「つみたてNISA(積立型の少額投資非課税制度)」がスタートして10カ月がたちました。しかし、「つみたてNISA」に関心があっても、最初の一歩がいまだに踏み出せないという人も多いようです。今回は、そうした人たちからよく聞く、「つみたてNISA」を始める前に抱きやすい疑問や不安について、まとめてお答えしましょう。
【※2024年からの新NISAに関する解説はこちら!】
⇒「新NISA」の取扱商品や売買手数料を徹底比較!2024年にスタートする新制度への対応状況を解説
疑問①
損をするのが怖くて投資を始められません。
「つみたてNISA」で絶対に損をしない投資はできますか?
残念ながら投資に「絶対」はありません。また「つみたてNISA」には、元本保証の商品もありません。しかし、「つみたてNISA」なら、損をする確率を減らすことは可能です。
積立投資を長く続ければ、一時的に損失が出ても、いずれプラスに転じる可能性が高くなります。「つみたてNISA」の非課税投資期間は最長で20年間もありますから、時間を味方につけて、運用成績がプラスになるまで積立投資を続ければいいのです。
また「つみたてNISA」は、たとえば毎月1万円など、一定額の投資信託(またはETF)を買い付ける仕組みなので、投資信託の価格(基準価額)が高いときは少なく、価格が安いときには多く買うことになります。結果として、平均取得価格を抑える、つまり安く買える効果が期待できます。これも、損をしにくくなることにつながります。
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⇒つみたてNISAが投資の初心者におすすめな理由とは? 積み立て投資だから簡単で損しにくく、対象商品は低コスト&売買手数料無料、そのうえ節税もできる!
さらに、株式や債券に分散投資するバランス型の投資信託を選べば、株式100%の投資信託よりもリスクを抑えることができます。バランス型の中でも債券の割合が高いほど、リスクは小さくなります(ただしそのぶんリターンも低くなります。疑問③も参照)。
疑問②
「つみたてNISA」を始める金融機関で迷っています。
口座を作る金融機関はどこがベストでしょうか?
金融機関選びで迷ってしまい、「つみたてNISA」を始められない人は少なくないようです。通常、投資商品を購入する金融機関選びのポイントは、(1)コスト、(2)取扱商品、(3)使い勝手、の主に3つです。しかし、「つみたてNISA」では、事情が異なる面もあります。1つずつ見ていきましょう。
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⇒つみたてNISA(積立NISA)を始めるなら、おすすめの証券会社はココだ!手数料や投資信託の取扱数などで比較した「つみたてNISA」のおすすめ証券会社とは?
(1)コスト→口座管理料などの手数料はどこでも無料で同じ!
一般的には、ネット専業証券のほうが、銀行や対面型証券会社よりも各種手数料が安くなっています。しかし、「つみたてNISA」の場合は制度上、取扱商品の売買手数料はいずれも無料で、口座管理料もかかりません。したがって、コスト面では金融機関による差はまったくありません。
ただしSBI証券や楽天証券などの一部ネット証券では、投資信託の保有残高や購入金額に応じてポイントが貯まるサービスもあるので、“お得度”を重視したい人はチェックしてみてもいいかもしれません(※金融機関により「つみたてNISA」は対象外、一部投資信託は対象外の場合があります)。
(2)取扱商品→ネット証券は品揃えが豊富、対面型証券や銀行は少なくて選びやすい
「つみたてNISA」対象の投資信託の取扱本数は、ネット証券のほうが多くなっています。ネット証券大手と言われるSBI証券、楽天証券、松井証券、カブドットコム証券、マネックス証券は、いずれも130本以上の商品ラインナップがあります。それに対して、銀行や大手の対面型証券は、3~10本程度と取扱本数が非常に絞られている場合がほとんどです。多くの商品の中から選びたい場合は、ネット証券で口座を開いたほうがいいでしょう。なお、ネット証券大手5社のあいだでは、「つみたてNISA」の商品ラインナップの内容に大きな差はありません。
