投資信託おすすめ比較[2022年]
2019年3月10日 ザイ・オンライン編集部

「じぶん年金」をつくる際の商品選びのポイントは?
高配当株やJリート、毎月分配型投資信託のメリットや
デメリット、投資するうえでの注意点をプロが解説!

「じぶん年金」で公的年金の不足分を補うなら、金融商品の選び方に注意しよう!「じぶん年金」を上手につくる金融商品の選び方のポイントを解説!

ダイヤモンド・ザイの特集「自分でつくる年金マニュアル!」では、リタイア後も生活水準を維持するために、あの手この手で定期収入を得る方法を紹介! 高利回り商品の買い方や、「じぶん年金」づくりに成功した30~50代の4人の実践ワザを紹介している。

ここでは「じぶん年金」づくりに役立つ「高配当株」「Jリート」「インフラファンド」「毎月分配型投資信託」を選ぶ際、注意すべきことを紹介するので、参考にしてみてほしい。

「高配当株」で「じぶん年金」をつくるポイントは?
買い方次第では毎月配当金を受け取ることも可能!

高配当株は株価の下落に注意!

 リタイア後に公的年金以外の収入を確保したければ、「じぶん年金」を検討するといいだろう。たとえば、定期的に配当収入が入るように、株や投資信託を買っておくのも一案だ。

 そんなときに選択肢となってくるのが、「高配当株」「Jリート」「インフラファンド」「毎月分配型投資信託」といったところ。そこで、今回はこれらの金融商品に投資するにあたって、注意すべきことを紹介したい。

 まず、「高配当株」への投資で気をつけなければいけないのは、株価の大幅な下落だ。いくら高利回りでも、資産が大幅に目減りしては意味がない。

 「選ぶなら、業績が安定していて世界の景気に左右されない内需系の銘柄がいいでしょう。業績悪化で、受け取る配当が減ってしまうのは避けたい。買った後も四半期決算で業績の推移や、配当政策などを確認し、減配の危険があれば他の高配当株に乗り換えましょう」(深野さん)

 また、買うタイミングにも十分に注意しよう。高値で買うと利回りが低くなるため、過去のチャートなどをチェックして安値圏で買うこと。相場急落時に理由もなく売られたときや、権利確定後に下落したときなどもチャンスだ。

 そして、一度に投資せず5年間かけて買い集めるつもりで、少しずつ買うことも重要。また、1銘柄の株価が急落しても補えるように、複数の銘柄に分散することも心掛けたい。違う決算月の銘柄に分散すれば、上の図のように毎月配当金を受け取ることもできる。

 「安値で買ったら、毎日の株価の動向にはあまり一喜一憂しないこと。決算時だけチェックして、あとはほったらかしで配当金を受け取りましょう」(深野さん)
【※関連記事はこちら!】
⇒増配株は「元本が増える銀行預金」「部屋数が増えるアパート」のようなもの! 追加投資をしなくても配当が増え、価値も上がる「増配株」のスゴさとは?

 ■各月決算の「高配当株」12銘柄に投資するなら?
権利確定月 配当利回り 最低購入額 最新の株価
◆スズデン(7480)
3月 7.70% 約16万円
最新の株価情報はこちら(楽天証券ページへ遷移します)
◆日本ハウスHD(1873)
4月 4.52% 約4万円
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◆タマホーム(1419)
5月 4.15% 約12万円
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◆GMOフィナンシャルHD(7177)
6月 5.51% 約6万円
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◆積水ハウス(1928)
7月 4.84% 約16万円
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◆ジー・スリーホールディングス(3647)
8月 4.55% 約1万円
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権利確定月 配当利回り 最低購入額 最新の株価
◆ディア・ライフ(3245)
9月 4.41% 約5万円
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◆エイケン工業(7265)
10月 4.20% 約24万円
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◆サムティ(3244)
11月 4.96% 約15万円
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◆ムゲンエステート(3299)
12月 5.08% 約6万円
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◆OSGコーポレーション(6757)
1月 4.25% 約7万円
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◆ナルミヤ・インターナショナル(9275)
2月 6.29% 約13万円
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 ※株価や利回りなどのデータは2019年2月5日時点。

「Jリート」は少額で大家さんになれて、期待利回り4%!
決算期がばらけているため”毎月分配”を実現しやすい!

