時的に停止する案内を開始した。米国本社が発がん性物質「ニトロソアミン」の評価を行ったところ、他国に出荷された同薬の特定ロット…
2021.9.9
製薬会社の「生命線」である新薬開発パイプライン。武田薬品工業の現在の研究開発トップが就任してから20年度までの6年間に使った研究開発費は累計2兆2900億円に達する。その研究開発投資に見合うだけの大型品は、まだパイプラインに見当たらない。…
2021.9.2
国内製薬業界では薬価引き下げの圧力が毎年強まる状況下にもかかわらず、“通常適合力”で凌ごうとする会社が中堅以下の各社に目立つ。「先見的独創と研究」との社是を掲げる持田製薬は、その代表例と言えるかもしれない。
アクセスランキング
散歩中にミツバチに襲われ、全身から「2443本のハチの針」を摘出、さらには運悪くワニが現れ、愛犬がさらわれる…「世界一ミツバチに刺された男」の悲惨な結末とは
【整体プロが指南】夜中、目覚めてしまう人はやってみて。朝まで熟睡「3つの習慣」
職場の「どうしても合わない人」への“頭のいい接し方”ベスト1
「ドラレコ作動中」「ただいま録画中」ステッカーを貼ったクルマが嫌われるワケ
【スクープ】農林中金が7800億円の最終赤字見通しで、農協などに増資に向けた協力を要請!5年間は無配の見込み
天下りの警察OBに「退職金10億円」払った団体の名前…世間が呆れ返った警察利権の実態とは?
コミュ力が低くて言い方がキツい、すぐに「マニュアルが欲しい」という人は何を考えているのか
話し始めですぐバレる「頭の中が整理できていない人」の特徴・ワースト1
住宅ローンは繰り上げ返済するな!「残高たっぷり」の私が断言するワケ
【小3が算数オリンピックで解いている問題に挑戦!】正三角形を折りたたんだ後、点線のところからハサミで切って広げると?
「コミュ力が低い子」の親が無意識で繰り返している“NG習慣”とは?
住宅ローンは繰り上げ返済するな!「残高たっぷり」の私が断言するワケ
【マンガ】1万人を接客した美容部員が教える「日焼け止め」の塗り方、目からウロコのコツ
老後「もっと挑戦すればよかった」と後悔する人の共通点
話し始めですぐバレる「頭の中が整理できていない人」の特徴・ワースト1
「PTA会費ゼロ」の学校増加の裏で、「それでは困る!」と圧力をかける“意外な抵抗勢力”とは?
「ドラレコ作動中」「ただいま録画中」ステッカーを貼ったクルマが嫌われるワケ
え、あの店が!隠れスシロー、隠れモロゾフ…企業が社名をあえて隠して最高益達成の裏事情
日産が「系列から外した」調達先を今になって助ける理由、生き残るサプライヤーの条件
商社の序列激変!三菱商事を抜いた「新王者」は?住商は10年で赤字4000億円の“お荷物事業”がたたり5大商社から転落寸前