一方で、「つみたてNISA」で初めて投資をするという人であれば、銀行や対面型証券会社のほうが、商品が絞られている分、迷わずに選べるとも言えます。取扱本数が少なくても、投資の基本となる国内型と海外型のインデックス型投資信託、そしてバランス型の投資信託がそれぞれ1本ずつはあるはずなので、最低限の選択は可能です。
(3)使い勝手→自動積立なのでどこでも大差なし
「つみたてNISA」は、一度設定してしまえば、あとは自動的に積立投資が行われます。積立日や積立頻度の設定の自由度などで多少の差はあるものの、どの金融機関で口座を開設しても使い勝手は大きくは変わらないと言えます。ただ、給与振込などで日頃から使っている銀行なら、給与振込口座をそのまま「つみたてNISA」の引き落とし口座に指定できるため、投資初心者にとってはスタートのハードルが低くなるかもしれません。
つまり結論としては、手数料や使い勝手はどこで口座を開いてもそれほど差はないので、取扱商品で考えればいいでしょう。「自分で商品を選びたいなら、品揃えが豊富な大手ネット証券」「商品選びで迷うなら、本数が絞られた銀行や対面型証券」というのが、一つの考え方です。
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⇒「つみたてNISA」の金融機関の選び方を解説!手数料、取扱商品の数、引き落とし方法で比較した投資初心者と経験者で異なる選び方のポイントとは?
疑問③
どの投資信託を買えばいいのかわからないので
「つみたてNISA」を始められません!
「つみたてNISA」で買えるのは、国内・海外の株式に投資する投資信託(およびETF)か、バランス型の投資信託ですが、「世界の株式に分散投資するインデックス型投資信託」を選ぶのが最もいいと思います。
「つみたてNISA」のそもそもの趣旨は、「世界経済の成長の果実を取って資産を形成する」ということです。日本人だと、どうしても日本株になじみを感じますが、日本の経済成長率は世界と比べて低いのが現実です。国内株型の投資信託だけでは、資産を増やしていくという点で海外株型に負けてしまうのです。
また、「インデックス型」と「アクティブ型」を比較すると、運用コストが安くて内容がわかりやすい「インデックス型」がおすすめです。現状の「つみたてNISA」の対象商品(アクティブ型は2018年10月12日時点で17本)で見れば、アクティブ型をあえて選ぶ必要はないと考えます。
海外株のインデックス型投資信託のなかでも、全世界の株式に投資する タイプ、もしくは先進国の株式に投資するタイプを選びましょう。前者は新興国の株式も含むため、リスクが少し高くなる代わりにより高いリターンが期待できます。「全世界株型」のほうがおすすめですが、扱っている金融機関が一部のネット証券に限られるので、取扱がなければ「先進国株型」でもかまいません。
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⇒「つみたてNISA」では、日本株より海外株をメインに積み立てるべき! 経済成長率が日本の約3倍もある「海外株」の投信で、老後資産の大きな成長を狙え!
また、リスクを抑えたい場合は、株式や債券を組み合わせて分散投資する「バランス型」を選ぶといいでしょう。「つみたてNISA」では2資産分散から8資産分散まで、さまざまなバランス型投資信託がありますが、国内外の株と債券に分散投資する4資産型、あるいは新興国も加えた6資産型で十分です。同じ4資産型でも、資産の組み合わせ比率でリスクとリターンの水準が違うため、自分に合ったタイプを選ぶのが大切です。ただし、銀行や対面型証券では、バランス型は1タイプ1本しか扱っていないこともあるので、口座開設の前に確認しておきましょう。
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⇒つみたてNISAでおすすめの「バランス型投信」を紹介! 分散投資が目的のバランス型投信を選ぶなら国内外の株式と債券に投資する「4指数」で十分!
疑問④
相場が高値圏のときに「つみたてNISA」を始めると不利では!?
