■本記事は2018年4月時点の内容で、各手数料は消費税8%で計算されています。また、それぞれの銀行の「ATM入出金手数料」や「振込手数料」の最新情報については、下記の記事をご確認ください。
⇒【ATM手数料&振込手数料を徹底比較!】コンビニATM手数料&振込手数料のお得さで選ぶ!おすすめネット銀行はこちら!
国内の代表的な都銀とネット銀行の中で、「ATMでの入出金の手数料」や「振込手数料」が、最もお得な銀行はココだ!
ダイヤモンド・ザイでは、記者が集めたマネー・経済関連の最新トピックを「ZAi NEWS CHANNEL!」で毎号2本紹介している。今回はその中から「手数料の違いで選ぶ、お得な銀行」に関する記事をピックアップ!
普通預金はもちろん、定期預金すら金利が期待できない今、銀行を選ぶ重要なポイントは「手数料」だろう。そこで、代表的な都銀とネット銀行の手数料を比較(※)する!(※諸条件は付けないものとする)
コンビニATMでの入出金は、東京スター銀行と新生銀行がお得!
最初に調査したのは、入出金の手数料。その銀行のATMと、コンビニやスーパーにあるATM、それぞれの入出金手数料を比較してみよう。
まず、自行のATMに限るなら、圧倒的に便利なのがゆうちょ銀行。ほぼ24時間、毎日無料。生活圏内にゆうちょ銀行のATMがある人にはおすすめだ。次に時間が長いのが三菱UFJ銀行で、土日を含め8時45分~21時まで無料だ。ただし、大手4行(みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行)は、コンビニATMでの入出金に、手数料がかかる(一部を除く)。これを無料にしたければ、給与振込に加え、各行が用意する独自プログラムやサービスに、加入する必要がある。給与振込+独自プログラムに加入した場合の入出金手数料は、ダイヤモンド・ザイをチェックしてみてほしい。
一方、ネット銀行はコンビニ等での出金手数料が無料になるところが多い。最も便利なのは新生銀行で、入出金手数料は回数制限なく0円。また、都銀の中でも東京スター銀行は、入出金手数料が月に8回まで無料なので、代表的なネット銀行と比較してもお得といえよう。
振込手数料は、大和ネクスト銀行と住信SBIネット銀行に軍配!
次に振込手数料をチェックしてみよう。まず、同じ銀行の同じ支店への振込は、全行が概ね無料だった。また、他支店宛の振込では、大手3行は手数料がかかるが、ゆうちょ銀行や東京スター銀行、代表的なネット銀行各行は、回数制限の多寡はあるものの、無料で振り込める。
他行への振込で最も有利なのは大和ネクスト銀行で、3回までは無条件で無料だ。次点は、住信SBIネット銀行。無料枠は1回だが、振込手数料が154円と最安クラスだからだ。
手数料以外の魅力も加味しつつ選択を
以上をまとめると、全体的に安いのが新生銀行、入出金なら東京スター銀行、振込なら大和ネクスト銀行か、住信SBIネット銀行が有力な候補となりそうだ。
ただしこれは、諸条件を加味しないで考えた場合。最近は、預金残高や給与振込、住宅ローンの有無、提携クレジットカードの発行などで顧客をランク付けし、上位顧客を優遇するところが増えている。
また、住信SBIネット銀行、大和ネクスト銀行、楽天銀行は、証券口座がシームレスに連携できるなど、グループ間の資金管理という面で利便性が高い。
これらの点を踏まえ、銀行を見直してみるといいだろう。
ダイヤモンド・ザイでは、手数料を調査した代表的な「都銀」と「ネット銀行」の比較表を掲載している。ここでは最後に、「ネット銀行」の比較表を抜粋して紹介しよう!
