原宿投資研究所
【第9回】 2012年6月1日 鮎川 健

株価2倍3倍は単なる通過点か!?
さいか屋(8254)の復活劇を注視せよ!

事業再生ADRを経た地元密着型百貨店が超割安で放置

財務状態はまだまだ改善の余地あり

 最後に投資リスク。さいか屋は取引金融機関の債権放棄により、債務超過こそ解消ずみ。しかし、財務体質はお世辞にも良好とは言えない。12年2月期の自己資本比率は10.5%でしかない。もっとも、11年2月期には7.2%だったのですから、改善してはいるのだが。

 とはいえ、株の初心者の皆さんは見学だけにしておいたほうが無難……といえるかもしれない。くれぐれも投資は自己責任で!

本稿の執筆者:研究員No.4
<日本海の荒波が育てた低位株王>鮎川健さん

個人投資家歴13年、妻子持ちのアラフォー・リーマン。独自の銘柄研究の末、低位株に特化した投資スタンスを確立。 10倍に上がる株(テンバガー)を3回ものにしたばかりか、なんと20倍株をもゲットしてフェラーリもマイホームもキャッシュで購入した(!)、まさに低位株の王様。 「ダイヤモンドZAi」の連載記事では小倉優子の先生を務め、実際に身銭を切って仕込んだ低位株を見事利食い、成功へと導く。数多くのマネー雑誌にも登場、実際に株価数倍の暴騰を遂げた注目銘柄は数知れず。「個人投資家が見習うべきは、バフェットよりこの人!」「低位株の神様」と評される。著書に『テンバガーを探せ!  10倍儲かる低位株投資術』(ダイヤモンド社)