クレジットカード活用術
2017年12月27日 菊地祟仁

「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、
年会費無料+還元率1~3%のJCBの入門用カード!
Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目!

 前回は「JCBプラチナ」の紹介をしましたが、今回は同時に発行が始まった「JCB CARD W(ダブル)」と「JCB CARD W plus L(ダブル プラス エル)」を紹介します。

JCB CARD W(ダブル)
還元率 1.0~3.0%
「JCB CARD W(ダブル)」のカードフェイス
発行元 JCB
国際ブランド JCB
年会費 永年無料
家族カード あり(永年無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
QUICPay
「JCB CARD W(ダブル)」の公式サイトはこちら
JCB CARD W plus L(ダブル プラス エル)
還元率 1.0~3.0%
「JCB CARD W plus L」のカードフェイス
発行元 JCB
国際ブランド JCB
年会費 永年無料
家族カード あり(永年無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
QUICPay
「JCB CARD W plus L」の公式サイトはこちら

 「JCB CARD W」「JCB CARD W plus L」と「JCBプラチナ」は、同時に発行が始まったのですが、スペック的には対極にあるようなクレジットカードです。JCBプラチナ」はステータスを重視するクレジットカードで、「JCB CARD W」「JCB CARD W plus L」は年会費無料で還元率を高めたクレジットカードとなります。

 ただし、「JCBプラチナ」も「JCB CARD W」「JCB CARD W plus L」も、すべて「JCBオリジナルシリーズ(JCB ORIGINAL SERIES)」のクレジットカードとなり、「JCBオリジナルシリーズ」のラインナップを増やして、申し込み対象者を増やした形になります。

 「JCBオリジナルシリーズ」の特徴については、前回の「JCBプラチナ」の記事で紹介していますのでそちらをご覧ください。
【※「JCBプラチナ」の関連記事はこちら!】
JCBプラチナは招待不要の申込制プラチナカードで、JCBの最高峰「ザ・クラス」を目指す最短ルートに!USJのラウンジ利用や充実の旅行保険も大きな魅力!

JCBプラチナ
還元率 0.5~2.5%
「JCBプラチナ」のカードフェイス
発行元 JCB
国際ブランド JCB
年会費(税抜) 2万5000円
家族カード(税抜) あり(1人は年会費無料、2人目から年会費3000円)
ポイント付与対象の
電子マネー
QUICPay
「JCBプラチナ」の公式サイトはこちら

 それではいよいよ「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」について紹介します。

「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」の違いは?
「W plus L」には女性向けのデザイン&特典が付帯!

 まず、「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」の違いをはっきりさせましょう。JCB CARD W plus L」の「plus L」の“L”とは、「LINDA」の“L”です。と言っても、ピンとこない人が多いと思いますが、実はJCBには女性向けの「JCB LINDA」というクレジットカードがあります。この「JCB LINDA」には、女性向けの保険「お守リンダ」への加入(別途、月額掛け金が必要)、会員向けプレゼントに応募できるなどの「LINDA特典」があります。この「LINDA特典」の一部が付帯しているのが「JCB CARD W plus Lなのです。
【※「JCB LINDA」の関連記事はこちら!】
⇒「女性向け」特典つきのクレジットカードは得か?「楽天PINKカード」「JCB LINDA」など、女性向けクレジットカードの本当のお得度を解明!

■新しく登場した「JCB CARD W」&「JCB CARD W plus L」と
 既存の「JCB LINDA」のスペックの違いは?
  JCB CARD W JCB CARD W plus L JCB LINDA
 年会費 無料 無料 無料
申込対象者 18歳以上~39歳以下 18歳以上
 カードデザイン 1種類 1種類 8種類
 ポイントプログラム 常にポイント2倍
(JCBオリジナルシリーズ
パートナーでは3~6倍
年間利用額に
応じて
最大3倍
 LINDA
 特典
 プレゼント・
 キャンペーン
 お守リンダ
(保険)
 データ維持料 毎月の
カード利用額が
1万円以下の場合
月額100円(税抜)
 LINDAリーグ

 それ以外のスペック、特典は「JCB CARD W」と同じです。つまり、JCB CARD W」は男性向け、「JCB CARD W plus L」は女性向け、というイメージというわけです。ただし、券面デザインも女性らしい「JCB CARD W plus L」は「JCB LINDA」と同じく男性でも申し込むことができますし、もちろん「JCB CARD W」を女性が申し込むことも可能です。

JCB CARD W(ダブル)
還元率 1.0~3.0%
「JCB CARD W(ダブル)」のカードフェイス
発行元 JCB
国際ブランド JCB
年会費 永年無料
家族カード あり(永年無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
QUICPay
「JCB CARD W(ダブル)」の公式サイトはこちら

「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」は
年会費無料で、ポイントが常に2倍なのが最大のメリット!

