コンサル流「格安セレブ術」
2017年9月14日 鈴木 貴博 [経済エンタテナー]

高級ブランド風の小物でセレブっぽく見せる方法!
ロレックスやボッテガヴェネタ、ラルフローレンに
見間違えるような商品を買うコツと身につけ方は?

 それほどお金をかけなくても、ゴージャスなライフスタイルを送っているように見せる格安セレブ術。今回のテーマは、セレブっぽさを演出するのに欠かせない、高級ブランド風小物の活用術だ。

 以前、このコラムの中で、カルティエの小物を格安で手に入れる技を紹介した。この技を駆使することで、最近の私は、周囲から見ればカルティエのベルトを身に着け、カルティエのメガネをかけて人前に出ているセレブに見えるようだ。

格安セレブ術を駆使して手に入れたカルティエの眼鏡格安セレブ術を駆使して手に入れた、筆者のカルティエの眼鏡。眼鏡は、見た目で最もセレブっぽさを演出できるアイテムの1つだ。
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 しかし、実際に身に着けているのはカルティエの純正品ではない。「ヤフオク」や「メルカリ」といったオークションサイトを使って2500円で落札したカルティエのバックルをぴかぴかに磨いたうえで、ドンキホーテで売っていた新品の革製のベルトをつなげて使っている。カルティエのメガネも、オークションサイトを使って1万円で落札したものを眼鏡店に持ち込んで、レンズだけを1万円で新品に取り換えたものを使っている。

 新品ならば、カルティエのベルトとメガネで合わせて20万円はかかるだろう。しかし私は、この格安セレブ術を使い、予算2万5000円以内で安上がりな「局地的」高級ブランドファッションを楽しんでいる。

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 さて、今日の本題はここからだ。「人は見た目が9割」という言葉があるとおり、私が毎日出会う人々は、私の外見で私のことを判断するようだ。最近になって強く気づいたことだが、いったんカルティエのメガネに目がいってしまうと、それだけで私が「超お金持ち」に見えてしまうという。

 そうなると不思議なもので、私が身に着けている「その他の普通の小物」がすべて高級ブランド品と誤認されてしまうらしいのだ。

高級ブランド「ボッテガヴェネタ」風の財布を
大量購入して、セレブっぽく見せる方法

 食事の支払いの際に財布を取り出すと、たいがいの知り合いは私の財布を「ボッテガヴェネタのイントレチャート(革の編み込みデザインの小物)」だと思うらしい。実のところこれは、当たっていたり、はずれていたりする。

 なぜなら、私が持ち歩いている財布は、外見はすべてよく似ているのだが、8分の1の確率でボッテガヴェネタだったり、そうでなかったりするからだ。

 そもそもボッテガヴェネタ風の財布を大量に持つようになったきっかけは、今から5年ほど前、1ドル=79円という超円高だったときにさかのぼる。当時、「たった3万円で買えるから」という理由でボッテガヴェネタの革財布を購入したのだ。

 ボッテガヴェネタの最高級の革財布の感触は、すばらしいものだった。ただ、1つだけ困ったことがあった。私は財布にたくさんのカードを入れて持ち歩く癖がある。最高級の羊革を使った財布は、そのような乱暴な使用法を続けていると、比較的短期間でへたってしまう。

 そうならないためには2週間ぐらい使ったら、その財布を休ませてあげるのがいい。別の財布に中身をすべて移したら、型押しの状態でボッテガヴェネタの財布を保管して、時間をかけて膨らみを元に戻していくのだ。

 ではその間、どのような財布を代わりに使えればいいのか?

ボッテガヴェネタとボッテガヴェネタ風の財布筆者がローテーションで持ち歩くイントレチャートの財布。本物のボッテガヴェネタは一番左のみで、残りの3つは無名の中国製品。
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 実は楽天市場で「革 二つ折りサイフ イントレチャート」という検索キーワードを入れて調べると、ボッテガヴェネタにデザインの良く似た財布がたくさん販売されていることがわかる。品質はピンキリなのだが、試行錯誤でいくつか取り寄せてみると、その中に“ピン”の製品をいくつか発見できる。

 最終的には、ボッテガヴェネタと比肩するぐらいの高級羊革を使い、中国の革工房で製造されたイントレチャートデザインの財布が4000円ぐらいで手に入った。一度それを発見したら、後はそれを大量購入すればよい。

 結局、私はこの4000円のイントレチャートデザインの革財布を7つほど入手して、本物を加えたうえでローテーションしながら使っている。こうすれば黒、濃茶、キャメル、ネイビーなどさまざまな色の財布を、そのときどきに違った気分で楽しむことができる。

 そこで当初の話に戻るのだが、カルティエのメガネをかけた私が支払いのシーンでイントレチャートの財布を取り出すと、まわりの人間は勝手に「鈴木さんの財布はボッテガヴェネタなんだ」と誤認してくれる、ということになる。

 しかも支払いには、今では新規受付が終了してもう手に入らない「リクルートカードプラス」を使うと、カードの色が黒いので「アメックスのブラックカード!(センチュリオン)」だと勝手に勘違いしてくれているかもしれない。

 ヴィトンやシェネルと違って、ボッテガヴェネタの財布は外見のデザイン自体に特徴がある。そのため、よく似たデザインの小物なら、まるでブランド小物を持っているかのごとくふるまえるのだ。

「ラルフローレン」のポロシャツや靴下は、
良く似た商品を身に着けていても気づかれにくい!?

