
木原洋美
最近、視覚の異常を訴えて眼科を受診しても眼球に異常が見つからないために「目の病気ではない」と診断されてしまうケースが増えている。その実態について、井上眼科病院名誉院長の若倉雅登医師に聞いた。

第18回
名医やトップドクターと呼ばれる医師、ゴッドハンド(神の手)を持つといわれる医師、患者から厚い信頼を寄せられる医師、その道を究めようとする医師を、医療ジャーナリストの木原洋美が取材し、仕事ぶりや仕事哲学などを伝える。今回は第18回。心臓と血管を扱う循環器内科でありながら、世界初の「超音波で認知症を治す」という治療法を発表して注目されている下川宏明医師(東北大学教授)を紹介する。

第87回
(やっと、解放される)。土石流に破壊され、住めなくなったわが家の前で、美乃梨さん(仮名・56歳)は1人、たたずんでいた。14歳離れた夫・憲治さん(仮名・享年49歳)のもとに嫁いで30年間のつらかった思い出が、次々と脳裏によみがえってくる。

(とうとう発症しちゃったか)。千葉県の食品会社に勤務する男性(63歳)はこの夏帰省(東北地方)した際、母親の異変に衝撃を受けた。

第17回
「究める医師」を医療ジャーナリストの木原洋美が取材し、仕事ぶりや仕事哲学などを伝える。今回は第17回。画期的な術式や医療機器、医療材料などの開発者として高く、現在も甲南病院(滋賀県)で消化器外科医として診療にあたっている谷徹医師を紹介する。

愛するペットの主治医は、どのようなことに注意して選べばいいのだろう。1つ頭に入れておくべきは、獣医の技量は、人間を診る医師以上に差があるということだ。

第86回
(あぁー、失敗した。結婚する前に、2人でブライダルチェックを受けておくべきだったわ)茉奈さん(仮名・28歳)は、悔しそうに唇をかみ締めた。発端は2ヵ月前にさかのぼる。秋に挙式し、夫婦になってはじめて迎えるお正月。茉奈さんは張り切って大掃除にいそしんだ。

第16回
名医やトップドクターと呼ばれる医師、ゴッドハンド(神の手)を持つといわれる医師、患者から厚い信頼を寄せられる医師、その道を究めようとする医師を、医療ジャーナリストの木原洋美が取材し、仕事ぶりや仕事哲学などを伝える。今回は第16回。呼吸器内科を究め、特にCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の名医として知られる木田厚瑞医師を紹介する。

第85回
(もうダメ、見ていられない)。由未子さん(仮名・40歳)はたまらず目を閉じた。近頃、パソコンのモニター画面を見ているのがつらい。まぶしいというか、光が目の奥に刺さって来るような気がして居たたまれないのだ。

薬ではなく、思わぬ技術を用いた、新たな認知症の治療法が注目されている。それは東北大学の下川宏明教授率いるチームが研究を進めている“超音波”を使う治療法だ。

第15回
名医やトップドクターと呼ばれる医師、ゴッドハンド(神の手)を持つといわれる医師、患者から厚い信頼を寄せられる医師、その道を究めようとする医師を、医療ジャーナリストの木原洋美が取材し、仕事ぶりや仕事哲学などを伝える。今回は第15回。慢性腰痛など「慢性的な痛みの名医」といわれる加茂整形外科医院院長の加茂淳医師を紹介する。

第84回
「仕事、大変なんじゃないか。無理するなよ」布団に入り、ベッドサイドの明かりを消そうとしたとき、夫の卓志さん(仮名・36歳)がポツリと言った。なぜ、夫はそういったのでしょうか。

今日、8月11日は「山の日」。山行の前には、頂上までのルートや交通などのアクセスや装備だけでなく、地形・土壌・植生なども調べておくことをおすすめしたい。山で出合う高山植物や大小の岩や石ころ、特徴的な地形を見れば、山の楽しさは明らかに増すだろう。

第14回
名医やトップドクターと呼ばれる医師、ゴッドハンド(神の手)を持つといわれる医師、患者から厚い信頼を寄せられる医師、その道を究めようとする医師を、医療ジャーナリストの木原洋美が取材し、仕事ぶりや仕事哲学などを伝える。今回は第14回。「医療安全」のパイオニアとして全国的に知られる名古屋大学医学部附属病院副院長で医療の質・安全管理部教授の長尾能雅医師を紹介する。

高齢者のドライバーによる暴走事故が盛んに報道されている。その多くの原因は認知症による逆走やブレーキとアクセルペダルの踏み間違いなどだが、実はそれ以外の急病による事故も多い。予防策はないのだろうか。

8月に入り、ようやく夏らしくなってきた。家族連れで海に遊びに行く人も多いだろう。かつては夏休みに家族で海水浴に行けば、安全対策や注意点について、父親から学んだものである。そのいくつかを紹介する。

第83回
当時の人気女優に似た美しい顔立ちと、陰のある大人っぽい雰囲気が受けて、店には彼女目当ての客が集まった。バイト代もちゃんと貰っていた。しかし、手にしたお金は化粧品や洋服代であっという間に使ってしまうため、清美さん(仮名)はいつもお金に困っていた。所有欲ではなく、買い物欲だった。

コーヒーやお酒などの嗜好品。それほど量が多くなく「適量」ならば、“体に良い”とされてきた。しかし、最近の研究論文では、むしろ少量でもリスクを指摘するものが増えている。

第13回
名医やトップドクターと呼ばれる医師、ゴッドハンド(神の手)を持つといわれる医師、患者から厚い信頼を寄せられる医師、その道を究めようとする医師を、医療ジャーナリストの木原洋美が取材し、仕事ぶりや仕事哲学などを伝える。今回は第13回。創傷治療のエキスパートとして、ヤケド(熱傷)から口唇口蓋裂の治療まで、「キレイに治す」ことを追究してきた浜松労災病院院長の鈴木茂彦医師を紹介する。

第82回
婚約から20年近く付けっ放しの婚約指輪と結婚指輪は、ぷっくりと太った指にがっつりと食い込んでいる。ちなみに結婚指輪をはめているのは左手の薬指、婚約指輪をはめているのは右手の薬指だ。