◆ネット銀行の 「コンビニATM 入出金手数料」と「他行宛振込手数料」 【2018年4月時点】 |
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コンビニ等のATM 入出金手数料(税込) | 振込手数料 | ||||
セブン銀行 (セブン-イレブン) |
ローソン |
イーネット (ファミマ) |
イオン銀行 (ミニストップ) |
他行宛 | |
◆新生銀行 ⇒詳細ページはこちら! | |||||
0円 | 月1回まで0円 | ||||
手数料面で圧倒的に優位。自行ATMを持たず、店舗にあるATMはセブン銀行のもの。振込の手数料はいったん引き落とされた後、即日でキャッシュバックされる方式。 | |||||
◆auじぶん銀行 ⇒詳細ページはこちら! | |||||
108円 (入金0円)毎月第2土21時~翌7時は利用不可 |
― | 174~278円 | |||
KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資した銀行なので、三菱UFJ銀行への振込手数料は自行扱いになり何回でも無料。 | |||||
◆住信SBIネット銀行 ⇒詳細ページはこちら! | |||||
月2回まで0円 (入金0円) |
月1回まで0円 | ||||
SBI証券の口座と連動するハイブリッド預金なら、普通預金の金利が10倍に。他行宛の振込手数料は最安クラスの1回154円。ランクにより出金、振込ともに無料回数が増える。 | |||||
コンビニ等のATM 入出金手数料(税込) | 振込手数料 | ||||
セブン銀行 (セブン-イレブン) |
ローソン |
イーネット (ファミマ) |
イオン銀行 (ミニストップ) |
他行宛 | |
◆ソニー銀行 | |||||
0円 日曜21時~翌7時利用不可 |
月4回まで0円 (入金0円)日曜21時~翌7時利用不可 |
0円 日曜21時~翌7時利用不可 |
月1回まで0円 | ||
セブン銀行とイオン銀行のATM利用料がいつでも無料。ネット銀行ながら、大手都銀と同等の格付けを得ている信頼度の高さが売り。 | |||||
◆大和ネクスト銀行 | |||||
0円 平日8時~19時、 土9時~19時のみ |
108円 (入金0円)日祝不可 |
― | 月3回まで0円 | ||
他行宛の振込が無条件で3回まで無料なのはここだけ。大和証券との口座連携も便利。日曜祝日に入出金できないのが弱点。 | |||||
◆楽天銀行 ⇒詳細ページはこちら! | |||||
216円 | 270円 | 216円 | 165~258円 | ||
楽天証券の口座と連動するマネーブリッジ利用で、普通預金金利が5倍。振込などの取引で楽天スーパーポイントが貯まる。手数料の支払いに楽天スーパーポイントも使える。 | |||||
※ダイヤモンド・ザイ編集部調べ。ネット銀行の「自行内他支店宛の振込手数料」は、掲載の6行とも「0円」のため省略。また、各ATM、銀行の組み合わせにより、入金の扱いがない場合もあり。諸条件を満たすと無料になる場合もあるが省略した。 |
■本記事は2018年4月時点の内容で、各手数料は消費税8%で計算されています。また、それぞれの銀行の「ATM入出金手数料」や「振込手数料」の最新情報については、下記の記事をご確認ください。
⇒【ATM手数料&振込手数料を徹底比較!】コンビニATM手数料&振込手数料のお得さで選ぶ!おすすめネット銀行はこちら!
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【2022年5月2日時点】 ■編集部おすすめのネット銀行はこちら! |
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普通預金金利 (年率、税引前) |
定期預金金利(年率、税引前) | ||
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1年 | 3年 | 5年 | |
◆イオン銀行(イオンカードセレクト保有者) ⇒詳細ページはこちら! | |||
0.05% (「イオン銀行Myステージ」の 「ゴールドステージ」の場合) |
0.01% | 0.01% | 0.01% |
【イオン銀行おすすめポイント】 2018年4月に始まった「イオン銀行Myステージ」で「ゴールドステージ」になれば、普通預金金利が0.05%に!「ゴールドステージ」になるには、イオン銀行スコアが100点必要なので、「イオンカードセレクト」の保有(+10点)、インターネットバンキングの登録(+30点)、最低1000円からの投信自動積立の口座振替(+30点)、最低500円からの外貨普通預金積立の口座振替(+30点)といった条件をクリアするのがおすすめ。さらに、「ゴールドステージ」になれば、イオン銀行ATMの手数料は24時間いつでも何回でも無料なのはもちろん、他行ATMの入出金手数料と他行あて振込手数料がそれぞれ月3回まで無料になる! |
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【関連記事】 ■【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!簡単に普通預金が定期預金並みの金利0.05%にアップ! ■「イオン銀行Myステージ」で簡単にステージを上げる攻略法を伝授! 普通預金金利が0.10%になり、各種手数料もお得な「プラチナステージ」になる方法は? ■定期預金金利に匹敵する普通預金があった! 普通預金の金利がメガバンクの100倍以上で各種手数料もお得な「イオン銀行」を使え! |
