京三製作所(6742)、「増配」を発表し、配当利回りが3.7％⇒3.9％に！　年間配当額は1年で1.2倍に増加、2022年3月期は前期比3円増の｢1株あたり18円｣に！

　京三製作所は、2022年3月期の配当予想を修正し、前期比および前回予想比で「増配」とする予想を、2022年3月25日の15時に発表した。これにより、京三製作所の配当利回り（予想）は3.73％⇒3.95％にアップした。

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京三製作所は、老舗の鉄道信号メーカー。
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　京三製作所は、2022年3月期の予想配当を修正し、中間配当（9月・権利確定済み）が「5円」、期末配当（3月）が「13円」、合計の年間配当額は「1株あたり18円」とすると発表した。

　年間配当額の前回予想は「1株あたり17円」だったので、前回予想から「1円」の増配となる。今回の増配発表により、京三製作所の配当利回り（予想）は3.73％⇒3.95％にアップすることとなった。

　また、京三製作所の2021年3月期の配当は「1株あたり15円」だったので、前期比では「3円」の増配となる見込み。
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　京三製作所によると、「火災被害からの復旧および当期の連結業績見通しを総合的に判断」した結果、今回の「増配」を決定したとのこと。なお、京三製作所は利益配分について、「連結業績、将来に向けた必要な研究開発・設備投資などを総合的に勘案し、中長期的な利益水準に応じた安定的な利益配分を基本方針」としている。

　ちなみに、「増配」が発表されたのは2022年3月に権利が確定する期末配当であり、京三製作所の期末配当の「権利確定日」は2022年3月31日、「権利付き最終日」は2022年3月29日となっている。
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京三製作所の過去10期の配当の推移は？

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　京三製作所は2021年3月期に「減配」しているものの、2022年3月期の配当予想「1株あたり18円」が予想通りに実施されれば、再び前期比で「増配」となる見通しだ。
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　また、京三製作所の配当額の伸び具合も確認しておきたい。前期にあたる2021年3月期から2022年3月期までの1年間で、京三製作所の年間配当額は「1株あたり15円」から「1株あたり18円」まで、1.2倍に増加している。
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　参考として、京三製作所の株価も確認しておきたい。京三製作所の株価は、2021年3月の終値412円から発表当日（2022年3月25日）の終値455円まで、10.4％上昇した水準で推移している。

■京三製作所（6742）の株価チャート／月足・10年

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京三製作所の配当利回りは？

　京三製作所の2022年3月25日時点の株価（終値）は455円なので、配当利回り（予想）は以下のようになる。

【※京三製作所の配当利回り】
株価：455円
年間配当額：中間5円＋期末13円＝18円
配当利回り：18円÷455円×100＝3.95％

　京三製作所の配当利回りは3.95％。2022年2月の東証1部の平均利回りは2.02％（配当実施企業のみ）なので、京三製作所の配当利回りは「高め」と言える。なお、京三製作所は株主優待を実施していない。
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 京三製作所は、老舗の鉄道信号メーカー。鉄道信号システム、交通管理システム、電力変換システムの3つを基軸に、グローバルに事業を展開している。2022年3月期（通期）の連結業績予想は、売上高14.1％増、営業利益163.5％増、経常利益128.3％増と好調（すべて前期比）。
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■京三製作所
業種	コード	市場	年間配当額（予想）
電気機器	6742	東証1部	18円
株価（終値）	単元株数	最低投資金額	配当利回り（予想）
455円	100株	4万5500円	3.95%
【※京三製作所の最新の株価・配当利回りはこちら！】
※株価などのデータは2022年3月25日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

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