
北陸新幹線の開業や朝ドラの舞台になったことで、金沢や能登をはじめとした北陸地方への注目がにわかに集まっている。これまでザイ・オンラインでも、北陸地方への旅行でお得にポイント・マイルを貯める方法として、「JR東日本を利用したポイント・マイル獲得方法」と「旅行サイトを利用したポイント・マイル獲得方法」について紹介してきた。
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今回は、旅行会社を利用する場合とANA/JALの飛行機を利用する場合のポイント・マイル獲得方法について紹介する。
まずは、利用したい旅行会社が提携しているネットモールを確認
利用したい旅行会社が決まっている場合は、まず、その旅行会社が提携しているネットモールがないか確認をしてほしい。
人気の高い「JAL」、「ANA」、「Pontaポイント」、「Tポイント」、「ビックカメラ」のネットモールで、それぞれポイントが獲得できる旅行会社は次のとおりだ。
ネットモール | 旅行会社 |
Tモール | ・クラブツーリズム ・阪急交通社 ・JTB ・日本旅行「赤い風船」 |
ビックポイントモール | ・クラブツーリズム ・阪急交通社 ・JTB ・近畿日本ツーリスト ・東急観光 |
なおJTBでは、2015年6月26日(金)まで「北陸へ旅しよう」キャンペーンが実施中で、旅行代金の3%がボーナスポイントとして還元される。期間中にJTBを利用する場合は、あわせて確認して欲しい。
H.I.Sのネットサイトなら「Pontaポイント」を獲得!
H.I.Sのネットサイトはネットモールの対象ではないが、「Pontaポイント」の提携企業となっている。ただし、予約時に「お客様要望事項」という備考欄に「Ponta会員ID」を入力しないとポイントが獲得できないので注意が必要だ。
獲得できる「Pontaポイント」は、航空券ツアー・バス利用ツアーの代金200円につき1ポイントとなっている。
「Tトラベル」なら、複数の旅行会社から
好みのプランが選択可能で、「Tポイント」も貯まる
最初に、宿泊日や人数、金額などの条件を絞った上で旅行会社を選択したい人には、条件検索で複数の旅行会社のプランの中から選択できる上に、Tポイントも貯まる「Tトラベル」が便利だ。
「Tトラベル」は、次のようにネットモールを経由することで、さらにポイントが獲得可能だ。
ネットモール | 獲得ポイント |
Tモール | 【国内ツアー】750ポイント |
ビックポイントモール | 【国内ツアー】700ポイント |
ANA/JALサイトでも、
「Pontaポイント」や「Tポイント」を獲得しよう
ANAとJALのメニューも、ネットモール経由で購入することでさらにポイントを獲得できる。サービスごとの「Pontaポイント」、「Tポイント」、「ビックカメラ」のネットモール経由のポイント付与は、それぞれ下の表のとおりだ。
●JAL国内線
ネットモール | 獲得ポイント |
Pontaポイントモール | 250円につき1ポイント |
ビックポイントモール | 25ポイント |
●JALパック
ネットモール | 獲得ポイント |
ビックポイントモール | 100円につき0.5ポイント ※2015年4月1日現在は100円につき1ポイント |
●ANA SKY WEB TOUR
ネットモール | 獲得ポイント |
Tモール | 【国内ツアー】500ポイント 【国内旅作(タビサク)】500ポイント ※2015年5月18日(月)まではどちらも750ポイント |
ビックポイントモール | 【国内ツアー】500ポイント |
宿泊に関しては、「ANAサイト」経由で「ANAの@ホテル」、「JALサイト」経由で「ホテルマイル」や「温泉マイル」を利用すると、プラスでマイルが獲得可能となっている。
なおJALでは、エントリーの上、2015年6月30日(火)までにJALの羽田⇔小松線に搭乗すると、「500万マイル山分けキャンペーン」に参加可能となっている。
JALとANAが共同で設立した「国内線.com」を活用しよう!
