2023.4.27
アステラス製薬トップ交代直前に中国がスパイ疑いで社員を拘束！船出を襲った嵐の内情
アステラス製薬が5年ぶりに社長を交代するタイミングで、中国でスパイ疑いにより同社社員が身柄を拘束された。新体制の船出を襲った嵐の内情とは？
2023.4.20
三菱ケミカルの人事異変に翻弄された製薬・化学2団体「会長ポスト」の不安材料
三菱ケミカルグループ（MCG）は4月、生え抜きの最高幹部ら4人が退任して新体制に移行した。化学会社の業界団体である日本化学工業協会（日化協）と製薬会社の業界団体である日本製薬工業協会（製薬協）はこの人事に翻弄された。首を切られたMCG最高…
2023.4.13
大正製薬「PBR1倍割れ」、決算好調でも株式市場で評価されない根本的な理由
大正製薬ホールディングスは決算好調で今後の注目材料もあるのに、株式市場で評価が高まらない。クレディ･スイス証券の株式調査部ディレクターである酒井文義氏が指摘する根本的な理由とは？
2023.4.6
小野薬品「炎上」を繰り返しながらの復活劇、第2幕で求められる人事の“英断”
小野薬品工業を率いる相良暁社長は、この9月で就任して15年が経つ。その間に「炎上」の火消しに何度も追われながら、がん治療薬「オプジーボ」を開発して新薬メーカーとして復活を成した。復活劇の第2幕で必要なものとは？
2023.3.30
三菱ケミカルのMuse細胞開発中止に研究者が前代未聞の訴え、「つぶそうとする人物」とは
三菱ケミカルグループが再生医療に使うMuse細胞の開発を中止した。東北大教授らはこれに反発。データを「改悪したのではないか」と前代未聞の疑義を訴えた。
2023.3.23
協和キリンに「リストラの予兆」…グローバル化に向けた“人事改革”の中身とは
キリンホールディングス傘下の協和キリンで急務となっているのがグローバル化に向けた体制構築で、日本の社員を含めた人事の大改革が本格化しつつある。社内では英語の勉強をする者がにわかに増えている。
2023.3.16
第一三共「しばらくは安泰」のぬるい風が混じる中で就任、新社長の実像と使命とは
第一三共は4月、奥澤宏幸社長が就任して新体制がスタートする。「可もなく、不可もなくやっていればしばらくは安泰」という温い風が早くも混じり始めた中で就任する新社長の実像と使命とは？
2023.3.9
三菱ケミカルが事業も人も切りまくり！「世界のタケダ」化が進む
三菱ケミカルグループで「世界のタケダ」化が進んでいる。ジョンマーク・ギルソン社長の下、事業も人も切りまくっているのだ。
2023.3.2
岸田首相は薬価で耳タコの塩答弁…隙を突いて製薬業界に「急接近」する政党とは
岸田文雄首相は施政方針演説で、エーザイの抗認知症薬「レケンビ」が米国で迅速承認を受けたことを讃えた。だからといって厳しい薬価改定を方針転換したわけではない。そんな中、急速に業界へ接近している政党がある。
2023.2.23
外資製薬大手GSKがスズケンとも決別！医薬品卸との取引「大量停止」の舞台裏
外資製薬大手グラクソ・スミスクライン（GSK）が医薬品卸の取引先を再び絞り込み、スズケンとも決別する。2021年に続く第2弾となり、合計で20社近い卸を「不要」と判断した。
2023.2.16
エーザイCEOが認知症薬の米国迅速承認に「涙」も、いつもの“内藤節”が鳴りを潜める理由
エーザイの内藤晴夫CEOは、アルツハイマー病治療薬「レケンビ」が米国で迅速承認されたとの吉報に「涙が1滴出た」と明かした。しかし、いつもの“内藤節”は鳴りを潜めている。
2023.2.9
三重大病院汚職で元教授に有罪判決、寄付金目的のなりふり構わぬ処方増「異常」と断罪
「条件次第では、オノアクトを全国大学1位にしてあげるよ」――。三重大病院汚職で津地方裁判所が元教授に有罪判決を下した。奨学寄附金獲得のためのなりふり構わぬ処方量増大を「異常」と断罪したのである。
2023.2.2
医薬品卸大手メディパルが経営危機の後発薬大手・日医工と蜜月関係を築いてきた裏事情
医薬品卸大手メディパルは経営危機に陥った後発薬大手・日医工と蜜月関係を築いてきた。一方で、同じ広域卸のスズケンと東邦薬品はある日を境に日医工を推さなくなった。その裏事情に迫る。
2023.1.26
後発薬大手・日医工の社長「肉声なき」辞任表明の愚、社員の持ち株は紙くず同然に
経営危機に陥った後発医薬品大手、日医工の田村友一社長は経営責任に対する言及もなく辞意を表明した。従業員の持株は紙屑同然になった。
2023.1.19
沖縄で10万人超が署名した「薬学部新設」を阻む壁とは？薬剤師不足が深刻化
沖縄県で薬剤師不足が深刻化している。薬学部設置の署名を集めたところ、たちどころに10万人を超えた。しかし、新設を阻む障害が立ちはだかる。
2023.1.12
武田薬品の次期トップ最有力候補に「あり得ないはずの人物」が挙がる理由
武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長兼CEOは「25年までは経営に関与したい」と口にしてきた。その通りであれば、トップ交代まで残り2年。次期トップの最有力候補とは？
2023.1.5
薬局で買える肥満の薬「アライ」が国内初の承認、4年越しの理由は？
厚生労働省は2022年11月の部会で、国内初となる肥満対策のOTC薬「アライ」を要指導医薬品として承認することを了承した。大正製薬が申請したのは4年も前のこと。ずっと棚晒しとなっていたものが、なぜここにきて承認されるのか。
2022.12.29
後発薬大手・日医工の経営危機を高みから見物する「悪人」の正体
後発医薬品大手である日医工の経営危機は、一義的にはワンマンで鳴らした社長の能力不足が招いた。が、この転落を他人事のように高みから見物している別の「悪人」たちがいることを忘れてはならない。
2022.12.22
株価が冴えない漢方の「ツムラ」、リスクが深刻化する中国事業の中身
国内漢方最大手のツムラは2023年3月期の通期売上高は前年比6.9％増の1385億円を予想する。創業一族による特別背任と「小柴胡湯」の副作用とで倒産寸前に追い込まれた往時を知る関係者からすれば、隔日の感であろう。にもかかわらず、株価の上放れが…
2022.12.15
糖尿病の名称変更報道はハプニング？ファクトチェックで意外な事実判明
11月14日の世界糖尿病デーの少し前の8日、新聞紙上に「『糖尿病』の名称変更へ」という見出しが躍った。痴呆症を認知症に、精神分裂病を統合失調症に変え、成人病を生活習慣病に変更した例もある。糖尿病の名称変更話は今までもときどき、話題にな…