どうせなら株価が下がったときを狙って始めたいのですが……
理屈から言えば、確かに株価が大きく下がったタイミングで投資をすれば、儲かる確率は高くなります。しかし、相場がいつ下がるのかは誰にもわかりません。また、リーマンショックやチャイナショックのような大幅な株安が起きるときには、どこまで下がるのかを判断するのは難しいものです。
だからこそ、株価が高いときも安いときも関係なくコツコツ買い続ける、「つみたてNISA」を利用する意味があると言えます。そもそも「つみたてNISA」は、積立投資しかできないため、市場全体が安くなったときにドンとまとめて買う「スポット買い」はできません。
疑問①でも説明したように、投信積立は毎月一定額を買うことで平均的に安く買える仕組みですから、市場の動向を見て「始め時」を考える必要はないのです。株価が下がるのを待っていないで、一刻も早く始めたほうがいいでしょう。結局はそれが、資産を増やす早道になります。
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⇒「つみたてNISA」で月末・月初に積み立てると不利になる!? 積立投資を実行する「積立日」の選び方や、「毎月」「毎週」「毎日」など頻度の決め方を解説!
疑問⑤
「つみたてNISA」より「iDeCo」のほうが節税メリットは大きい
と聞きましたが、「つみたてNISA」を選ぶ意味はあるのですか?
「節税メリット」という意味では、確かに「iDeCo」のほうが“お得”です。「つみたてNISA」も「iDeCo」も運用益が全額非課税という点は共通ですが、「iDeCo」の場合はそれに加えて、掛金が全額所得控除になるという“入口”段階での節税、お金を引き出すときには「公的年金等控除」「退職所得控除」が使えるという“出口”での節税の効果も得られるからです。
ただし、節税効果が大きいから「iDeCo」のほうがいい、という“お得感”だけで決めてはいけません。「iDeCo」はあくまで老後資金作りを目的とした制度なので、60歳までは積み立てた資金を一切引き出すことができません。逆に言うと、“老後資金作りにしか”向かないのです。一方、「つみたてNISA」なら、いつでも必要な時期に売却してお金を引き出すことができます。
たとえば、60歳より前のライフイベントのために資金準備がしたい、あるいは現時点ではいつ何にお金が必要なのかわからないという場合は、「つみたてNISA」を選んだほうが使い勝手がいいでしょう。もちろん、老後資金を作りたいという目的が明確なら「iDeCo」のほうが有利です。節税効果だけに目を奪われるのではなく、まずは資金運用の目的を明確にした上で、どちらがいいのか考えてみましょう。
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⇒「つみたてNISA」VS「iDeCo」の最終結論とは? iDeCoの「掛金が全額所得控除」の利点に捉われず、将来の「不確定要素の多さ」にも注意して決めよう!
疑問⑥
現在すでに「iDeCo」を利用中です。「iDeCo」の掛金を減額して
「つみたてNISA」も始めたほうがいいでしょうか?
これも、疑問⑤と考え方は同じです。「何よりも老後資金をしっかり準備することを優先したい」と考えるのであれば「iDeCo」を減額する必要はありませんし、「老後資金だけでなく、その前に来るライフイベントの資金も準備したい」という場合は、「iDeCo」を減額して「つみたてNISA」を併用するのも一つの方法です。
すでに説明したように、「iDeCo」は60歳までお金を引き出せないのがネックです。そこで、「iDeCo」と「つみたてNISA」の両方を利用すれば、老後資金を作りつつ、万が一のときのための資金の流動性を確保することができます。
積立投資を行う目的と、資金の利用時期(60歳まで引き出せなくてもいいか)をよく考えた上で、「iDeCo」1本でいくのか「つみたてNISA」と併用するのかを決めましょう。また、資金準備の方法は「iDeCo」と「つみたてNISA」だけではありません。たとえば、すでに課税口座での投信積立や積立貯蓄をしている人もいるはずです。“基本”として、まずは預貯金をしっかり確保することも大切です。そうしたものもすべて併せた自分の資産内容と、いつどんな資金が必要になるかを、まずは一度よく見直してみるといいでしょう。
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⇒「つみたてNISA」で準備していいのは「教育資金」、ダメなのは「住宅資金」! 何かとお金が必要な30代・40代の「つみたてNISA」の上手な活用方法を解説!
