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・日経平均は3日ぶり反発も、セブン＆アイの急落などが重荷に
・新ウイルス発見で注目される「コロナ対策」関連株を点検
・ダイヤモンド・ザイからは“トランプ関税”リスクが小さく、株価上昇が見込める銘柄
【1】今日の株式相場早わかり！
3日ぶり反発も、セブン＆アイ急落などが重荷
日経平均株価は3日ぶり反発！ 26日の米国市場では、トランプ大統領が欧州連合（EU）からの輸入品に25％の関税を課す方針を表明したことで、NYダウが3日ぶりに反落した。一方、このところ下げが目立っていたハイテク株が買われ、ナスダック総合指数は5日ぶりに反発。取引終了後に発表された半導体大手エヌビディアの決算は市場予想を上回った。今日の日経平均株価は反発して始まり、前場中ごろに一時3万8369.96円（＋227.59円）まで上昇。しかし、アドバンテストが下落に転じた上、創業家が非公開化を断念したと伝わったセブン＆アイ・ホールディングスが急落し、相場の重荷となった。他方で、一時は1ドル＝148円台まで上昇していた円相場が伸び悩むと、トヨタ自動車など自動車株の一角が買われた。社長人事をめぐる観測報道が伝わった日産自動車も上昇した。
今晩の米国では、昨年10～12月期の国内総生産（GDP）改定値が発表される。また、改めてエヌビディアの決算に対する株価反応が注目されそうだ。
【日経平均】38256.17円↑（+113.80円）
【グロース250】668.56→（-0.18）
【NYダウ】43433.12ドル↓（-188.04ドル、26日）
【ナスダック】19075.263↑（+48.877、26日）
■日経平均株価チャート／日足・6カ月
（出典：SBI証券公式サイト）※画像をタップで最新データに飛びます
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【2】今日の注目株！
中国・武漢で新種コロナウイルス発見
東京都保健医療局が21日に発行した「東京都新型コロナウイルス感染症情報」によると、10～16日の定点医療機関あたり患者報告数は定点当たり3.27人。全国では5.15人だった。いまだ少ない感染者数ではあるが、昨年11月を底に、今年に入り増加傾向にある。また、最近では中国・武漢のウイルス研究所がコウモリから新系統のコロナウイルスを発見したと発表。米疾病対策センターは人への感染が確認されておらず、現時点で公衆衛生上の懸念はないとの見解を示した。しかし、人間の細胞に侵入する可能性があるとされており、感染対策はしっかりしておきたいところだ。
新ウイルス発見の報道を受けて、国内外で医薬品メーカーなどの関連銘柄に買いが入る場面があった。万が一、人への感染が確認されるようだと、関連銘柄への関心が一段と高まる可能性もある。ただ、2020年以降のパンデミック（世界的大流行）でテレワークなどの対応は既に備わっていることから、マスクなどの感染対策製品や検査薬、治療薬を手掛ける企業が注目されそうだ。
上の表では、新型コロナ対策の関連銘柄を挙げた。その中でも特に注目されるのは花王だろう。消毒・除菌製品に加え、敏感肌ケアブランド「キュレル」の販売が伸びる可能性がある。マスク着用によって肌荒れが起きやすいが、「キュレル」は世界での競争力のあるブランドだ。そのほか、デンカは感染症のワクチンやコロナ検査試薬、ヒアルロン酸を配合した基礎化粧品を手掛けている。ドラッグストアや調剤薬局を全国に展開するマツキヨココカラ＆カンパニーも注目されるだろう。
■花王株価チャート／日足・6カ月
（出典：SBI証券公式サイト）※画像をタップで最新データに飛びます
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【3】木曜連載「ダイヤモンドZAi最新号の注目記事」
“トランプ関税”リスクが小さく上昇が見込める銘柄
発売中のダイヤモンド・ザイ4月号の巻頭特集は「最新決算でわかった！ 【2025年の大本命株】28銘柄」！ この特集では、3月期決算企業の最新決算（第3四半期決算）をアナリストが分析。それに基づき、個人投資家に人気の銘柄を「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価している。さらに、アナリストのオススメ銘柄も紹介しているので、投資の参考になるはずだ。今回は「トランプ政権下で注目される株」というテーマで、アナリストが注目している銘柄を紹介！ “トランプ関税”の影響を受けずに株価上昇が期待できる銘柄は？
【※続きはコチラから】
⇒【日本株】“トランプ関税”リスクが小さく株価上昇が見込める2銘柄！ 北米でゲームが人気のコーエーテクモ、国内で「3COINS」を展開するパルグループに注目
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