 「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」の最大の特徴は、年会費が無料にも関わらず、JCBのポイントプログラム「Oki Dokiポイント」が常に2倍になるという点です。JCBには年会費が無料で「Oki Dokiポイント」が常に2倍になる「JCB EIT」というクレジットカードがありますが、これはリボ払い専用カードとなっています。しかし、「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」はリボ払い専用カードではありません。

 また、「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」は「JCBオリジナルシリーズ」の中の1枚なので、「JCBオリジナルシリーズパートナー」であるセブン-イレブンやAmazonでは還元率2.0%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.0%になります。しかし、「JCB EIT」の場合はスターバックスやセブン-イレブンなどでのポイントアップ特典はありません。

 では、「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」のポイント2倍には、何か特別な条件があるのでしょうか?

 確かに、この2枚には申し込み条件が設定されていますが、対象者は18歳以上~39歳以下となっています。この年齢に当てはまっていなければ「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」に申し込むことができません。つまり、「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」は若い人に絞ったクレジットカードとなります。

JCB CARD W(ダブル)
還元率 1.0~3.0%
「JCB CARD W(ダブル)」のカードフェイス
発行元 JCB
国際ブランド JCB
年会費 永年無料
家族カード あり(永年無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
QUICPay
「JCB CARD W(ダブル)」の公式サイトはこちら

 しかし、若い人を対象にしたクレジットカードとして、JCBには29歳まで申し込める「JCB CARD EXTAGE」というカードがあります。この「JCB CARD EXTAGE」と「JCB CARD W」「JCB CARD W plus L」では、いったい何が違うのでしょうか?

「JCB CARD W」と「JCB CARD EXTAGE」の違いは?
「JCB CARD W」は39歳までに入会すれば何歳でも利用可能!

 「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」の対象者は18~39歳まで、一方「JCB CARD EXTAGE」は18~29歳まで申し込みが可能です。どちらのカードも年会費は無料で、「JCBオリジナルシリーズ」のクレジットカードとなります。

■「JCB CARD W」「JCB CARD EXTAGE」「JCB一般カード」を比較!
  JCB CARD W
JCB CARD W plus L
JCB CARD EXTAGE JCB一般カード
 年会費
(税抜)
 本会員 無料 無料 初年度無料、
2年目以降
1250円
(2年目以降も
条件次第で無料)
 家族会員 無料 無料 400円
(本会員が
年会費無料の
場合は無料)
 申込対象者 18歳以上~39歳以下 18歳以上~29歳以下 18歳以上
 更新時の処理 更新時に
40歳以上でも
更新可能
更新時に
30歳以上の場合は
JCB一般カードに
切り替え
 ポイント  国内 2倍
還元率1.0%
1.5倍
(還元率0.75%)
1倍
(還元率0.5%)
 海外 2倍
(還元率1.0%)
2倍
(還元率1.0%)
2倍
(還元率1.0%)

 しかし、貯まるポイントは「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」はいつでも2倍ですが、「JCB CARD EXTAGE」は入会3カ月間が3倍、4カ月以降は1.5倍、海外利用で2倍です。もちろん、どちらも「JCBオリジナルシリーズ」のため、スターバックスやセブン-イレブン、Amazonなどで利用するとボーナスポイントが獲得できます。

JCB CARD W」「JCB CARD W plus L」と「JCB CARD EXTAGE」で異なるのは、対象年齢が過ぎた場合の対応です。

 「JCB CARD EXTAGE」の場合は、カード更新時に30歳以上になった場合は「JCB一般カード」に切り替わります。「JCB一般カード」は、年会費は初年度無料ですが、2年目以降は1250円(税抜)が必要となります。ウェブ明細の「My Jチェック」に登録して、年間利用額が50万円以上のショッピング利用があれば2年目以降も無料となりますが、年会費が無料になる条件は「JCB CARD EXTAGE」よりも厳しくなります。

 一方、JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」の場合、カード更新時に40歳を超えていても、「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」をそのまま更新することができます。つまり、18~39歳の間に「JCB CARD W」「JCB CARD W plus L」を保有してしまえば、その後はカードを解約・退会しない限り、ずっと年会費無料でポイントが2倍になる「JCB CARD W」「JCB CARD W plus L」を使い続けることができる、というわけです。

JCB CARD W(ダブル)
還元率 1.0~3.0%
「JCB CARD W(ダブル)」のカードフェイス
発行元 JCB
国際ブランド JCB
年会費 永年無料
家族カード あり(永年無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
QUICPay
「JCB CARD W(ダブル)」の公式サイトはこちら

20代でゴールドカードが欲しいなら「JCB CARD EXTAGE」、
それ以外は「JCB CARD W」がメリット大!

 カード加入は39歳までOK、更新時に40歳を超えていても更新できる「JCB CARD W」「JCB CARD W plus L」が登場した今、「JCB CARD EXTAGE」を使うメリットはあるのでしょうか?

 まず、JCBの「EXTAGE」は10代と20代限定のカードとなっていますが、「JCB CARD EXTAGE」のほか、ゴールドカードの「JCB GOLD EXTAGE」も選ぶことができます。しかし、「JCB CARD W」「JCB CARD W plus L」からゴールドカードに変更する場合は、「JCBオリジナルシリーズ」の「JCBゴールド」に変更するしか方法はありません。「JCB GOLD EXTAGE」は「JCBゴールド」よりも若い人向けのゴールドカードなので、年会費が3000円(税抜)と安いなどのメリットがあります。
【※「JCBゴールド」の関連記事はこちら!】
「JCBゴールド」は初めてのゴールドカードに最適!空港ラウンジや旅行保険などの特典を使い倒して、JCB最高峰カードのインビテーション取得を目指せ!