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◆東京スター銀行 ⇒詳細ページはこちら! | |||
0.10%(※1) | 0.002% | 0.002% | 0.002% |
【東京スター銀行のおすすめポイント】 コンビニATMの出金手数料は、月8回までなら24時間365日いつでも無料なので使いやすい。さらに、給与振込や年金受取の口座に指定すると、普通預金金利が「0.001%⇒0.10%」に大幅アップするのもメリット。また、通常の定期預金のほか、年利0.05%の「スターワン1週間円預金」や「スターワン円定期預金+」など、お得な金融商品を数多くラインナップ。 ※1 東京スター銀行を給与振込口座に指定した場合。※2「スターワン円定期預金+」(インターネット限定、50万円以上)の場合。 |
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【関連記事】 ■【東京スター銀行の金利・手数料・メリットは?】「ATM手数料」や「振込手数料」がお得なネット銀行。さらに、給与振込で普通預金金利が100倍にアップ! |
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◆楽天銀行 ⇒詳細ページはこちら! | |||
0.10% (楽天証券口座保有者の 「マネーブリッジ」適用時) |
0.02% | 0.02% | 0.02% |
【楽天銀行のおすすめポイント】 「楽天証券」との口座連動サービス「マネーブリッジ」を利用すれば、普通預金金利がメガバンクの100倍の0.10%に大幅アップ! しかも、楽天証券の申し込みページから「楽天証券の口座+楽天銀行の口座」を同時に開設できるので、普通預金金利が高金利な「マネーブリッジ」の利用も簡単! また、「マネーブリッジ」を利用しても特に投資をする必要はないので、とりあえず楽天証券の口座も開設して、楽天銀行の普通預金だけ利用してもOK! |
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【関連記事】 ■【楽天銀行の金利・手数料・メリットは?】楽天証券との口座連動により普通預金金利が5倍に!振込や口座振替などで「楽天ポイント」も貯まる! ■「楽天証券+楽天カード+楽天銀行」で積立投資すると、ポイント還元率が1%以上になって得! 獲得した楽天ポイントは、株や投資信託の購入にも活用可能! ■「楽天銀行」と「楽天証券」はセットで使うのが得!預金金利が5倍、配当金受取で現金プレゼントなど、証券と銀行の連携でさらに得するサービスが充実! |
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普通預金金利 (年率、税引前) |
定期預金金利(年率、税引前) | ||
1年 | 3年 | 5年 | |
◆ソニー銀行 ⇒詳細ページはこちら! | |||
0.001% | 0.02% | 0.02% | 0.02% |
【ソニー銀行おすすめポイント】 外貨に強いネット銀行。Visaデビット付きキャッシュカードの「Sony Bank WALLET」なら海外事務手数料が0円なので、海外での買い物がクレジットカードよりお得! 優遇プログラム「Club S」のステージなどにより、ATM出金手数料は月4回~無制限で無料、他行あて振込手数料は最大月11回まで無料! 毎月無料で決まった金額を、他行から手数料無料で入金できる「おまかせ入金サービス」も便利。 |
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【関連記事】 ■【ソニー銀行の金利、手数料、メリットは?】外貨に強いネット銀行。Visaデビット搭載のSony Bank WALLETならクレジットカードよりお得に海外ショッピングが可能 ■「ソニー銀行」の顧客満足度調査の評価はなぜ高い? 手数料や金利で突出したメリットが見当たらなくてもなぜかユーザーから支持されている理由はどこだ!? |
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◆SBJ銀行 ⇒詳細ページはこちら! | |||
最大0.10% (※1) |
0.20% (※2、3) |
0.30% (※3) |
0.35% (※3) |
【SBJ銀行のおすすめポイント】 ほかのネット銀行と比べても、定期預金金利の高さはトップクラス! さらに、セブン-イレブン(セブン銀行)やミニストップ(イオン銀行)、ファミリーマート(E-net)のATMなら、出金手数料が最低でも月10回まで無料でお得なほか、他行あて振込手数料も最低で月5回まで無料なので、月に何回も振込をする人にもおすすめ! ※1 通常の0.02%分の利息に加えて、月内の最低残高(上限1000万円)に対して0.08%分の追加利息を受け取れる「普通預金プラス」の場合。※2 「100万円上限定期預金<ミリオくん>」の場合。※3 2022年7月20日までの「SBJ モアキャンペーン」適用時。 |
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※ 100万円を預けた場合の2022年5月2日時点の金利(年率、税引前)。金利は税引き前の年利率であり、利息には20.315%(国税15.315%〈復興特別所得税含む〉+地方税5%)の税金がかかります。また、最新の金利は各銀行の公式サイトをご確認ください。 |