2014年クレジットカード業界大予測!②
「高還元率競争」は還元率1.5~2%前後で激化!
「高還元+質(サービス)」も求められる時代に!2014年のクレジットカード業界の動向から考えるおすすめカード選び(2)

2014年2月18日公開(2017年12月7日更新)
ザイ・オンライン編集部

 年会費3000円の「シティ エリートカード」の還元率は、高還元率で有名な「リクルートカードプラス(還元率2%)」や「レックスカード(還元率(1.75%)」「リーダーズカード(還元率1.5~1.8%)」などと比較すると物足りないが、人気の「楽天カード(還元率1%)」と比較すると遜色ないレベル。

シティ エリートカード
 還元率  0.76~1.05%
シティカード
 発行元  シティカード
 国際ブランド  VISA
 年会費(税抜)  3000円
(初年度1500円)
 家族カード  あり(年会費無料)
 ポイント付与対象の
 電子マネー
 モバイルSuica、ICOCA

 

 さらに、「シティ ゴールドカード」は他のゴールドカードと比較すると還元率は突出したレベルだ。

シティ ゴールドカード
 還元率  1.15~1.575%
おすすめクレジットカード!シティ ゴールドカード
 発行元  シティカード
 国際ブランド  VISA、Master
 年会費(税抜)  1万2000円
(初年度6000円)
 家族カード  あり(年会費無料)
 ポイント付与対象の
 電子マネー
 モバイルSuica、ICOCA

 

 そして、「シティ プラチナカード」は他のゴールドカードやプラチナカードと比較すると還元率は圧倒的に高く、しかも付帯サービスも充実しているので、ステータスとお得さを兼ね合わせたクレジットカードとして人気を集めそうだ。

シティ プラチナカード
 還元率  1.53~2.1%
シティ プラチナカード
 発行元  シティカード
 国際ブランド  VISA
 年会費(税抜)  3万5000円
(初年度1万7500円)
 家族カード  あり(年会費無料)
 ポイント付与対象の
 電子マネー
 モバイルSuica、ICOCA

 

 これまでは「高還元率カード=知る人ぞ知るカード」として、一部のマネーリテラシーが高い人たちの間で人気を集めるクレジットカードだったが、今後は「シティ ゴールドカード」「シティ プラチナカード」のように、大手クレジットカード会社からステータスも高く、年間利用額によって還元率が大幅に上昇するようなクレジットカードが発行されるかもしれない。
(※「シティカード」は2015年に発行会社が「三井住友トラストクラブ株式会社」に変更となり、名称も「SuMi TRUST CLUBエリートカード」「SuMi TRUST CLUBエリートカード」などに変更されています。最新の情報は「三井住友トラストクラブ(http://www.sumitclub.jp/ja/)」でご確認ください)

 というのも、普通の高還元のクレジットカードを発行していても、カード会社にとってはあまり旨みがないからだ。

ビジネス上の「旨み」が少ない「還元率競争」から、
サービスの中身を競う「質の競争」にシフトする

 「高還元率競争は、カード発行会社が徹底的にコストを削ってやっている。大手のクレジットカード会社のカードの還元率はほとんど0.5%程度ですが、それでも大手のクレジットカード会社が発行するカードのほうが圧倒的な発行枚数を誇っています。つまり、それだけ『還元率』をよく理解しないまま、何も考えずに大手のカードをつくる人が多いということです。消費税増税の影響で還元率に注目が集まり、今後、大手カード会社が還元率の高いクレジットカードを発行する可能性もありますが、それよりも『サービスの中身』で差別化する方向に移行していくのではないでしょうか」

  その典型的な例が、2013年に「アメリカン・エキスプレス」が発行した2枚のクレジットカードだという。

  次回は2014年のクレジットカード業界の動向を探るポイントの3つ目(3)高額年会費の高級志向のクレジットカードの「質の競争」が激化で、「アメリカン・エキスプレス」が打ち出した戦略とは何かを解説していこう。

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