疑問⑦
従来の「NISA」を現在すでに利用中です。
「つみたてNISA」に移行したほうがいいですか?
従来の「NISA(少額投資非課税制度)」は、非課税投資枠が年額120万円と、「つみたてNISA」の年額40万円と比べて大きい一方、投資できる期間は5年間で、「つみたてNISA」の最長20年間より大幅に短くなっています。このため、トータルの非課税投資枠は「NISA」が600万円、「つみたてNISA」が800万円と、「つみたてNISA」のほうが大きくなります。つまり、非課税で投資できる額で考えれば、「つみたてNISA」に乗り換えたほうが有利と言えます。
ただし「つみたてNISA」では、金融庁が定める一定の条件を満たした投資信託・ETF以外には投資できません。低コストで長期の積立投資に向く商品に絞り込まれているので、その面ではメリットと言えますが、個別株や、債券・リート型の投資信託など「つみたてNISA」で買えない商品に投資したい場合には、幅広い商品に対応する「NISA」を選んだほうがいいでしょう。
従来の「NISA」で投資できる期間は前述のとおり5年間ですが、実は法改正がなければ2023年で投資可能期間が終了します。「NISA」では、運用期間をさらに5年間延長する「ロールオーバー」の仕組みがありますが、これが使えるのは、2018年までに投資した分のみです。 そこで、現在すでに「NISA」で投資しているのであればまずはその利用を続け、「NISA」が終了してから「つみたてNISA」を始めるという形でもいいかもしれません。
なお、「NISA」から「つみたてNISA」に移行しても、「NISA」で購入した資産は非課税期間の5年間はそのまま非課税で保有できるので、あわてて売却する必要はありません。
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⇒「つみたてNISA」と従来の「NISA」、迷ったときはどちらを選ぶべき? 併用できない2つのNISAの違いと適切な「つみたてNISA」への移行のタイミングは?
疑問⑧
貯金ゼロですが、「つみたてNISA」をやってみたい!
毎月1000円など、少額で練習がてら始めてもよいでしょうか?
ズバリ言いますが、絶対にダメです。貯金ゼロで投資を始めるべきではありません。
現預金がない状態で「つみたてNISA」をスタートすると、何か突発的なことが起きて急にお金が必要になった場合、途中で売却して現金を作らなければなりません。それが、相場環境のよくない時期であれば、損失を被る可能性もあります。相場がいい時期に売却して利益を得るためにも、「つみたてNISA」を含むすべての投資は、現預金をしっかり確保した状態で始めることが重要です。
「つみたてNISA」は金融機関によっては毎月100円から積立投資ができますが、100円でも1000円でも、預貯金ゼロの人はやるべきではありません。投資の“基本”、“心構え”としての問題です。
そもそも月1000円程度ではうまくいっても大した利益になりませんし、「つみたてNISA」のような積立投資では「練習」は特に不要だと私は考えます。たとえば、個別株のように自分でタイミングを見ながら買ったり売ったりする商品であれば、「練習」も必要かもしれません。最初のうちは、売買でドキドキするという話はよく聞きます。一方、投信積立は一度設定したらあとは自動的に積立投資が行われるので、特に練習して慣れる必要もないのです。
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⇒つみたてNISAに向いている人、向いていない人は? 「iDeCo」より「つみたてNISA」を活用すべき人と、「つみたてNISA」を絶対に使ってはいけない人とは?
いつでもやめられるのも「つみたてNISA」のメリット!
悩みすぎずにまずは積立投資を始めることが重要
「つみたてNISA」は、初心者でも無理のない形で、非課税メリットを得ながらお得に積立投資ができる仕組みです。また、いつでも自由に解約することもできます。これまで投資をしたことのない人が不安や疑問を感じるのは仕方のないところですが、“案ずるより産むがやすし”です。関心があって、ある程度の現預金を蓄えることができているのであれば、今すぐ「つみたてNISA」を始めることをおすすめします。
次回は、すでに「つみたてNISA」を始めている人の「こんなはずじゃなかった」「こんなときどうすればいいの?」という不安や疑問にお答えしていきます。
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⇒つみたてNISA(積立NISA)を始めるなら、おすすめの証券会社はココだ!手数料や投資信託の取扱数などで比較した「つみたてNISA」のおすすめ証券会社とは?