 商品の外見のデザインが類似していても、商標権で守られにくいブランド商品の代表格が「ラルフローレンのポロシャツ」だろう。「ポロ」のロゴが入ったポロシャツのうち、本来「ブランド物」と言えるのは、ラルフローレン社が発売する製品なのだが、これが意匠権でも実に守られにくく、非常によく似た類似品が多数出回ってしまっている。

 そもそもポロシャツ自体が普通名詞化しているので、すべてのファッションメーカーにポロシャツを発売する権利がある。しかも、「ポロ」自体も欧米では、野球やサッカーと同じ普通名詞なので商標権がとれない。

 ブランドとして登録ができるのは、「ポロ」ではなく「ポロ・ラルフローレン」であって、他の会社もポロという名称やポロをプレイする人物や馬の絵柄は自由に使うことができる。

 念のために強調しておくと、私は「ポロ・ラルフローレン」のポロシャツも2着持っている。だが、「人は見た目が9割」の法則の通り、カルティエのベルトやメガネを身に着けていれば、私が他のメーカーのポロを着ているときでも、周囲は私がラルフローレンを身に着けていると誤認するようだ。

キャンドゥで購入した「ポロ・ラルフローレン」風の靴下100円ショップのキャンドゥで購入した「ポロ・ラルフローレン」風の靴下。たった100円ながら、ブランド風小物として通用する逸品だ。
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 シャツではないが、最近、100円ショップのキャンドゥでも同様の法則が当てはまる靴下を発見した。私は足のサイズが28センチと大きく、「大型用」と書いてあるからという理由だけで入手したこの100円の靴下も、ラルフローレンの商品と誤認されてしまうようだ。

 実際のラルフローレンの靴下と違い、ポロではなく、馬に乗ったカウボーイが投げ縄を振り上げているデザインなのだが、少なくとも歩いているときにこのキャンドゥの靴下を見て「それはラルフローレンではないですね!」と指摘するような動体視力に優れた人に出会ったことはない。この靴下、たった100円ではあるものの、ブランド風小物として十分に通用するようだ。

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「ロレックス」風の時計を身につけたいなら、
あえてロレックスにはないデザインの時計を選べ!

 さて、ブランド腕時計の最高峰といえば「ロレックス」。それも「デイトナ」というクロノグラフタイプの腕時計が、男にとってロマンを感じる究極のファッションアイテムと言えるだろう。中でもアイスブルーの文字盤にプラチナを削って造られたケースと金属ベルトのモデルは、その美しさからセレブ心を最高にくすぐる一品だ。

 しかし、ボトルネックがある。なんと価格が690万円もするのだ。69万円の誤植ではなく本当に690万円。だから本物のセレブでないと身に付けることは不可能であろう。

 ところが世の中の腕時計メーカーは、このロレックスのデイトナをかなりリスペクトしているらしく、オマージュ心に満ちた腕時計がいろいろと出回っている。たとえば「テクノス」という老舗腕時計メーカー。以前はスイスのメーカーだったのだが、現在ではいろいろあってブラジルの資本の傘下にあるらしい。実はこのテクノスから、デイトナそっくりなアイスブルーの腕時計が発売されている。

 「じゃあ、それでいこう!」

 というのはやや短絡的だ。実は私も、誘惑に負けてテクノスのアイスブルーを買ってはみたが、プラチナとステンレスは同じ銀色でもかなり見た目が違う。ひとことで言えば「ロレックスではない」と言うことがバレやすい。

ロレックスならぬ「ロースター」の時計ロレックスならぬ「ロースター」の時計。身に着けるときは、利き腕にはめることをおすすめする。
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 そこで反省した私は、ロレックスタイプの時計でも、ロレックスにないデザインの時計を選ぶことにしている。たとえば、ヤフオクで売られている「ロースター(ROOSTER)」という時計がある。これは「デイトナ」と同じアイスブルーの文字盤でも、ケースやベゼルがゴールドというロレックスにはないデザインになっている。しかもベルトは、希少な白い革ベルト。

 だから、本物のセレブでロレックスに詳しい人でも、

 「ひょっとするとロレックスの日本未発売の時計なのだろうか?」

 と考えてしまうような逸品である。

 そんな「ロースター」を手に入れた私だが、実際に身に着けるときは、念のために利き腕である右手にはめることにしている。なぜなら、右手のほうが動きが激しいからだ。私の腕時計に興味を持った相手が覗き込んだとしても、小刻みに動けばロゴが「ロレックス」なのか、それとも「ロースター」なのかは簡単にバレないものである。

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 さて、今回は私が愛用するいくつかのブランド風小物の購入術と活用術を紹介した。あなたもこれらの格安セレブ術を駆使しながら、ブランド風小物を手に入れて、普段のファッションでもセレブっぽさを演出してみてはいかがだろうか。

 ただし、選ぶ商品は「ぱっと見が高級ブランド品と似ているもの」であること。当たり前の話だが、本物と同じロゴを入れた商品や極端にロゴを似せた商品、つまり偽ブランド品を販売するのは違法だ。そんな偽ブランド品を買うのは本物のブランドに対しても非常に失礼な話なので、絶対に買わないようにしよう。