クレジットカード比較

2013年のクレジットカード業界が丸わかり!
クレジットカード&ポイント業界を揺るがせた
重大ニュースベスト10はコレだ!(後編)

2013年12月29日公開(2021年8月5日更新)
ザイ・オンライン編集部
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【第1位】
ネットとリアルのポイントが融合して魅力倍増!
「Tポイント」と「Yahoo!ポイント」が統合!

 2013年、ポイント&クレジットカード業界を揺るがしたニュースの1位は、菊地さんも「他のポイントへの影響も大きく、もっとも気になったニュース」と語る「『Tポイント』と『Yahoo!ポイント』の統合」だ。

 TSUTAYAやファミリーマート、ENEOSなど、さまざまな業種でポイントが貯まる、使える「Tポイント」は、会員数が4600万人を超える、日本の「共通ポイント」の先駆的存在。一方の「Yahoo!ポイント」は、日本最大のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」の中の「Yahoo!ショッピング」や「ヤフオク!」、「Yahoo!トラベル」などで利用できるポイントで、会員数は2600万人を超えていた。この2つのポイントの統合で、「Ponta」や「楽天スーパーポイント」よりも利便性の高いポイントサービスを実現しようとする狙いがあるのだろう。

 2つのポイントの統合は2012年6月に発表されていたが、実際に統合された2013年7月から、他のポイントへの影響が出始めた。

「従来は『Tポイント』は『ANAマイル』、『Yahoo!ポイント』は『JALマイル』と交換できていたんですが、『Tポイント』と統合したことによって『Yahoo!ポイント』と『JALマイル』との提携が終了しました。『JALマイル』を貯めていた人は『Yahoo!ショッピング』以外のオンラインショッピングに移行する必要があったので、『JALマイル』は『Yahoo!ショッピング』に代わるショッピングサイトとして『Amazon』と提携することになったと推測できます。一方、『ANAマイル』を貯めている人にとっては、『Yahoo!ショッピング』や『ヤフオク!』でポイントを貯めて『ANAマイル』に交換することが可能になりました。10月に『eコマース革命』を打ち出し、出店手数料などを無料化した『Yahoo!ショッピング』には出店申し込みが殺到しているそうなので、今後『Yahoo!ショッピング』が成長していけば、『ANAマイル』を貯めている人には大きなメリットになりそうです」

 また、「Tポイント」と「Yahoo!ショッピング」の統合の影響はコンビニ業界にまで波及している。

「『Tポイント』に加盟しているファミリーマートが『Yahoo!』と結びついたことで、セブン‐イレブンと『Yahoo!』の提携は解消されました。このように、『Tポイント』と『Yahoo!ポイント』の統合は、他のポイントやマイルの提携関係にまでに大きく影響しているんです」

「Tポイント」と「Yahoo!ポイント」の統合により、「ファミマTカード」や「Yahoo! JAPAN JCBカード」などの「Tポイント」が貯まるクレジットカードに注目が集まると同時に、ANAやJALのマイルを貯めている人たちも「どのコンビニ、ネットショッピングを重点的に利用するか」という戦略の練り直しが必要になっているわけだ。

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 2014年秋には「楽天スーパーポイント」が「Rポイントカード」を発行して、ネットとリアルの融合を図ることが決定している。そうなれば、共通ポイントの雄「Ponta」も何らかの手を打ってくる可能性もあり、来年は「共通ポイント」の勢力争いが激化しそうだ。

2014年、ポイント&クレジットカード業界で
積極的な顧客の奪い合いが始まれば消費者にチャンス到来!?

 最後に、2013年の重大ニュースから見えてくる、2014年のポイント&クレジットカード業界の行方を聞いてみた。

「2013年の大きな流れとして、クレジットカード業界全体の収益改善傾向と、それを背景にした消費税増税を睨んだ積極的な攻めの姿勢への転換の兆しが見えてきたと思います。どのクレジットカード会社も『消費税増税の影響を少しでも抑えたい』という消費者の意識を感じ取って、『高還元率のクレジットカード』を中心にした条件面でのサービス改善を図ってくるのではないかと思います」

 その一方で、魅力が少ないポイントの淘汰が進む可能性も指摘する。

「ユーザーが賢くなってきているので、以前は『なんでもいいからポイントを集める』というタイプの人が多かったのが、最近は『利用しづらいポイントは捨てて、必要なポイントだけを集中して貯める』という傾向が顕著になってきています。ですから、メインで利用してくれるクレジットカード、メインで貯めてくれるポイントの座を巡って、魅力的なクレジットカード、ポイントになるような方向で、ポイントの統合や新たな提携なども行われてくるかもしれません」

 そうなれば、消費者にとっては「本当に役立つクレジットカード」「本当に便利なポイント」を活用することで、今まで以上に得をするチャンスでもある。しかし、それは逆に「クレジットカード弱者」「ポイント弱者」のままでは、これまで以上に格差が広がってしまう可能性がある。

「本当に還元率が高くて、貯まったポイントが有効に使えるクレジットカードは何なのか。こまめな情報収集を欠かさずに、必要に応じてメインカードを乗り換えることも検討していく必要があると思いますね」

 消費税は2014年4月に5%から8%に、その後は8%から10%に上がることが既定路線。つまり、何もしないままでは従来の2倍の消費税を支払う必要があるということだ。景気回復の兆しに浮かれることなく、「クレジットカード」や「ポイント」による「家計防衛」を心がけるようにしよう!

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年会費無料で通常還元率は1.0%、「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」のセブン-イレブンやAmazonなどでは還元率2.0%、スターバックスでは還元率3.0%になるお得なカード。しかも、大手カード会社のクレジットカードだけあって、ポイントの汎用性も抜群!
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 ◆三井住友カード ゴールド(NL)

0.5~5.0%

5500円
(ただし、年100万円以上の
利用で次年度から永年無料
VISA
Master
iD
三井住友カード ゴールド(NL)のカードフェイス
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】
2021年7月1日に発行が始まった、券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントのボーナスポイントがもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドで「Visaのタッチ決済」または「Mastercardコンタクトレス」で支払うと還元率5%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得!
※1 SBI証券での積立投資など、一部の支払いは集計の対象外。※2 一部店舗では還元率5.0%とならない場合あり。また、一部店舗では「Visaのタッチ決済」および「Mastercardコンタクトレス」が利用不可。
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 ◆au PAY カード

1.0~2.0%

初年度無料
次年度以降も
条件次第で無料(※)
VISA
Master
au PAY カードのカードフェイス
【au PAY カードのおすすめポイント】
通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! さらに、スマホ決済の「au PAY」へのチャージでも1.0%分のポイントが貯まり、「au PAY(コード払い)」の利用時に0.5%分のポイントが貯まるので、合計還元率1.5%でPontaポイントを2重取りできる! しかも、初年度は年会費無料、2年目以降は年会費1375円(税込)だが、年に1回でもカード決済、もしくは携帯電話などのauのサービスを利用していれば次年度以降の年会費も無料に
(※ 2年目以降1375円。ただし、年一回でも利用した場合、もしくは「au ID」に「au PAY カード」を紐付けて、携帯電話などのauサービスを利用している場合は次年度無料)
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