⇒「つみたてNISA」による資産の増え方や節税効果をシミュレーションした! 毎月1万円でも、投資先によって利益は100万円超、節税額は40万円超の差に!
(構成:肥後紀子)
ファイナンシャルリサーチ代表。AFP、1級ファイナンシャルプランニング技能士。クレジット会社勤務を3年間経て1989年4月に独立系FP会社に入社。1996年1月に独立し、現職。あらゆるマネー商品に精通し、わかりやすい解説に定評がある。主な著書に『あなたの毎月分配型投資信託がいよいよ危ない』『ジュニアNISA入門』(ダイヤモンド社)など多数。
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248本 | 無料 | 無料 | 1269本 | 0〜 0.5% |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
233本 | 無料 | 実質無料 | 1169本 | 0.73〜 1.1% |
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つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
150本 | 137〜2200円 (約定代金による) |
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つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
91本 | 実質無料 | − | 332本 | − |
【岡三オンラインの新NISA口座のおすすめポイント】 2024年1月4日以降、新NISA口座では、日本株の売買手数料が全額キャッシュバックされ、実質無料に(上限なし)。投資信託は従来から購入手数料が無料となる「ZEROファンドプログラム」を行っているため、一括購入、積立買付とも手数料が無料だ。投信積立については、1銘柄あたり毎月100円から。低コストの人気ファンドを数多く取りそろえている。ファンド選びに迷った場合は、各自のリスク許容度に合わせた銘柄と投資割合を提案する「投信ロボ」が心強い。また、投資信託の平均保有残高が1000万円以上(プラチナ)、3000万円以上(プレミアゼロ)の場合は、信用取引の手数料が優遇されたり、IPOの当選確率がアップするサービスも提供している。単元未満株の取引も可能で取扱銘柄数も多いが、売買手数料は約定代金2万円まで220円、3万円まで330円、10万円まで660円(すべて税込)などだ。 |
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つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
38本 | 無料 | − | 112本 | − |
【GMOクリック証券の新NISA口座のおすすめポイント】 新NISA口座なら日本株の売買手数料が無料! 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。「100円」から積立が可能なのも魅力。GMOクリック証券は、ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。新NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、新NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ! |
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■ウェルスナビ(WealthNavi) | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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ETF | ETF | |||
サービス手数料: 資産残高の0.693〜0.733%(年率・税込)※ |
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【ウェルスナビ(WealthNavi)の新NISA口座のおすすめポイント】 国内外のETFに分散投資をするロボアドバイザー「ウェルスナビ」はNISA口座にも対応。5つの質問に答えるだけで最適なポートフォリオを提案し、毎月自動的に積立投資をしてくれるので、初心者でも簡単に効率的な運用を実行できる。2024年からの新NISAなら、つみたて投資枠と成長投資枠の両方で資産を購入することで最大で年360万円まで投資可能! 運用コストとしては、一般的な証券会社のような売買手数料ではなく、資産残高に対して決まった割合のサービス利用料を負担する形なので要注意。また、楽天証券と提携した「ウェルスナビ×R」も提供している。その場合、楽天カードや楽天キャッシュを利用し、楽天ポイントを貯めたり、楽天ポイントを利用した購入・積立が可能となる。 ※ NISA口座に自動積立だけで入金した場合で試算した手数料。リスク許容度(ポートフォリオ)により異なる。また、各商品の値動きによりポートフォリオのバランスが崩れた場合は、手数料が表記の範囲を超えて変動する可能性がある。 |
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。※1 年会費無料のクレジットカードの場合。※2 1約定ごとプランで約定金額240万円までの売買手数料。 |