あらゆる業界にインパクトを与えるコロナショック。ただ、トレンドを読み、いち早く変化の波に乗ることができれば、ピンチはチャンスへと変わる。ポストコロナ時代の「勝ち組」の条件とは何か。危機に直面する経営者11人へのインタビューなどを通じ、ポストコロナ時代に生き残る企業を探る特集『ポストコロナ「勝ち組」の条件』は、6月29日(月)から7月5日(日)までの全18回の連載で配信する。
#1 6月29日(月)配信
18業界「コロナインパクト」の全貌、小売り・外食・自動車・観光…
コロナショックで消費やビジネスが“蒸発”した。実際に影響を受けた業界はどこか。どれだけ消費は落ち込んだのか。小売り、外食、自動車、観光など18業界の消費の変動を基に、コロナショックの全貌に迫った。
#2 6月29日(月)配信
星野リゾート代表が「倒産確率30%」と社内に発信する理由
新型コロナウイルス関連の倒産が最も多く、壊滅的な打撃を受けている宿泊業界。星野リゾートの星野佳路代表は、あえて「倒産確率30%」と社内に発信しているという。星野代表にその真意と、コロナショックを乗り越える戦略を聞いた。
#3 6月30日(火)配信
絶好調ワークマンと西松屋に共通するアパレル「新・優等生」の5条件
外出自粛のあおりを食って総崩れのアパレル業界。ただコロナ禍でも好調を維持する企業が存在する。ワークマンと西松屋チェーンだ。ポストコロナで生き残る、アパレルの新たな優等生の五つの条件とは何か。
#4 6月30日(火)配信
「コロナ勝ち組」西松屋社長が語る、コロナ禍でも集客できる店舗の秘密
コロナショックで大打撃を受けたアパレル業界で、4月と5月の既存店売上高の前年同月比が100%を超え、躍進を続ける西松屋チェーン。大村禎史社長に、コロナ禍でも好調を維持できるビジネスや店舗づくりの秘密を明かしてもらった。
#5 7月1日(水)配信
飲食店コロナ破綻のカラクリ、1カ月の臨時休業が「致命傷」になる理由
緊急事態宣言が解除され、営業を再開したにもかかわらず、コロナ倒産や閉店が相次ぐ飲食店。たった1~2カ月の休業で、なぜ飲食店は危機的状況に陥るのか。飲食店のビジネスモデルを解剖し、コロナ破綻のカラクリを読み解く。
#6 7月1日(水)配信
ワタミ・渡邉美樹CEOが描く、居酒屋閉店ラッシュ後の起死回生策
居酒屋の閉店ラッシュが止まらない。ワタミは店舗全体の1割強に当たる65店舗の閉鎖を決めた。「居酒屋の市場は7割になる」と語る渡邉美樹会長兼グループCEO(最高経営責任者)が描く、ポストコロナ時代のワタミの姿とは。
#7 7月1日(水)配信
サイゼリヤがデリバリー容認に転向、社長が語る「ポストコロナの戦い方」
かつて「デリバリーはやらない」と明言していたサイゼリヤの堀埜一成社長。ところが方針を転換し、一部店舗でデリバリーの実験を7月から開始することを決めた。堀埜社長を直撃し、サイゼリヤ流のポストコロナの戦い方を聞いた。
#8 7月2日(木)配信
三越伊勢丹のコロナ臨時休業決断が高島屋よりも遅れた真相
1カ月以上の臨時休業で売り上げは大幅減。今後も営業を制限せざるを得ず、危機に陥っている百貨店業界。ところがコロナ禍の臨時休業を巡り、三越伊勢丹ホールディングスはリーダーシップ欠如の危機にも見舞われている。
#9 7月2日(木)配信
三越伊勢丹社長が「本格回復は来年の夏」と危機感を募らせる理由
コロナ禍の週末営業を巡り、従業員からインターネット上で反論が相次いだ三越伊勢丹ホールディングス。デジタル改革の成果も見通せない状況で、ポストコロナ時代にどのような戦略を描くのか。杉江俊彦社長を直撃した。
#10 7月2日(木)配信
高島屋社長が「アパレルと心中」しないために模索する百貨店の生存法
コロナ禍に伴う臨時休業で、高島屋は海外店舗も大きな影響を受けたが、国内では5月中旬に食料品以外も営業を再開した。「百貨店にしか提供できない価値がある」と強調する村田善郎社長にポストコロナ時代の戦略を聞いた。
#11 7月3日(金)配信
アマゾンも勝てない「生協」の貫禄、入会・注文殺到でキャパオーバー
新型コロナウイルスによる外出自粛に伴い、生鮮食料品宅配の“老舗”である生協が支持を集めている。新規入会、注文共に殺到し、一部商品の欠品が出るほどの人気ぶりだ。
#12 7月3日(金)配信
ウーバーイーツ・出前館好調の裏で飲食店を悩ませる「手数料問題」
コロナ禍で勢力を拡大中のデリバリーサービス。街中で配送員を見掛けることも増えた。飲食店の“救世主”と思いきや、その手数料の高さ故、店からは不満の声が上がっている。
#13 7月3日(金)配信
野菜宅配オイシックス社長に聞く「時流の乗り方」、コロナ禍でも成長中
外出自粛という追い風に乗って成長を続け、“勝ち組”に名を連ねる有機野菜の宅配サービス、オイシックス・ラ・大地。コロナ禍でも顧客のニーズは移り変わっていると語る高島宏平社長に、ポストコロナ時代のトレンドを聞いた。
#14 7月4日(土)配信
繁盛店に学ぶ「SNS集客術」、コロナ禍で生き残る必須スキル
外出自粛が求められる環境下では、顧客に「行きたい」と思わせられるかどうかが、小規模店舗の“生死”を左右する。危機下でも客でにぎわう繁盛店に、ポストコロナ時代の集客術を伝授してもらった。
#15 7月4日(土)配信
スシロー社長、「コロナでも新規出店をやめない」強気の理由
外食業界が苦境にあえぐ中、「新規出店をやめない」と強気な姿勢を崩さないスシローグローバルホールディングスの水留浩一社長CEO(最高経営責任者)。水留社長に、コロナ禍を「チャンス」と捉える理由を聞いた。
#16 7月4日(土)配信
鳥貴族社長が奔走する、居酒屋大不況時代のサバイバル策
外食産業でひときわ深刻な打撃を受けている居酒屋業界。歓送迎会や宴会の自粛が広がるポストコロナ時代をどう乗り越えるのか。居酒屋大不況に直面した鳥貴族の大倉忠司社長に、対策を聞いた。
#17 7月5日(日)配信
サントリー新浪社長が居酒屋不況でも強気でいられる理由
コロナ禍による居酒屋の苦境の余波は、ビールメーカーにも及んでいる。業務用ビール事業で大打撃を受けているビールメーカーの勝ち組の条件は何か。サントリーホールディングスの新浪剛史社長に展望を聞いた。
#18 7月5日(日)配信
花王社長、化粧品の仇を衛生用品で討つ「マスク必須時代」の戦い方
コロナ禍は生活様式を変え、日用品の売れ行きも激変した。「マスク必須」の暮らしにより、口紅など一部の化粧品が売れなくなった一方で、消毒液などのニーズは急増した。花王の澤田道隆社長にポストコロナ時代の戦い方を聞いた。
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