それほどお金を使わず、お得にゴージャスな生活を送るための技術が「格安セレブ術」だ。
さて、最近の私の暮らしは、すっかり「Yahoo!(ヤフー)」に囲い込まれてしまっている。なにしろ「Yahoo!」でお金を使えば使うほど、お金が増える、というか正確に言えばポイントが増える状態になってしまっているからだ。
そんなうまい話など、本当は世の中にないはずなのだが、そうなっているのにはカラクリがある。そこで今回は、「Yahoo!経済圏」のカラクリから、「Yahoo!プレミアム会員」になって使うとかなりお得になる「Yahoo!」のサービスをいくつか紹介しよう。
「Yahoo!マネー」を使うだけでポイントがザクザク!
「ヤフオク!」のシステム利用料も実質ほぼ0円に
まず、「Yahoo!」の中でも利用すると最も得するサービスの1つである「ヤフオク!」から解説を始めたい。
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「Yahoo!」のネットオークションサイトである「ヤフオク!」。「Yahoo!プレミアム会員」(月額462円・税抜)が、この「ヤフオク!」を使って商品を売却すると、本来は落札システム利用料として落札価格の8.64%(税込)を支払うことになる。
ところが、その落札代金を「Yahoo!マネー」で受け取る設定にしておくと、落札価格に対して8%の期間限定のTポイントを受け取ることができる(注:2018年3月31日までは9%還元だったが、4月1日から8%還元に変更され、毎月のポイント付与の上限が2500ポイントになる)。つまり、「Yahoo!マネー」を活用するだけで、「ヤフオク!」を使うなら支払わなければいけなかった利用料が、実質的に「ほぼゼロ」になるのだ。
この8%というのは、意外と大きくて馬鹿にならない。私はそれほど頻繁に「ヤフオク!」に出品するわけではないが、先日、余計に買ってしまったポータブルHDDを出品して、ある方に2万円で落札していただいた。それで受け取った期間限定のTポイントは、1600ポイント(2万円×8%)。豪華なランチ一回分相当のポイントである。
なぜ、今「ヤフオク!」を利用すると、これほど高額のポイント還元を受けられるのか? そこには理由が2つある。
1つは、今、「ヤフオク!」が「メルカリ」と顧客争奪大戦争の真っ最中であることだ。
スマホにフォーカスして、簡単に出品・落札ができるサービスをはじめたフリマアプリ「メルカリ」の急成長は今も続いている。「フリマ」というと、一見オークションとは違うサービスに思えるが、「メルカリ」も「ヤフオク!」のように即決価格で落札できる仕組みになっており、中身はほとんど変わらない。ところが、「メルカリ」のほうが「ヤフオク!」よりも手軽に出品できるということで、急激にユーザー数を増やしてしまった。
「ヤフオク!」としては「メルカリ」に対抗する以上、何らかの策を打たねばならない。そこで今、「ヤフオク!」は出品手数料を0円にし、落札時のシステム利用料も実質的にほぼ0円にするというキャンペーンを行っているのだ。
さらに、「ヤフオク!」を利用すると高いポイント還元が受けられるのには、もう1つ理由がある。「Yahoo!ウォレット」で受け取った「Yahoo!マネー」は、「ヤフオク!」や「Yahoo!ショッピング」で使うことになる。たとえば、私が「ヤフオク!」でHDDを売って受け取った代金を使って、4000円のスマホケースを買ったとしよう。また、代金を「Yahoo!マネー」で支払うことにする。すると、「Yahoo!」は私の取引に関しては、外部に決済手数料を一切支払う必要がなくなる。
これがもし、私が「セゾンカード」のような外部のクレジットカードを使って決済していれば、「Yahoo!ショッピング」はクレジットカード会社に対して手数料を支払う必要がある。その手数料の水準は契約によって異なるが、仮に4%で契約をしていれば、私が4000円の買い物をすると、「Yahoo!ショッピング」は「セゾンカード」に対して160円の手数料を払わなければいけない。
一方で「Yahoo!マネー」で決済をすれば、お金のやりとりは「Yahoo!」が展開するサービス内で完結するため、これまでクレジットカード会社に支払っていた手数料を節約できる。それが、われわれが「Yahoo!マネー」での決済を選ぶと還元率がよくなる、もう1つの理由である。
ちなみにこの「Yahoo!マネー」、「Yahoo!ショッピング」で使うと2%ポイント還元が受けられる(注:2018年3月31日までのキャンペーンでは、なんと5%ポイント還元)。「Yahoo!」としてはこれだけのポイントを還元してでも、「Yahoo!マネー」を使ってもらいたいと考えているのだろう。
このように「サービスの利用者を増やしたい」という明確な理由があって実施されているキャンペーンを上手に利用すれば、格安セレブな生活をさらに充実させられるのだ。
「Yahoo!ダイニング」で予約をするだけで、
『串かつでんがな』の串カツが全品99円で食べられる!