 続いては、「じぶん年金」づくりとして「Jリート」や「インフラファンド」に投資する際の注意点を紹介しよう。

 「Jリート」は、オフィスビルや住宅などの不動産に投資し、その家賃収入が分配金として投資家に配分される仕組みだ。株と同じように市場に上場し、数万~数十万円で投資できる。少額で「大家さん」になれるのがメリットだ。家賃収入が分配の原資なので、株よりも安定的な利回りが期待できるのも魅力だ。

 2019年2月現在上場している銘柄は61銘柄で、平均利回りは約4%と高い。ただ、銘柄間の利回り格差は大きくなりつつある。分配金利回りが3%台でも価格が安定している銘柄がある一方で、価格の変動が大きいが分配金利回り6%台の銘柄もある。

 「決算月が2、3、12月に偏っている株と比較して、Jリートは決算月がばらけています。うまく組み合わせることで、毎月のように収入を得ることができます。安定的に分配を受け取るために、業種を分散して保有をしましょう」(深野さん)
【※関連記事はこちら!】
⇒「Jリート」の6銘柄で、利回り4%超+毎月分配金がもらえるベストな組み合わせを伝授! 投資額120万~180万円で「Jリート」の毎月分配型ファンドを作ろう

 ■決算月の異なる「Jリート」6銘柄に投資するなら?
決算期 分配金利回り 最低購入額 最新の株価
◆産業ファンド(3249)
1月/7月 4.60% 約12万円
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◆Oneリート(3290)
2月/8月 4.88% 約28万円
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◆日本賃貸住宅(8986)
3月/9月 4.60% 約8万円
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◆星野リゾート・リート(3287)
4月/10月 4.79% 約54万円
最新の株価情報はこちら(楽天証券ページへ遷移します)
◆大江戸温泉リート(3472)
5月/11月 5.84% 約8万円
最新の株価情報はこちら(楽天証券ページへ遷移します)
◆CREロジスティクスファンド(3487)
6月/12月 5.65% 約10万円
最新の株価情報はこちら(楽天証券ページへ遷移します)
 ※株価や利回りなどのデータは2019年2月5日時点。

 また、太陽光発電所に投資する「インフラファンド」にも注目だ。

 「投資する太陽光発電所は、過去の高い売電契約(固定買取り)なので、当面は安定配当が期待できるでしょう」(深野さん)

 現在、上場しているのは「タカラレーベン・インフラ投資法人(9281)」「いちごグリーンインフラ投資法人(9282)」「日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)」「カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)」「東京インフラ・エネルギー投資法人(9285)」「エネクス・インフラ投資法人(9286)」の6銘柄で、いずれも5~6%の高利回りだ。投資判断などの詳細はダイヤモンド・ザイ4月号で紹介しているので、併せてチェックを!
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⇒インフラファンドのメリット・デメリットを解説! 「J-REIT」と比較しても、「インフラファンド」には高利回り+安定度、不況に強いなど、メリット多数!

「毎月分配型投資信託」は悪い商品ばかりではない!
受取った分配金を加えた「トータルリターン」で判断を

 最後に取り上げるのは、毎月分配金が受け取れて、かつては大人気だった「毎月分配型投資信託」だ。最近は資金流出が続いている「毎月分配型投資信託」だが、選び方を間違えなければ、安定的に分配金を受け取れる。

 まず、投資対象の利回り以上の分配金を出している投資信託には要注意。相場の悪化時に元本を取り崩しながらの分配金になる可能性が高いからだ。投資対象の利回りの範囲内で分配金を出す投資信託が安心だ。

 「基準価額が下がったとしても、これまで受け取った分配金合計を加味したトータルリターンで考えましょう」(深野さん)

 まずは投資対象のリスクや利回りの特徴を知って欲張らないこと。利回りが高い投資信託は、リスクも高いと考えよう。なお、ダイヤモンド・ザイ4月号では人気の「毎月分配型投資信託」100本の本当の利回りを分析しているほか、月々連載で最新の利回りを掲載しているので、参考になるはずだ。
【※関連記事はこちら!】
⇒iDeCo(個人型確定拠出型年金)の金融機関を比較!口座管理手数料や投資信託の取扱数などで比較した、iDeCo口座を開設できる、証券会社・銀行を紹介!

「じぶん年金づくり」の体験談・成功談は、
ダイヤモンド・ザイ4月号でチェック!

ダイヤモンド・ザイ4月号

 今回は、「じぶん年金」づくりにあたって欠かせない、金融商品選びの注意点を紹介した。ダイヤモンド・ザイ4月号では、すでに「じぶん年金」づくりを実践している人の体験談・成功談も紹介しているので、併せてチェックしてみてほしい!

 ダイヤモンド・ザイ4月号には、ほかにも注目の特集が盛りだくさん! 大特集は「高配当株の儲け方」。配当利回り4%以上の全221銘柄の投資判断を公開しているほか、「とにかく高い配当収入にこだわる」「配当を取りつつ値上がり益を狙う」「米国高配当株で配当&値上がり益をとる」「Jリートで4%以上の家賃収入を狙う」といった高配当株の4つの勝ちワザも紹介している。

 それ以外にも、「第3四半期決算でわかった本命株16」「フリマアプリでお小遣い稼ぎ!」「毎月分配型投信100本の本当の利回り」など、お得な情報がぎっしり!

 別冊付録「消費増税から生活を守る、株主優待123銘柄」では、消費税の増税分だけ株主優待の内容が割増になる銘柄や、増税に負けない高利回りの株主優待株をドーンと紹介。「外食」や「日用品」など、株主優待品のカテゴリー別にも注目銘柄を紹介しているので、消費税が増税されても、お得に食事や買い物をしたい人なら必見だ。

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