 また、「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」は、すべてオンラインでの処理となります。申し込みもウェブ限定で、ウェブ明細の「My Jチェック」への登録が必須、引き落とし口座に設定する銀行の登録までオンラインとなります。オンラインで引き落とし口座に登録できる銀行口座は73行と多いですが、掲載されていない銀行口座しか保有していない場合は「JCB CARD W」「JCB CARD W plus L」に申し込むことができません。

 つまり、「JCB CARD EXTAGE」は若いうちに年会費が安いゴールドカードを保有したい人や、オンラインで引き落とし口座に指定できない銀行の口座しか保有していない人に向いていると言えますが、それ以外の人にとっては、今回新しく誕生した「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」のほうがメリットは大きいと言えるのではないでしょうか。

JCB CARD W(ダブル)
還元率 1.0~3.0%
「JCB CARD W(ダブル)」のカードフェイス
発行元 JCB
国際ブランド JCB
年会費 永年無料
家族カード あり(永年無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
QUICPay
「JCB CARD W(ダブル)」の公式サイトはこちら

JCBの最高峰「JCBザ・クラス」を目指すなら「JCBプラチナ」、
ステータスを求めない場合は「JCB CARD W」がおすすめ!

 「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」、さらに「JCBプラチナ」が登場したことにより、「JCBオリジナルシリーズ」でどのカードを選択するのが有利なのか、という判断が難しくなりました。
【※「JCBオリジナルシリーズ」の関連記事はこちら!】
クレジットカードは還元率だけで選ぶな!(前編)プラチナやブラックなどのハイクラスカードを目指す近道は「育成型クレジットカード」の活用にあり!

 「JCBオリジナルシリーズ」のどのカードを選ぶのか、その基準としては将来的にJCBの最高峰カードである「JCBザ・クラス」を目指すかどうかで考えるといいでしょう。JCBザ・クラス」を目指すのであれば、最短でインビテーションをもらえる「JCBプラチナ」を申し込んで使い続けるのが最適です。ただし、「JCBプラチナ」の加入には25歳以上という年齢条件があるので注意してください。

JCBプラチナ
還元率 0.5~2.5%
「JCBプラチナ」のカードフェイス
発行元 JCB
国際ブランド JCB
年会費(税抜) 2万5000円
家族カード(税抜) あり(1人は年会費無料、2人目から年会費3000円)
ポイント付与対象の
電子マネー
QUICPay
「JCBプラチナ」の公式サイトはこちら

 特にステータスは気にせず、「JCBザ・クラス」を目指すこともない場合、39歳以下であれば「JCB CARD W」または「JCB CARD W plus L」がおすすめです。「JCB CARD W」または「JCB CARD W plus L」であれば解約・退会しない限り、40歳以上になっても年会費無料で保有し続けることができます。

JCB CARD W(ダブル)
還元率 1.0~3.0%
「JCB CARD W(ダブル)」のカードフェイス
発行元 JCB
国際ブランド JCB
年会費 永年無料
家族カード あり(永年無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
QUICPay
「JCB CARD W(ダブル)」の公式サイトはこちら

 40歳以上でステータスを考えていない、ステータスよりもお得さを追求する場合は「JCBオリジナルシリーズ」の中で考えるよりも、年会費無料で還元率が高く、ポイントが使いやすいクレジットカードを選んだほうがいいでしょう。「楽天カード」や「Yahoo! JAPANカード」「リクルートカード」「Amazon Mastercard」「P-oneカード<Standard>」「Orico Card THE POINT」「Booking.comカード」「インヴァストカード」など年会費(実質)無料で、還元率1%以上、ポイントの使い勝手もいいという条件に合うカードになります。

 ここまで紹介してきたように、今年10月、JCBが「JCBオリジナルシリーズ」として新たに発行を開始したJCBプラチナ」はJCBの最高峰「JCBザ・クラス」を最短で狙えるハイクラスなプラチナカードで、同時に発行を開始したJCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」は年会費無料で高還元なエントリーカードとなっています。どちらもそれぞれ異なるメリットがある魅力的なクレジットカードなので、今後、クレジットカードを変更、新たに入会する際には、十分に検討に値するクレジットカードと言えるでしょう。

JCB CARD W(ダブル)
還元率 1.0~3.0%
「JCB CARD W(ダブル)」のカードフェイス
発行元 JCB
国際ブランド JCB
年会費 永年無料
家族カード あり(永年無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
QUICPay
「JCB CARD W(ダブル)」の公式サイトはこちら
JCB CARD W plus L(ダブル プラス エル)
還元率 1.0~3.0%
「JCB CARD W plus L」のカードフェイス
発行元 JCB
国際ブランド JCB
年会費 永年無料
家族カード あり(永年無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
QUICPay
「JCB CARD W plus L」の公式サイトはこちら