さて、このように「Yahoo!マネー」と期間限定のTポイントに囲い込まれ始めると、いっそのこと全身ずっぽり「Yahoo!」のサービスに浸ってしまったほうがお得だという気分になってくる。
特に、ソフトバンク携帯のユーザーと「Y!mobile(ワイモバイル)」のユーザーは、「Yahoo!プレミアム会員」の特典が使い放題になるので、こうなったらとにかく何でも「Yahoo!」のサービスを使うように心がけるべきだ。
【※関連記事はこちら!】
⇒Yahoo!プレミアム会員の会費が無料になる裏ワザと、ヤフオクの手数料を実質「0円」にする方法を公開! Yahoo!プレミアムのメリット&お得な活用法を伝授!
以前も私の連載記事で紹介したように、「Yahoo!ショッピング」では他の特典やキャンペーンを組み合わせると16%のポイント還元になるので、ライバルの「楽天市場」よりも買い物がずっとお得になる。
【※関連記事はこちら!】
⇒Yahoo!ショッピングなら楽天より楽に20%還元に!「ソフトバンク携帯」+「Yahoo! JAPANカード」で効率よくTポイントを稼いで得する方法を伝授!
そして今、そのほかの「Yahoo!」のサービスを使うことで、さらに驚きの特典を享受できるようになっている。では、「Yahoo!」が今後拡大したいと考えていて、現在、キャンペーンで大盤振る舞いをしている2つのサービスを紹介しよう。
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1つは飲食店の予約サービスである「Yahoo!ダイニング」だ。もともと「Yahoo!ダイニング」を経由して飲食店の予約をすることで、特別料金で食事ができるというサービスなのだが、利用者をさらに増やしたいらしく、「Yahoo!プレミアム会員」限定でさらにお得な料金プランが設定されている。
最近、私が利用したお店のお得なプランを紹介しよう。『串かつでんがな』では、通常だと串かつの価格が種類によって異なっている。たとえば、牛串なら115円(税抜)、帆立は134円(税抜)、エビフライは210円(税抜)といった具合だ。しかし、「Yahoo!ダイニング」経由での利用ならば、串かつの価格が全品99円(税抜)になる(19時までの来店限定)。さらに「Yahoo!プレミアム会員」の場合、そこからさらに20%オフになる。
さらにさらに「Yahoo!プレミアム会員」限定で、2018年3月までは「5のつく日」に予約すると、500ポイント還元というサービスもあった。
私が出かけた『串かつでんがな』では、ふたりで呑んで食べて、支払いが3000円から20%引きの2400円。さらにそこから500ポイント還元と、結局ひとり1000円もかからない計算になった。
『串かつでんがな』の他にも、「Yahoo!プレミアム会員」向けの特別価格を設定しているお店がとにかくたくさんある。まずは一度、「Yahoo!ダイニング」を使ってみてはどうだろうか?
もう1つおすすめのサービスが、電子書籍サイトの「Yahoo!ブックストア」だ。私の場合、期間限定のTポイントを期限前に有効に使おうと利用したのが、「Yahoo!ブックストア」にハマるきっかけだった。他の「Yahoo!」のサービスを利用して付与されたポイントは、すぐに使わないと期限切れになってしまうことも少なくない。そこで、特に数百円分のポイントしかない場合に、「Yahoo!ブックストア」を活用して電子書籍のマンガや雑誌を購入すると、ポイントを無駄なく使い切れるのだ。
そして不定期ではあるが、この「Yahoo!ブックストア」でも大盤振舞いのキャンペーンが行われている。ポイント還元率が通常で20倍になったり、コミックス全巻購入だったら40倍になったりと、書店でコミックスを買うよりもかなりお得に手に入れることができるのだ。そして、これらのキャンペーンでまた期間限定ポイントが貯まってしまい、さらにコミックスを買ってしまうという具合になっているのが私の現状である。
一度囲い込まれてしまうと、無限にお得が続く、「Yahoo!経済圏」の仕組み。どうせ日常的に利用するサービスなのだから、どうせならずっぽり「Yahoo!経済圏」に囲い込まれてしまえばいいと私は思うのだ。
ぜひ、「Yahoo!」をこれまで利用してきた人も、利用してこなかった人も、これを機会に「Yahoo!」のお得なサービスを活用して、ポイントをザクザク貯めてみてはいかがだろうか。
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【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、無条件で「イオン銀行Myステージ」が「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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