■本記事は2014年5月時点の内容となっており、すでに発行が終了しているクレジットカードの情報も掲載されています。「高還元クレジットカード」の最新情報については、下記の記事をご確認ください。
⇒【クレジットカードおすすめ比較】年会費無料のクレジットカードから選ぶ!高還元率で年会費無料のおすすめクレジットカード!
前回の「基礎知識編」では、「クレジットカードを活用して本当に得する方法」を紹介したが、今回からは具体的にお得なクレジットカードを紹介する。
まず、今回はもっとも重要な「最強のメインカード」を選んでみよう!
年間カード利用金額と還元率、年会費で徹底比較!
一般的なカードの3~4倍も得する最強のメインカードとは?
「メインカード」を選ぶ際に重要なのは、単純に「還元率」や「年会費」でクレジットカードを選ぶのではなく、自分の「年間クレジットカード利用額」を把握し、「還元率」と「年会費」を考慮して、その「年間クレジットカード利用額」でもっとも得するクレジットカードを選ぶことだ。
というのも、クレジットカード会社としては利用額が多ければ多いほど、店舗などから得られる「手数料」が増えるため、利用額が多い顧客を優遇し、「年間●万円以上の利用で年会費は無料」、もしくは「年間●万円以上の利用でボーナスポイント付与」とするカード会社も多いのだ。
そこで今回は、「年間クレジットカード利用額」別に、高還元クレジットカードの中でどのカードが得をするのかを調べてみた。
今回、調査対象にしたのは、下記に挙げる高還元率で有名な6枚のクレジットカード(年会費は税抜表示。ただし、還元金額などを比較する場合は2014年4月時点の「消費税8%」を加えた税込金額で比較している)。
●「楽天カード」(還元率1.0%、年会費無料)
●「リクルートカード」(還元率1.2%、年会費無料)
●「レックスカードライト」(還元率1.25%、年会費無料)
●「漢方スタイルクラブカード」(還元率1.75%。年会費1500円)
●「レックスカード」(還元率1.75%、年会費2500円。ただし、初年度無料、年50万円以上利用で次年度以降も無料)
●「リクルートカードプラス」(還元率2.0%、年会費2000円)
この6枚は、いずれも一般的なクレジットカードの還元率0.5%よりも、還元率が2~4倍も高いお得なクレジットカードだが、「年間クレジットカード利用額」によって、もっとも還元金額が多くなる「お得なクレジットカードはどれなのか」を検証してみた。その結果が下のグラフだ。

グラフでは見づらくなったので、「年間クレジットカード利用額」に応じて、もっとも還元金額が高くなるクレジットカードと、2番目に高くなるクレジットカードを表にしてみた。
◆年間利用金額別!もっとも得するクレジットカード (と、2番目に得するクレジットカード)はコレ! |
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一番得するクレジットカード (年会費、税抜) |
2番目に得するクレジットカード | |
【年間利用額】1~28万円以下 | ||
レックスカードライト 還元率1.25%、年会費無料 |
・1~27万円以下 リクルートカード |
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・27万~28万円以下 リクルートカードプラス |
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【年間利用額】29万~49万円以下 | ||
リクルートカードプラス 還元率2.0%、年会費2000円 |
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・29万~33万円以下 レックスカードライト |
・34万~49万円以下 漢方スタイルクラブカード |
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【年間利用額】50万~86万円以下 | ||
レックスカード 還元率1.75%、年会費2500円 (初年度無料、年50万円以上で次年度以降も無料) |
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・50万~86万円以下 リクルートカードプラス |
【年間利用額】87万~99万円以下 | ||
リクルートカードプラス 還元率2.0%、年会費2000円 |
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・87万~99万円以下 レックスカード |
【年間利用額】100万~121万円以下 | ||
漢方スタイルクラブカード 還元率1.75%、年会費1500円 (初年度無料) |
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・100万~121万円以下 リクルートカードプラス |
【年間利用額】122万円~ | ||
リクルートカードプラス 還元率2.0%、年会費2000円 |
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・122万円~ 漢方スタイルクラブカード |
この「年間クレジットカード利用額」別の、もっともお得なクレジットカードを調査した結果から、大きな傾向を読み取ると以下のようなことになる。
■本記事は2014年5月時点の内容となっており、すでに発行が終了しているクレジットカードの情報も掲載されています。「高還元クレジットカード」の最新情報については、下記の記事をご確認ください。
⇒【クレジットカードおすすめ比較】年会費無料のクレジットカードから選ぶ!高還元率で年会費無料のおすすめクレジットカード!
※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2021年の最強カードは?
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2021年の最優秀カード”を詳しく解説!
【2021年1月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税抜) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆OricoCard THE POINT (オリコカード・ザ・ポイント) |
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1.0~2.5% | 永年無料 | JCB Master |
Suica ICOCA |
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【OricoCard THE POINTのおすすめポイント】 年会費無料ながら新規入会後6カ月は2.0%の高還元率で、7カ月以降も通常還元率が1.0%の高還元クレジットカード。「オリコモール」活用で「Amazon」では還元率2%になるほか、各サイトで貯まるポイントも含めれば「楽天市場」では還元率2.5%、「Yahoo!ショッピング」では還元率3.0%、サイトによっては還元率15%以上に達するなど、ネットショッピングでは最強レベル。また、「iD」と「QUICPay」を搭載しているので少額決済でも便利。貯めたポイントは「Amazonギフト券」「iTunesギフトコード」なら即時交換ができるので、ポイントの使い勝手も◎! |
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◆dカード | ||||
1.0~3.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD |
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【dカードのおすすめポイント】 テレビCMでもおなじみの「NTTドコモ」のカードだが、auやソフトバンク利用者でもお得! 通常還元率1%と高還元で、2019年9月16日以降の申し込み分から年会費が永年無料になり、ますますお得なカードに進化! さらに「dカード」で貯まる「dポイント」は携帯電話料金に充当できるほか、JALのマイルなどにも交換可能で、ドコモユーザー以外でもお得なクレジットカードだ。 |
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◆アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード |
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1.5%~ | 1万円 | AMEX | Suica ICOCA |
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【アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのおすすめポイント】 「マイル系最強カード」との呼び名が高いクレジットカード。対象航空会社・旅行会社28社で航空券代金やツアー代金を決済すると通常の3倍のポイントが貯まるので、航空会社発行のカードよりもマイルが貯まりやすいのが魅力。さらに、貯まったポイントは提携航空会社15社のマイルに自由に交換可能で、しかもポイントは無期限で貯められるのも大きなメリット! 「長距離+ビジネスクラス」の特典航空券に交換すれば、還元率は1.5%よりも高くなる! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~3.0% | 永年無料 | JCB | QUICPay |
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【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 年会費無料で通常還元率は1.0%、「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」のセブン-イレブンやAmazonなどでは還元率2.0%、スターバックスでは還元率3.0%になるお得なカード。しかも、大手カード会社のクレジットカードだけあって、ポイントの汎用性も抜群! |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~3%のJCBの入門用カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆イオンカードセレクト | ||||
0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
Suica ICOCA WAON |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利が通常の30倍=0.03%になる(こちらの記事を参照)。メガバンクの定期預金金利が0.002%の今、普通預金金利が0.03%になるのはお得!「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! |
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