「国内線.com」は、「ANA」と「JAL」の共同出資によって開設したサイトで、例えば往路はJAL、復路はANAといったチケットの取り方でも往復割引が適用されるようになっている。このような変則的な利用が必要な際は、一度このサイトで検索してみるといいだろう。
(関連記事⇒JALとANAが共同設立した「国内線ドットコム」は本当に得か? 獲得マイルの比較で判明した「国内線ドットコム」のメリット・デメリットを解説)
ネットモール経由で「国内線.com」を利用した際のポイント付与は、次のとおり。
ネットモール | 獲得ポイント |
Pontaポイント ※Pontaポイントモールではなく「たまる提携社」経由 |
200円につき1ポイント |
ビックポイントモール | 1搭乗150ポイント |
以上、今回は旅行会社を利用する場合とANA/JALの飛行機を利用する場合のポイント・マイル獲得方法について紹介した。これまで3回に渡って紹介したとおり、同じ行先の旅行でもポイント・マイルの獲得方法は多岐に渡る。旅行を計画する際は、これらの記事を一例としてじっくりと比較検討して欲しい。
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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◆三井住友カード(NL) |
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0.5~5.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD |
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【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 2021年2月に申し込み受付が始まった「三井住友カード」の新しいクレジットカードで、券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなどで「Visaのタッチ決済」または「Mastercardコンタクトレス」で支払うと、還元率5%に大幅アップ(※)するので、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどを日常的に利用する人におすすめ! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、Tポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗では還元率5.0%とならない場合あり。また、一部店舗および一定金額を超える支払いでは「Visaのタッチ決済」および「Mastercardコンタクトレス」が利用不可の場合あり。 |
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◆ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード |
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1.0~1.5% (※1) |
1万6500円 | AMEX | - |
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【ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カードのおすすめポイント】 2021年3月から発行が始まった、高級ホテル「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」との提携カード。ヒルトンの上級会員資格「ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス」が無条件で付帯し、レイトチェックアウトや部屋のアップグレード(最高でエグゼクティブ)、朝食無料サービスなどを利用できるのが最大の魅力! さらに、年間150万円以上を利用すると「ウィークエンド無料宿泊特典(金・土・日のみ利用可)」がもらえて、ヒルトンやコンラッドなどの1泊3万円以上するような高級ホテルに無料で宿泊できる! また、通常100円につき2ポイント、ヒルトン系列では100円につき3ポイントの「ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント」を獲得でき、貯めたポイントでヒルトン系列のホテルに宿泊することも可能! ※1 ヒルトン系列ホテルの宿泊にポイントを利用した場合。1ポイント=0.5円換算。 |
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【関連記事】 ◆ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード登場! ヒルトンホテルで朝食無料になる「ゴールド」会員になれるほか、カード利用で無料宿泊も可能に! ◆「ヒルトン・オナーズ・アメックス」のメリットを解説!1泊9万円強の高級ホテルへの無料宿泊特典や朝食無料サービスなど、高額な年会費以上にお得な特典が付帯 ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する13枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう!(ヒルトン・オナーズ アメックスの解説へ) |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~5.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD |
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【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 2021年7月1日に発行が始まった、券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどで「Visaのタッチ決済」または「Mastercardコンタクトレス」で支払うと還元率5%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗では還元率5.0%とならない場合あり。また、一部店舗および一定金額を超える支払いでは「Visaのタッチ決済」および「Mastercardコンタクトレス」が利用不可の場合あり。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで5%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~5.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay |
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【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」または「nanacoポイント」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~3%のJCBの入門用カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆au PAY カード |
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1.0~2.0% |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※) |
VISA Master |
- |
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【au PAY カードのおすすめポイント】 通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! さらに、スマホ決済の「au PAY」へのチャージでも1.0%分のポイントが貯まり、「au PAY(コード払い)」の利用時に0.5%分のポイントが貯まるので、合計還元率1.5%でPontaポイントを2重取りできる! しかも、初年度は年会費無料、2年目以降は年会費1375円(税込)だが、年に1回でもカード決済、もしくは携帯電話などのauのサービスを利用していれば次年度以降の年会費も無料に! ※ 2年目以降1375円。ただし、年一回でも利用した場合、もしくは「au ID」に「au PAY カード」を紐付けて、携帯電話などのauサービスを利用している場合は次年度無料。 |
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◆セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital |
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0.5~2.0% | 初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※1) |
AMEX | Suica |
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【セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalのおすすめポイント】 通常還元率は0.5%だが、QUICPay決済を利用した場合は還元率2%に大幅アップ!(※2)セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといったコンビニはもちろん、マツモトキヨシやツルハグループなどのドラッグストア、ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店など、QUICPayを利用できる店舗ではいつでもどこでも還元率2%になるので非常にお得! 貯まるポイントは、有効期限のない「永久不滅ポイント」なので、ポイントの失効を気にする必要がないのもメリット! ※1 2年目以降1100円。ただし、年一回でもクレジットカードの利用があれば次年度以降も無料。※2 年間合計30万円までの利用分が対象。以降は還元率0.5%。 |
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